スリッパが駄目になるたびに
毎度思っている事なのですが
裏面が黒いスリッパって
わりとすぐに
裏がボロボロになりますよね。
(-_-;)
私が今、ルームシューズ代わりに履いているスリッパも
買ってまだ2か月も経っていないのですが
早くも裏面が
こんな風になってしまいました……
これも毎度の事なのですが
掃除の最中に
床に黒い物体がパラパラ散らばっているのを発見して
スリッパ裏面の劣化に気付かされるというパターンです。
100均で買った裏黒のスリッパが脆いという事は学習済みだったのですが
ドラッグストアで買ってきたコチラも
600円くらいしたけど
やっぱり脆かった……。
値段に関わらず
スリッパの黒いビニールの裏面というのは
脆いものなのか?
それとも
1000円もしない
安いスリッパだから
こんなにも脆いのか……?
トイレで使っているスリッパ(もう少しお高い物)は何年たっても大丈夫なところを見ると
やっぱり
値段と質とは比例しているのでしょうか?
それとも
使用頻度の違いなのでしょうか?(・_・;)
いずれにせよ
ルームシューズとして常時使用するには
裏が黒いビニールになっている安スリッパは
あまりにも脆過ぎて不向きだと言えるでしょう。
剥がれ落ちた黒ビニールが床に散らばって、ホント、掃除に困ります。
ところで
スリッパの語源は
英語のslipperで
スリップするようにスルッと履けるからスリッパーなんだそうですよ。
これを「スリップルス」(上沓)という名で日本に最初に伝えたのは
江戸末期にやって来たドイツ人医師
シーボルトだと言われています。
福沢諭吉の著書「西洋衣食住」でも
当時西洋で使われていたslippersが
「スリップルス」として紹介されているそうです。
(ただし、当時西洋で使われていたslippersは、こんな感じの ↓ かなり靴っぽい形の物でした)
現在のスリッパの原型を最初に作ったのは
明治時代に東京の八重洲で仕立て職人をしていた
徳野利三郎さんという人で
スリッパは、左右の区別が無い新式の草履としてうまれました。
当時、西洋人が座敷の中に土足であがろうとするトラブルが絶えなかったため
その防止策として編み出されたんだそうです。
なので
現在世界中で広く使われている
スリッパの元祖は
日本にあったんですよ。
(意外ですよね!)
現在、日本でのスリッパの生産は
「かほくスリッパ」として、ブランドになっているそうです。
ピカピカに光っとる〜!!
河北町は昔から
草履の一大産地だった所で
昭和40年ごろから草履からスリッパへと移行していき
昭和50年代には
日本一のスリッパ生産地になったんだそうですよ。
使用頻度の高い、ルームシューズ代わりとしてのスリッパを求めるなら
100均とかドラッグストアで買うよりも
こういう所できちんと作られている
高品質な物の方が良いのかもしれませんねぇ……。
関連記事のご案内
ウレタン底の靴も劣化しやすいので注意が必要です。
こちらは私の本になります。よろしくお願いいたします。