TODAWARABLOG

戸田蕨です。小説書いてます。よろしくお願いします。

健康診断の日に「朝から水を飲んじゃ駄目」などと言われると、夏などは特に脱水を引き起こす危険性があると思うのですが……

今日は午前中

年に1度の定期健康診断を受けに

検診センターに行ってきました。

 

例年

「検診の予約をしてください」

という通知が届くのが初夏なので

かつては6月あたりに受けるのを恒例としていたのですが

 

「検診当日は朝から何も飲食せずに来てください」

という検診センターからのお達しをしっかり守り

 

朝5時に起床した時から検診時間の11時までの間

水を一滴も飲まずにいた私は

 

検診時間を迎えるかなり前から

脱水による頭痛に悩まされ

 

朦朧としながらようやく検診を終え

家に帰ってからは

吐き気にも襲われてダウン。

 

 

f:id:TODAWARA:20191016165034j:plain

 

それがかれこれ3年前の事なのですが

その翌年には

 

やはり

朝から水を一滴も飲まずにいて

 

検診に出かけるかなり前の

朝9時ごろにはすでに脱水症状に見舞われ始め

頭痛と気持ち悪さに耐えきれなくなったので

 

梅干しやら味噌汁やら頭痛薬やらポカリスウェットやらを摂取しまくり

 

どうにかこうにか落ち着いたものの

「水すら飲んじゃいけないと言われていたのに、こんなに色々摂取してしまった後では正しい数値は望めまい」

と思い

 

検診センターに電話をして

検査を涼しい時期に延期してもらったのでした。

 

それからは

暑い時期の検診は避け

秋になって

充分に涼しくなってから受けるようにしています。

 

そしてそれからというもの

検診センターからの通知に

「水を飲むな」

と書いてあっても

水だけは飲むように心がけています。

 

だって

 

旦那さんが会社で受ける健康診断では

「水を飲むな」なんて

言われていないらしいんですよ!?

 

f:id:TODAWARA:20191016161016j:plain

ごくごく

 

 

検査の内容によって

(たとえば胃のX線検査や腹部エコー検査を受ける場合など)に

胃の中に何かが入っているのは駄目

というのは理由がわかるんですけれども

 

一般的な定期健康診断で

「朝から水を飲まないこと」

って

そうさせることに

明確な根拠があるんでしょうかね……?

 

血糖値に影響が出るから

絶食で行く必要性はわかるんですが

 

水分制限をしなくてはならない

理由がわかりません。

 

皆さんは健康診断で

脱水して具合悪くなったことってありませんか?

 

結構こういう人は多いんじゃないかと思うんですけれど……。

 

 

f:id:TODAWARA:20191016155619j:plain

 

 

ただ単に健康診断を受けるためだけに

脱水症状起こして具合が悪くなるなんて

本末転倒だなあと思います。

 

定期健診のような

一般的な健康診断の際に

 

実際の所

水は飲んでいいのか悪いのか

 

ネットで調べてみましたところ

 

「脱水が危険だ」

という理由で

「飲んで良し」としている医療機関が多かったです。

 

けれどもその場合にも

 

「検査の2時間前までコップ1杯だけ」

(2杯までとしているところもあり)

「それ以後は飲まないでね」

としている所が一番多かったです。

 

でも

 

量や時間の制限を特にしていない所もあったし

 

水だけではなく

お茶など糖分や脂肪分を含んでいない飲み物ならば大丈夫!

としている所もあるんですよね。

 

 

f:id:TODAWARA:20191016165716j:plain

水に関しては各所で結構まちまちです

 

こんなにまちまちだと

 

なぜ水分を控えなければならないのか

理由も必要性も全然わかりません。

 

 

人が夜寝ている間に失われる水分平均500㎖

 

熱帯夜で汗をいっぱいかく時などには

1ℓ以上になる時もあると言います。

 

朝起きた時

体は水分不足の状態です。

 

f:id:TODAWARA:20191016170430j:plain

かっさかさ!

それなのに

 

健康診断をひかえている時には

「水を飲んじゃ駄目」

と言われてしまうんです。

 

「飲んでもいいよ。検診2時間前までで、コップ1杯だけならね」

と言ってくれるところにしたって

コップ1杯なんて

せいぜい150~200㎖

 

どう考えても

夜間に不足した分を補うには

全然足りていません。

 

さらに人は

呼吸しているだけでも1日400㎖

(1時間あたり約17㎖)

発汗していなくても皮膚から1日600㎖

(1時間約あたり25㎖)

水を蒸発させているんです。

 

5時に起床して

検診時間が11時なら

 

もともと夜の間に500㎖失われている上に

ただ呼吸しているだけでも

42㎖✖6時間252㎖が失われる。

 

という事は

 

何も飲まずにいた場合は

752㎖

水分が不足してしまっているんです。

 

これが暑い日で

汗をダラダラ

かいたりしていたらなおの事。

 

 

f:id:TODAWARA:20191016160541j:plain

 

「水を1杯だけなら飲んで良いよ」

なんて言われて

200㎖やそこらの水を飲んだところで

 

まだまだ552㎖も不足しているんです。

 

 コレが550㎖ 

 

1人前のペットボトル1本分以上も足りない上に

 

検診センターまで出かけていく間にだって

真夏だったらどれだけ汗をかく事やら。

 

人間って

汗をひどくかく時には

 

1時間に1~2ℓも

かく事もあるらしいですよ。

 

検診センターに着くまでに

脱水症で倒れちゃう!!!!

 

 

f:id:TODAWARA:20191016155924j:plain

 

健康診断に行くだけなのに

なんでこんなに

命懸けになんなきゃならないの!?

 

 

検診前の水分制限にもし明確な理由や根拠がないのだとしたら

これはぜひとも撤廃してほしいです。

 

そして

「水かお茶なら飲んで良いよ」

と言われたとしても

 

その上

「塩分もOK」という事にしてもらえなければ

 

夏なんかは絶対に脱水してしまいます。

 

脱水してしまったら命の危険もあるし

 

そこまで重症にならなくとも

尿検査や血液検査だってうまくいかないのではないでしょうか。

 

 

医療機関の方々にはぜひこの件について

ご一考いただきたいと思います。

 

 

f:id:TODAWARA:20191016174536j:plain

 

 

 

 

 こちらは私の小説です。よろしくお願いいたします。

 

台風スウェル

台風スウェル

 



 

f:id:TODAWARA:20200505115552j:plain