先日人魚について少し調べた際に
伝説上の存在だとばかり思われていた人魚が
海外では今やガチの職業として認識されつつあり
冗談でも何でもなく大真面目に
人魚として生きようとする方々が大勢いる事を知って
私は少なからず驚愕してしまったのですが
(その記事がコチラ)
それならば
我が国古来の川の精である
河童にも
もしや同じような動きがあるのではないか!?
私はそう目星をつけ
ワクワクドキドキ期待しながら
ネット上をあさって見たのでした。
「かっぱ」と入力して
検索して見ますよ~
(ワクワクドキドキ)
出て来るわ
出て来るわ
例の回転するお寿司屋さん情報がいっぱーい!
ちがーう!!
気を取り直し
今度はカタカナで
「カッパ」と入力し検索して見ます。
すると
雨合羽やイタリアのスポーツブランド「Kappa」なんぞの情報を従えながら
一番上に、頼もしきWikipediaの「河童」情報が出てきました!
が
今私が知りたいのは
河童に関する蘊蓄ではなく
「これからの人生を河童として生きていこう!」
と決心したような人がいるのかどうかなんですよね。
で
「河童になる」
「河童として生きていく」
「プロ河童」
などの語句で検索して見た結果
非常に残念な事に
河童に関しては
人魚近辺で盛り上がっていたような熱気はまるで感じられず
「河童になりたい!」
と強く願う人は
どうやら今のところ
ほとんどいないようだという
残念な事実が判明してしまいました……。
うーむ。
一体どうしてなんだろう……。
二本の脚を一本にまとめてしまう人魚コスプレよりは
河童コスプレの方がよほど動きやすそう&泳ぎやすそうだから
河童の方が人魚より
ずっと参入しやすいように思えるんですけれどねえ。
これはやっぱり
「人魚姫」といった
美女イメージのある人魚に対し
河童には
「相撲が好き」
「キュウリばっか食べてる」
「尻子玉を抜く」
なんていう行動パターンから
どうしても
悪戯小僧的な印象が強くなり
誰もが憧れるような
美的要素が無いせいなんでしょうか……。
いや、でも
ちょっと待ってください!!
「美人の河童」だって
ちゃんといるじゃありませんか。
「かっぱっぱ~るんぱっぱ~」
で知られた
黄桜のお色気美女河童ですよ!!
小島功さんが描いた女性河童
いいですよねぇ~。
白い肌に切れ長の目
しなやかで豊満な体つき
正統派の日本美人!!
あの美女河童に憧れる人は
結構いるんじゃないですか?
さすがにあれは全裸ですので
そのまま真似するには
問題があり過ぎますけれども
水着姿のあんな美女河童が川辺にいたら
なんか良い❤
って思いませんか?
清流の近くのあちこちにそんな
美女河童がいて
優しく微笑みながら
「冷やしキュウリ」かなんかを勧めてくれたら
日本人だけではなく外国人観光客にも大受けに受けて
世界中に
「河童になろう」ブームが
起きるかもしれません。
誰一人としてやっていない今こそ!
「プロの河童」として名乗りを上げれば
まさにパイオニアとして
男性プロ人魚のCris O`Brockiさんのように
世界中に名を轟かすことが出来るかもしれませんよ!
やはりここは
河童を人魚並みの存在に押し上げるために
「リトルマーメイド」のような
「わ~可愛い❤」
「わ~素敵❤」
と思わせる
イメージ戦略が必要なんじゃないでしょうか。
河童が登場する映画には
「河童」
原恵一監督の
水木しげるさん原作の
「河童の三平」
など
いずれも「しみじみと良い」と評判されている名作があります。
これからの映画界にはぜひ
美男美女の大人河童が出てくるロマンティックな恋愛映画をつくってもらい
誰もが
「河童になりたい!!」
と憧れるくらいにさせてほしいと願います。
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人魚はもはや、ガチで「職業」の一種となりました。
こちらは私の本になります。よろしくお願いいたします。