TODAWARABLOG

戸田蕨です。小説書いてます。よろしくお願いします。

「梅原猛の授業 仏教」から~人生に大切な仏教道徳4選!

先日「梅原猛の授業 仏教」という本を読みました。 日本における仏教の歴史ですとか 各宗派の成り立ち、仏教的なものの考え方などが大変わかりやすく紹介されておりまして 心に響く部分も多くもありましたので 今回はその中でも特に 「なるほど~…」 と思っ…

増え続けるゴミ屋敷…厳密すぎる「ゴミ出しルール」も、その一因となっているのでは?

最近、ゴミだらけになってしまった家や部屋…いわゆる「ゴミ屋敷」を清掃する業者さんの動画をよく見ているんですが 自宅をゴミ屋敷にしてしまう人のパターンって、ほんとうに様々で 心や体を病んでしまっているような人ばかりではなく 几帳面な人でも、外で…

水道や家まわりの修理は、結局、地元の業者に頼むのがベスト!

先日の朝 キッチンカウンターの前にある床のフローリングから ジワジワと水が滲み出しているのに気が付きました。 「!?」 キッチンのシンク下にある物入をあけ、奥を覗き込み 水道の蛇口に繋がっている金属管を見てみます。 蛇口をひねって水を出すと 管の…

「ミモザ」は黄色?ピンク色?「アカシアの花」は黄色?白?…「ミモザ」と「アカシア」をスッキリ分かりやすく説明します。

まだまだ寒さの残る早春ですが 街なかではちらほらと、ミモザの可愛い花が現れはじめています。 ところでこの花 「……ミモザだよね?」 ────と思うのですが 「アカシアだよ?」 「アカシアって、白い花じゃない?」 「いやでも、ミモザって本当はピンクでは……

読売新聞連載小説 柴崎友香さん「遠くまで歩く」の感想。

読売新聞の夕刊紙上にて連載されていた 柴崎友香さんの 「遠くまで歩く」が先日完結しました。 毎日楽しく読んでいましたので、その感想を書こうと思います。 お話の内容を簡単にご紹介しますと 以下のようになります。 ------------------ 時は2020年から20…

本の紹介「幸せはガンがくれた~心が治した12人の記録」…ガンを克服するには、患者自身のポジティブな心が何より重要!

先日、川竹文夫さんの本 「幸せはガンがくれた~心が治した12人の記録」を読んで かなりの衝撃を受けてしまいましたので その感想方々 内容のご紹介をしようと思います。 新装版 幸せはガンがくれた 心が治した12人の記録 作者:川竹 文夫 人間出版 Amazon 著…

うちのニャンコは「肩乗り猫」

うちのココ(生後11か月のトンキニーズ)は、まだ子猫でもあるせいか とんでもなく活発なお嬢なのですが 油断していると ビョン!と 背中や肩に飛び乗って来るので 思わず 「ビクッ!」 としてしまいます。 我が家のムスメ「ココ」(生後11か月)です。 今みたい…

春の味覚・フキノトウとノビルを摘んで食べてみました。

先日、実家に行った時 庭にフキノトウとノビルが生えていたので、家に持ち帰って食べてみました。 フキノトウは、スーパーのお惣菜で天ぷらになっているのを食べた事がありましたが ノビルの方を食べるのは、たぶん人生初です。 ノビル(野蒜) ヒガンバナ科ネ…

映画「枯れ葉(Fallen Leaves)」の感想~テンション低めな大人のラブコメディ

先日、黄金町のジャック&ベティで アキ・カウリスマキ監督の映画 「枯れ葉(Fallen Leaves)」を観てきました。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 内容(ごく簡単に) 独り暮らしの女性(40代くらい)アンサは、スーパーマーケットで働きながら 無味乾燥な毎…

お菓子の「落雁」は何故「落ちる」「雁」なのか。

鎌倉の豊島屋といえば鳩サブレ―で有名ですが 私はここの小鳩豆楽っていう落雁が大好き。 小さい鳩さん形の、きなこ味の落雁なのですが これがものっすごく美味しいんですよ。(口溶けホロホロ~) ところで ギモンなんですが 一般的に 米、豆、蕎麦、栗などの…

