どうしよう。
ブログに書くネタが浮かばない……
こうなったら、そうだなぁ
子供の頃にやった遊びについてでも書こうかな!
などと思ったのですが
小学生の時に友人達と熱中した「ゴム段」とか「チェーリング」とか
幼児の頃に三輪車をひっくり返して「焼き芋屋さん~」とか
その辺はすでに
他の方々のブログで書き尽くされてるんですよね……。
うーむ、さすれば一体、何を書くべきか……。(-""-)
それにしても
子供の遊びって不思議じゃありませんか?
誰に教えてもらったのか不明なのに
いつの間にか周り中に広まっていて
自分の周りの狭い範囲だけが知っている遊びなのかと思っていたら
意外と全国的な遊びだったりして……。
(※私が子供時代を過ごしたのは、千葉県の船橋市です)
三輪車をひっくり返した形の
どこをどう見たら「焼き芋屋さん」なのか、全然わからないけど
幼い時は、そういうもんだと納得してやってましたよねえ。
そんな事を考えながら、子供の頃に遊んだあれこれを思い出していた私の脳裏に
ふと、蘇ってきたのが
ブランコを使った鬼ごっこ的な遊び
「プレイブランコ」
です!
みなさん、コレ、やったことありますか?
必要なメンバーは
ブランコに乗って鬼のタッチから逃げる人と鬼役(それぞれ人数は適当)
ブランコの前後の地面に一本ずつ長い横線を引き
ブランコに乗っている子も鬼役の子もその線の内側には足を付けちゃ駄目というルールです。
鬼役の子が
「1、2、3、4、プレイブランコ!」
と声を掛けたら、ゲームが開始します。
これはかなりエキサイティングな遊びで
小学4年生ぐらいの時、昼の長い休み時間にしょっちゅうやっていた記憶があります。
鬼役の子は、単にブランコの前後から狙ってくるばかりではなく
ブランコの支柱に片手で掴まりながら、わきっちょから狙ってくるなどと言うのもアリなんです。
逃げる方も、普通にブランコに乗るやり方では、すぐにタッチされて負けになってしまいますから
(タッチされたら次回は鬼になる)
横向きにまたがって乗るのがほとんど基本みたいな感じで
さらには
座面を抱える形でお腹で乗る、なんていうのもアリでした。
(私は大概、お腹で乗ってました)
逃げる時も、鬼になった時も、頭の中では
地面に描いた枠線の内側には
人喰いワニがうようよいる!
みたいな想像を膨らませていました。
ブランコと言えば
私は小学校高学年の時に
公園のブランコで思いっきり立ち乗りをして
勢いをつけすぎたあまりに落下してしまい
しばらくトラウマになった事もあります。
乗り方によっては、非常に危険な事にもなりかねないので
気を付けないといけませんね。(^^;)
さて、このブランコという乗り物
日本では、かつて「鞦韆(しゅうせん)」(秋千)という
中国から入って来た呼び名で呼ばれていました。
これが「ブランコ」と呼ばれるようになったのは
江戸時代からだそうです。
語源は、ぶらーんとしている所から来ている
とか
ポルトガル語の「バランソ」(英語でのbalanceやswingの意味)が転じた
とか
色々な説があります。
ブランコには他にも
「ふらんど」とか「ゆさわり」などという呼び方もあるらしいです。
ふらふら、ゆさゆさするイメージから付けられたんですかねえ?
俳句などでは「ふらここ」という名で詠まれているのも、よく目にしますね。
フラ&ココ
なんだかハワイア~ンな響き……。(*^_^*)
そんな風に思うと
夏のイメージが湧いてきてしまうのですが
ブランコ(ふらここ)は
俳句では
春の季語だそうです。
ふらここや雨に濡れたる若楓 正岡子規
季節を問わず公園にあるブランコが
「春の季語」になっている、なんていうのも
何だか不思議な感じがしますよね。
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