植物関係の記事を書くときなど、
私もよく花言葉を引用しているのですが、
この「花言葉」
別に、公式認定機関のような所で付けられているわけではなく
昔からの言い習わしだとか
その植物のイメージなどから
色んな人によって、好き好きに付けられているんだそうです。
ルーツは19世紀初頭の西欧にあるようですが
新品種の植物が生まれるたびごとに、その花言葉も生まれるので、
花言葉は
現在もなお
日々ゾクゾクと増殖中
なのです。
ですから
こんな地味なものにも!?
って思うような雑草にも
余さず、ちゃんとつけられているし
花ばかりか
樹木や、果てはキノコまでにも
ことごとく「花言葉」が付けられています。
ちなみに
「共存共栄」
エリンギはというと ↓
「宇宙」!!!!
このぶんで行くと
食材に植物を使用している料理にも
花言葉によって
第2の意味合いが生じてしまうのは必定。
という事で
今回は
普段よく作るメニューの食材の花言葉
を調べあげ
図らずも料理に付けられてしまっている
第2の意味を
ここに浮かび上がらせてみようと思いました。
(暇なのか!!)
まずトップバッターは
みんな大好き
カレーライス
食材と花言葉は、以下のようになっています。
食材 花言葉
人参 幼い夢
玉ねぎ 不死
ジャガイモ 恩恵 慈愛 慈善
情け深い
ターメリック 乙女の香り
あなたの姿に酔いしれる
米 神聖
これにより
カレーライスの花言葉は、以下のようになりました。
「神聖な慈愛に満ちた乙女の香りは
永遠に死なない幼い夢」
わぁ~
なんか素敵~……。
神聖な慈愛に満ちた乙女の香り
とは、きっと
スパイシーなカレーの香り
の事なのでしょう。
永遠に死なない幼い夢……
それはつまり
カレーライスは、
いつの時代も子供に大人気!!(・∀・)
って事なのではないでしょうか。
お次は
カレーライスと材料がほとんど被っている
肉じゃが
この場合
食材に糸コンニャク(コンニャクの花言葉は柔軟)が加わり
ターメリックと米が除かれるので
「慈愛に満ちた幼い夢は、
死なない&柔軟」
という花言葉になります。
これはつまり───
子供たちが夢見るヒーローは
慈愛に満ちている上に、強くて死なない!
さらに体も結構柔らかい!
(身体能力が高いから)
って事なんじゃないでしょうか。
オトナ好きのするメニューの割には
意外なほど子供寄りの花言葉になりましたね~。
我が家の肉じゃがには
シイタケも入っているのですが
この場合
シイタケの花言葉は「疑い」なので
ところどころに「?」マークが挟まれることになり
「慈愛に満ちた幼い夢は、
死なないのか?
柔軟なのか?」
となります。
ヒーローの無敵さに「?」が付けられた分
ハラハラドキドキが
一層増した感じになりました。
「肉じゃが」にスリルは求めてないんですけどね……。
中華の定番
チンジャオロースーは
食材 花言葉
ピーマン 海の恵み 海の利益
タケノコ(竹) 節度 節操のある
ですので
花言葉は
「節度のある海の恵み」
と、なります。
海に関係するものなんて1コも無いのに
なぜこんなにも
オーシャンなイメージ……
そもそもピーマンの花言葉が
「海の恵み」なのが、
ちょっとワケわかんないですよね。
一応、理由としては
完熟した時に珊瑚のように赤くなるからとか
海外から渡来したからとか
海沿いの畑で育つからとか
諸説あるらしいのですが
ハッキリした所は不明です。
「節度のある海の恵み」──
なんか
キッチリした人魚姫って感じですね。
最後に
花言葉がどうなるかを
見てみましょう。
食材 花言葉
キュウリ 洒落
トマト 完成美 感謝
麦(麺) 富 繁栄
※キュウリの「洒落」は「駄洒落を言ったのは誰じゃ」みたいなシャレではなく、「洒落てる~」とか「オシャレ~」のシャレです。
以上の事を総合すると
「リッチでお洒落な完成美」
となります。
冷やし中華、ずいぶんと
セレブ~!!な感じですね。
というか
麺とかパンとか、麦製の物は全部「富・繁栄」だから
ラーメンだろうがハンバーガーだろうが
その辺はみんな、セレブイメージになっちゃうんですよね……。
「リッチでお洒落な完成美」
イメージとしてはこんな感じでしょうか ↓
う~ん
オシャレですね!!
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