楽しいはずの仕事が何故、そろいもそろってブラック化してしまうのか。

小さい子供たちに、将来なりたい職業をたずねると 「ケーキ屋さん」 「保育園の先生」 「アイドル歌手」 「学校の先生」 と、夢のある答えが色々と返ってますよね。 ところが 気が付いてみると 昨今それらの職業が、かなりの割合で ブラック化してしまってい…

幽霊は決して「祟らない」!!そう断言できる理由。

みなさん 亡くなった人の魂が「祟る」ことってあると思いますか? 私は絶対に祟らないと確信しております。 幽霊みたいな 現在の科学ではまだ説明のつかない不思議な現象がある事自体は否定しません。 私自身がかなり信頼している人でも 「お化けみたいなも…

江戸の妾(めかけ)の悪徳商売~飽きた旦那にオネショ攻撃!?

先日、北村鮭彦さん(1920-1998)がお書きになった 「おもしろ大江戸生活百科」という本を読みました。 おもしろ大江戸生活百科 (新潮文庫) 作者:北村 鮭彦 新潮社 Amazon 江戸時代に関しての 知られているようで意外と知られていない知識が軽妙な文体で語られ…

映画「PERFECT DAYS」の感想~お金やドラマチックさが無くとも「なんか良い」生き方。

主演の役所広司さんが 第76回カンヌ国際映画祭で 最優秀男優賞を受賞されたことで話題の映画 「PERFECT DAYS」(監督 ヴィム・ヴェンダース)を観て来きました。 「幸せってなんだろう……」とか 「よき生き方とは……」などといった所について色々と考えさせられ…

冷凍のカニは解凍時に水がいっぱい出るから要注意!

年末年始の時期って カニを食べる機会が増えますよね。 冷凍のカニは、解凍時にかなりたくさん水が出ますので注意した方が良いですよ! これは 私自身がやらかしてしまった失敗談 なのですが…… スーパーとかで買ってきた冷凍状態のカニって 食べる時までに解…

小林一茶の猫の俳句と松浦佐用姫の悲恋伝説

岩波文庫の 「新訂 一茶俳句集」(丸山一彦校注)を読んでいたところ 可愛いらしい俳句を見つけましたので 今回はそれをご紹介しようと思います。 新訂 一茶俳句集 (岩波文庫) 作者:小林 一茶 岩波書店 Amazon その句は文化11(1814)年 小林一茶が52歳の時に詠…

三浦半島の景勝地~初冬の「小網代の森」に行ってきました。

今回は 都心や千葉埼玉方面から気軽に行ける三浦半島の景勝地 「小網代(こあじろ)の森」 をご紹介いたします。 三崎や城ケ島にほど近い住宅街の中なのに まるで尾瀬にでも行ったかのような 大自然の別天地が堪能できるんですよ。(^_^) 小網代の森というのは …

庭のモミの木を切ってクリスマスツリーにしました。

庭に長らく放置しておいた鉢植えのモミの木が、いつの間にか地面に根っこを生やし ニョキニョキ伸びて、大木になってしまいそうな気配だったので 切って クリスマスツリーにすることにしました。 このモミの木は、家を新築した十数年前に買ってきたもので 手…

子猫の避妊手術をしてきました。

先日、我が家のココ(生後8か月)の避妊手術を済ませてきました。 女の子の猫ちゃんワンちゃんを飼っている方には、同感していただけると思うのですが 女の子の避妊手術って、お腹をザックリ切らなきゃならないから、な~んか不安になるんですよねぇ……。 こち…

白かった猫の顔がだんだん黒くなってきた…シャム猫(サイアミーズ)遺伝子って不思議!

