夏休みですね。
夏休みと言えば
私なんかの中学高校時代にも
夏休み前までは真面目だった子が
新学期の始業式に
別人みたいに派手になって登校してきた!
─── なんて事がありましたが
今はどうなんでしょうね。
そういう子はその後
「不良」という目で見られるようになり
「どうせみんな、外見で判断するんだ~!」
なんて
悲しい気分になっちゃったりするのですが
ここで私はあえて言いたい。
「通りすがりの知らない人から外見で判断されるのはあたりまえ!」
世間ではよく
「外見で人を判断してはいけないよ」
と言われています。
それはまるで
正しい事であるかのように言われていますが
実の所
単なる建前の綺麗ごとにすぎません。
だって
その人の性格や生活背景なんて
通りすがりの人にはわかるわけがないのだから
判断材料は
パッと見の印象以外には無いわけです。
人は誰しも
身に降りかかる危険を恐れているのだから
怖そうな恰好をした人が
怖そうだと避けられるのは
当然の話です。
「人は見かけによらない」というケースも
確かにたまにはありますが
たいがいの場合は見かけによります。
「見るからに怪しい気配をプンプンさせているような人」は
かなりの高確率で
「実際に怪しい人」なんです!
「人を見かけで判断してはいけない」
などという建前を真に受けて
この辺の嗅覚をあえて無視しようとすると
思わぬ危険を招いてしまう恐れすらあります。
そもそも
人が何らかのファッションを身にまとう場合
そこには
「他の人からこんな風に見えてほしい」
という意識があると思います。
たとえば
夏休み中にグレてしまった少年少女にしてみても
不良っぽい姿で登校してくるのは
自分の変化に気付いてほしいから
なんだと思います。
ここで、だれも何の反応もしてくれず
先生も友達も完全スルーだったとしたら
無視されてるみたいで
かえって悲しくなっちゃうんじゃないですか?
だから
「不良みたいな恰好をしているから不良みたいに見られる」
というのは正しい形なんです。
それを
「不良みたいな格好してるからって不良だなんて思わないでっ!」
なんて言うのは無理な話。
人はたいがい見かけによるものだから
通りすがりの人から見かけだけで判断されるのは
仕方がない事なんです。
ただし
そういう前提があるからこそ
その思い込みを覆すような行動によって
「見かけによらないね!」
という事を強く印象づける時があるのです。
いかにも善人そうに見える人が良い事をやっても
当たり前みたいに思われるけど
もしその人が、ちょっとでも悪い事をしたら
たちまち
「見かけによらず悪い人!」
なんて言われちゃう。
その反対に
いかにも悪そうに見える人が少しでも良い事をすると
「見かけによらず良い人~!」って
評価が爆上がりしたりする。
─── なんかそう考えると
いかにも良い人そうに見えるって
損かも知れないですね……。
ですから
世間から眉を顰められるようなファッションがお好み
だという方は
なるべく
良い事をやるように心がけていれば
「見かけによらないね!」
というギャップ効果で
好感度が爆上がりするかもしれませんよ。
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