TODAWARABLOG

戸田蕨です。小説書いてます。よろしくお願いします。

「人魚」って近頃は、普通に「職業」として認められてるらしいですよ。

長かった梅雨も明けて、いよいよ夏到来ですね。

 

と言えば海!

と言えば人魚!

──という事で

今回は

人魚について語らせていただきます。

 

f:id:TODAWARA:20190724153603j:plain

 

人魚といえば

若くて綺麗な女性

というイメージですが

 

私は昔から

人魚姫にだって

お父さんお爺さんはいるはず!

と思っておりました。

 

そこで

 

おとぎ話に描かれた

若くて綺麗な女性ばかりという

一面的な人魚社会ではなく

もっと現実に近い

老若男女が混在した人魚社会というものが見てみたい!

 

と思いネット上を調べてみましたところ ──

 

人魚を取り巻く世界は

私の想像を

はるかに超えていた!

 

── という事で

 

今回はそのあたりの所

驚きと共にご紹介させていただきます。

 

 

まず最初に

人魚世界に男性はいるのか?

という所について調べてみた所

 

人魚にも男性はいる!

という事が意外にもアッサリと判明いたしました。

 

女性人魚

「マーメイド mermaid」

に対して

 

男性人魚

「マーマン meman」

と呼ぶらしいです。

 

 

f:id:TODAWARA:20190724153707p:plain

 

 

 こちらのサイト「TABI LABO 」さんの

2016年の記事によりますと

 


 

昔から人魚のコスプレをして楽しんでいるマーマン達は結構いたらしいのですが

 

人魚を職業として選んだという

プロマーマンの先駆けになった

アメリカ人青年Chris O'Brockiさんの話題が出ております。

 

 

プロ人魚って何をするの!?

と疑問に思われるでしょうが

 

仕事内容は

イベントなどでプールで泳ぎながら人魚パフォーマンスをする事が中心だそうで

 

先駆けという事もあってChris O'Brockiさんは今や

知る人ぞ知る

人魚界のレジェンド的存在

になっているそうです。

 

 

f:id:TODAWARA:20190724170039j:plain

 

Chris さんに続け~とばかりに

 

「ぼくも私も人魚になりたい!」

という人のために

 

フィリピンには

「フィリピン・マーメイド・スイミング・アカデミー」という

 

人魚になるための学校

まであるんだそうですよ!

 

そこではどういった事を習うかと言うと

 

5段階に分けられたレベルによって

 

レベル1~2

ヒレをレンタルして着用

魅力的な決めポーズを学習して写真撮影

など

 

という気軽な所から始めて

 

レベル3

人魚泳法、レスキュー法、セルフレスキュー法の学習

マーメイディング理論の学習

などなど

 

レベル4

エンターテインメント性を突き詰めたパフォーマンストレーニン

グラマラスなマーメイディングスキル

などなどなどを習得し

 

レベル5

心肺蘇生法や応急処置の習得

などなどをクリアすると

 

IMSIA(インターナショナル・マーメイド・スイミング・インストラクターズ・アソシエーション)認定の人魚資格

 

1年間所持できるようになるそうです。

 

スゴイ!!

 

f:id:TODAWARA:20190724171046j:plain

 

───でも

たった1年……?

 

人魚資格の有効期限短っっ!!

 

 「TABI LABO 」さんにはこの他にも興味深い人魚情報がいっぱい。

(中には髭もじゃおじさん人魚の話題なんかも)

 

 

また

 

「Discovery Channel Japan」さんの

2018年2月26日の記事によりますと

 

ブラジルにはこの記事が書かれた時点で

 

プロアマ合わせて

なんと1000人以上もの人魚がいるそうです!

 

f:id:TODAWARA:20190724164856j:plain

 

Chris O'Brockiさんが先駆けとなって始めたプロ人魚という職業が

ほんの数年間で広く世間に認知されてきた

 

という事なのでしょうか……。

 

ちなみに

ブラジルにおけるプロ人魚のギャラ

 

陸で座って撮影されるというのが

時給35ポンド(5200円)

泳ぎが必要な仕事となると

時給50~75ポンド(7500円~1万1000円)

結構な高収入…という感じなのですが

 

───ただ

 

プロとしてやっていくにはやはり

必要経費に結構お金がかかるようで

 

尻尾コスチュームにちゃんとした品質の物を揃えるとなると

30万円近くはかかってくるそうです

 

 

ブラジルではプロ人魚以外にも

毎週人魚になりに海に行くという

マチュア人魚を楽しむライフスタイルが急増中!

 

 

f:id:TODAWARA:20190724171925j:plain

 

マチュア人魚の増加

溺れるなどの事故を頻発させかねず

 

ブラジルの政府機関は

注意喚起のキャンペーンを行っているそうな……。

 

 

一方こちらは


 

アメリカのシアトルで

 

「仕事を辞めて人魚としてやっていこう!」

 

と真剣に決意した女性のお話なのですが ───

 

シアトルにはこの女性以外にも

人魚生活を送っている人達が結構いて

 

秘密の人魚コミュニティを結成しているそうです。

 

そこに参加している方の中には

母親に

 

「私は人魚になる!」

と宣言したところが

 

「なにバカな事言ってるの!」

と猛反対に遭ってしまい

 

やめさせられそうになったのたけれども

 

あきらめず人魚として泳ぎ続け

 

子供のそんな姿を見ているうちに

親も次第に納得していった……

 

─── という方もいて

 

そんなエピソードが

ちょっと良い感じの話として載っています。

 

f:id:TODAWARA:20190724172816j:plain

娘の固い決意

 

いやぁ……

 

「人魚になる」って

もはや

 

「アイドルになる」とか「芸人になる」とかと同じようなレベルで語られちゃう事になっていたんですね。

 

全く知らなかったなぁ……。

 

まあ、でも

 

一度きりの人生ですからね。

 

誰にも迷惑のかからない事であれば

 

やりたいと思ったことは

やっちゃたもん勝ちだと思います。

 

自分が自分らしく

楽しくのびのびと過ごせるのなら

 

好きな事をやって生きるのが

一番幸せですよね!

 

 

f:id:TODAWARA:20190724163358j:plain

ちなみに日本の人魚はこんな感じで伝わっております。(かなりの美化あり)

 

 

 

関連記事のご案内

 

 

 「プロ人魚」がいるのなら「プロ河童」だっていたって良いじゃないか!!

todawara.hatenablog.com

 

ケルトの妖精話にも男性人魚は出てきます…が……。(^^;)

todawara.hatenablog.com

 

 

 こちらは私の小説になります。よろしくお願いいたします。

f:id:TODAWARA:20200618210353j:plain

 

台風スウェル

台風スウェル

 

 

f:id:TODAWARA:20200505115552j:plain