TODAWARABLOG

戸田蕨です。小説書いてます。よろしくお願いします。

古書店はとても有難い存在だけど、文豪の名作を100円で売られちゃったら現役作家にはたまりませんよね……。

古本屋さんって楽しいですよね。

 

店頭に積まれたお買い得本コーナーに、思わぬ掘り出し物を発見したり

 

ずーっと欲しいと思って探していながら

普通の書店では見つからなかったような本が

ビックリするくらい安い値段で売られていたり。

 

私も古本屋さんを覗くの、大好きです。

 

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昔の懐かしい本や

新品ではとても手が出せそうもない位に立派な画集だって

気軽に手に入れることが出来てしまう。

 

 古本屋さんって

 宝の山みたいなものだと思います。

 

たまに神田の古書店街などに行ったりすると

 ほとんど狩人のように

「うはうは」状態になってしまうのですが

 

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お宝探すどー!!!!

 

 あそこまでの大規模とはいかなくても

 

近所にある古本屋さんや

ふらっと立ち寄った街にある一軒の古本屋さんでも

思わぬ出会いがあるんじゃないかと

わくわくしてしまいます。

 

もちろん

 ブックオフも大好き。

 いつもお世話になっています。

 

 

私の手元にある本は、ほとんどが

それらの古書店で手に入れたものなのですが

 

古書店って

 

古い本や絶版本も置いてあるから

欲しい本が見つかりやすい

 

しかも

 

新品よりも格段に安く手に入れられるんですよね。

 

古今東西のそうそうたる文豪の作品も

偉大な哲学者の著書だって

100円とかで手に入っちゃう!

 

トルストイ

自販機のジュースよりも安い!(+_+;)

 

 

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……それは確かに

買い手としては有難い事ではあるんですけど……

 

……しかしながら、ですよ

 

今の時代

 出版不況だと言われて

 新しい本がなかなか売れていないじゃありませんか……?

 

……そりゃ~そうだと思いませんか?

 

だって

 

読んで絶対に損をすることのない

 確実に「当たり」だと保証をされている

 

 古典名作

人気作家のベストセラー書といったものが

 

 たったの100円で

手に入っちゃうんですよ?

 

(古典や名作は品質が保証されているばかりか、たとえ読んでツマラナイと思ったとしても、教養にはなるのでコストパフォーマンスは最強!)

 

 

それなのに

 

誰にも名前を知られていない新人作家

ハードカバーの本を

1000円以上で売ろうだなんて

 

そうとう難しい話だと思いませんか?

 (※私の本は250円の電子書籍ですけどね)

 

 

───おそらく今は

読書が好きという層のうち

かなりの割合の人が

 

古書店でしか本を買わなくなっているんじゃないでしょうか。

(それか図書館)

 

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ですから

 

これから本を売ろうとするなら

 

作家さんは

出版社の宣伝力に頼るだけじゃなく

自分自身でブログやSNSをやって

 

積極的に情報発信することは

 絶対に必要不可欠だと思います。

 

現役作家が100円の名作名著対抗するには

 

著者自身が読者様に

親しみを持っていただくしかない!

 

一介のkindle作家の私は

そんな風に思いますですよ。

 

 

 

 

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そんな風に厳しい状況ですから、出した本が売れない、小説が売れないというのも当然なんです。

todawara.hatenablog.com

 

 

 

 

こちらは私の本になります。よろしくお願いいたします。

台風スウェル

台風スウェル

 

 

 

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