夏ごろまでは白かったココの顔が 12月、生後8か月になり 気づいてみたら いつの間にかグレーになっていました! 彼女はシャム猫系の トンキニーズという猫種で 顔や手足にグレーのポイントカラーが入る 「プラチナポイント」という毛色なのですが この 耳、…

「ゴジラー1.0」を観てきました。(その感想)

先日、上大岡のシネコンで 話題の映画「ゴジラ-1.0」を観てきました。 植物学者・牧野富太郎をモデルにした朝ドラ「らんまん」で おしどり夫妻を演じられていた神木隆之介さんと浜辺美波さんが、こちらでもコンビで出演されているという事で こりゃ~ぜひと…

カエルの手には水掻きが無い!?

先日、愛用の辞書「角川国語辞典」を眺めていましたところ 蟇蛙(ひきがえる)という語句の説明に 「あと足が短く水かきはない。」 と書いてあるのを発見し 「ヒキガエルって水掻きが無いの!?」と ビックリしてしまいました。 そこで ネット上でヒキガエルの…

読売新聞連載小説 木内昇さん「惣十郎浮世始末」の感想

読売新聞の朝刊で連載されていた 木内昇さんの時代小説 「惣十郎浮世始末」が完結しましたので 今回はそのご紹介と感想を書こうと思います。 毎日少しずつ進む小説欄を読むひとときが 「ずっとこのまま続けばよいのになぁ……」と 愛おしく思えてくるような と…

「Mockingbird Hill (モッキンバードヒル)」~懐かしく爽やかな小鳥鳴く丘の歌

初めてこの歌を聴いたのは幼少のころ。 NHKの「みんなの歌」で 1976(昭和51)年に放送された 上條恒彦さんによる 日本語版「モッキンバードヒル」(作詞 山元清多)でした。 木々の梢で鳥たちが鳴く、のどかな光景に そこはかとなく、郷愁が呼び起こされるよう…

芋虫みたいな謎花の正体がついに判明!~その名はイワダレソウ(岩垂草)

私は毎年秋になると 三浦に「松輪のサバ」を食べに行くのを恒例としているのですが 昨年の10月、その近くの海岸で ヘンテコリンな花を見つけてしまいました。 todawara.hatenablog.com その形状から 「ツクシっぽい」とか 「ワレモコウっぽい」とか 「蔓性」…

テーブルについた新聞のインク汚れは重曹で拭けばOK!

テーブルにつく汚れの中で 新聞のインク汚れって 地味ながら、結構厄介ですよねえ……。 我が家のダイニングテーブルは白木っぽい素材なので、気が付くと、表面がうーっすらインク汚れで黒ずんでしまって、汚さが目立っちゃうんですよ。 しかもこれが 普通に濡…

「息災(そくさい)」~息が災で、どうして「元気」なのか?

元気な事をあらわす 息災(そくさい)という言葉がありますよね。 「おじいさまは、ご息災でいらっしゃいますか?」 「私ども家族は、みな息災で過ごしております」 なんてふうに使ったりしますが ──── この息災っていう言葉 「息」が「災」で どうして「元気…

稲荷の「狐」八幡の「鳩」etc…日本の神様にお仕えする動物達を、わかりやすくお伝えします。

稲荷神社に狐とか 八幡宮に鳩など 日本の神様仏様の世界では 「使わしめ」「使い姫」「御先(みさき)」 などと呼ばれ 神様にお仕えしている様々な動物たちがいます。 という事で 今回は有名ドコロの代表的な「使わしめ」たちを なるべくわかりやすくご紹介し…

洗面ボウルの汚れ落としには「スチールたわし」が最強!

突然ですが 洗面ボウルの掃除って 皆さんどうされていますか? 洗面ボウルって 毎日きちんと拭き掃除していても 蝋みたいな汚れが落としきれないんですよねえ……。 石鹸と脂が混ざったような あの蝋みたいな汚れのせいで 本来ツルツルであるべきセラミックの…

普段使いの「美」を再発見!~柳宗悦「民藝とは何か」のご紹介と感想。

大正時代の終わりごろから昭和にかけての美術界で 民芸の素晴らしさというものを 世間に知らしめる 「民藝運動」 という一大ムーブメントがありました。 先日、その提唱者 柳宗悦(1889-1961)による 「民藝とは何か」 という本を読みましたので 今回は「民藝…