TODAWARABLOG

戸田蕨です。小説書いてます。よろしくお願いします。

2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

吉川英治には小説以外にも、素敵な詩歌がたくさんあるんですよ。

今回は 私が最も尊敬している小説家 吉川英治の作った詩歌 をご紹介いたします。 吉川英治と言えば 「宮本武蔵」や 「三国志」 「新・平家物語」などの 大河小説を書いた作家として有名ですが 彼の文芸創作への入口となったのは 幼い頃から親しんでいた俳句…

新渡戸稲造著「武士道」について~ルーズヴェルト大統領を動かした日露戦争終結の影の立役者!

今回は 明治32(1899)年にアメリカで出版され 世界中の人々に日本人の精神性を理解させる一助となった 新渡戸稲造(1862-1933)の名著 「武士道」 のご紹介をいたします。 新渡戸(にとべ)稲造 と言いますと 1984(昭和59)年から2007(平成19)年までの間 5千円札に…

ガラケーが相棒(バディ)にトランスフォーム!!カッコ良くて可愛い特撮ドラマ「ケータイ捜査官7」が大好きでした。

みなさんがお使いの携帯電話は スマートフォンですか?ガラケーですか? 私はずっと長い事ガラケーを使っていたのですが 去年2019年2月からスマートフォンに代えました。 スマホはほとんどパソコンのようで、非常に便利で助かっているのですが ガラケーも小…

「芸術とは何か!?」という問いに哲学者たちがズバリ答えます~マーカス・ウィークス著「毎日使える、必ず役立つ哲学」の感想とご紹介

今回は、作家で音楽家でもある マーカス・ウィークス氏が書いた 「毎日使える、必ず役立つ哲学」(矢羽野薫訳) という本のご紹介をいたします。 こちらの本は副題に 「教えてニーチェ、 なるほどソクラテス!」 とありますように 日常生活を送る中で、ふと感…

今どきのホットケーキの作り方は驚くほど手軽に進化しているんですね~ボウルも泡立て器も必要無いんです!

美味しそうなパンケーキの写真などを見ると 「ホットケーキ食べた~い!」 という気分になるけれど 「ホットケーキ作りって、後片付けが面倒くさいんだよなあ……」 と思って 断念してしまう事ってありませんか? 私はしょっちゅうあります。(^_^; 作ること自…

徳冨蘆花「不如帰」の薄幸のヒロイン、浪子さんの面影を求め、逗子を歩いてきました。

明治時代の大ベストセラー小説として、幾度となく舞台化、映画化されてきた、切ない悲恋の物語 徳冨蘆花(1868-1927)の 「不如帰」(ほととぎす) 「もう、もう、二度と女なんかに生れはしない……」 先日それを読み、案の定 「浪子さん、可哀想だぁ……」(´;ω;`)…

「直木三十五伝」~甥御さんが伝える文豪・直木三十五の素顔とその生涯

今回は、戦前のスター作家 直木三十五の生涯を 甥御さんにあたる元㈱テレビ東京社長 植村鞆音さんがお書きになった本 「直木三十五伝」の ご紹介をいたします。 直木三十五伝 (文春文庫) 作者:植村 鞆音 発売日: 2008/06/10 メディア: 文庫 その名の冠せられ…

ロシアンブルーのニャンコさんの一般的特徴をまとめてみました。

我が家のニャンコ、ミータは ロシアンブルーです。 ということで今回は ロシアンブルーの特徴 について 一般的に言われていること および 実際のところ、我が家のミータにはそれがあてはまっているのか? というところについて書いていこうかと思います。 12…

島崎藤村の「若菜集」から、「鶏」という詩をご紹介いたします。

以前、島崎藤村の詩のご紹介記事を書いた時に 「この詩が、ものすごくドラマチックで良いんですよぉぉ~!」 と言っておススメしたものの ブログに引用して載せるにはちょっと長すぎるかなあ? と思ったため タイトルだけのご紹介になってしまっていた 「鶏…

唐代の詩人、李益の「江南曲」にも出て来る中国伝統のサーファー「弄潮児」について

先日、私のスマートフォンに THE SURF NEWSというサイト発の 「中国の意外なサーフィン歴史が明らかに」 という情報が入って来ました。 それは イタリア人で中国のサーフィン代表チームのコーチも務めたことがある ニック・ザネラ氏が、中国の波乗りの歴史に…