TODAWARABLOG

戸田蕨です。小説書いてます。よろしくお願いします。

成田に亀!羽田に犬!新千歳には鹿の群れ!?〜空港にずいずい侵入してくるアニマルたち。

さきごろ(2021年9月24日)

 

成田空港のA滑走路をカメ(ミドリガメ)がヒョコヒョコ歩いているのが発見され

 

滑走路を10分間にわたり閉鎖させてしまう騒ぎとなったのですが

 

このとき

離陸待ちとなってしまった飛行機が

 

那覇行きの全日空

ウミガメ塗装の

「フライングホヌ」であったため

 

あたかも

「カメさんがカメさんに足止めされてる」

ような状態となり

ちょっとした話題になりました。

 

All Nippon Airways Airbus A380-841 F-WWSH

 

その飛行機に搭乗していた全日空のCAさんは

 

「カメの飛行機に乗っている時にカメに出会うなんて思わなかったです。お客さんもクルーも和やかな雰囲気でした♡」

 

と語り

 

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滑走路を歩くカメを、いち早く見つけて管制官に報告した日本航空副操縦士さんは

 

「鶴がシンボルマークの日本航空副操縦士としては、カメは縁起がいい動物だと思っていますが、滑走路に侵入することはなくなってほしいです」

 

と語っていたそうです。

 

JAL Logo

 

───そんな感じの

ホンワカしたムードすら漂うニュースだったのですが

 

いやしかし……

事故に繋がらなくてホント良かったですよねぇ~。(^^;)

 

このカメさん

滑走路脇にある調整池から来たのでは?

とみられているのですが

 

その後、NHKのスタッフがこの調整池を取材してみたところ

案の定

カメがうようよ繁殖していることがわかってしまったそうです。

 

これまで成田空港でカメが見つかるケースは

年間通して1、2件……というところだったのですが

 

2021年度はすでに4件も相次いでいる

とのことで

 

池と滑走路の間にフェンスを設置するなど、早急の対策が待たれる所ですねえ。

 

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このカメさんほど、話題にはならなかったのですが

実はその後の10月13日

 

同じA滑走路で

タヌキとおぼしき小動物の死骸が発見され

 

A滑走路は1時間38分にわたって閉鎖されています……。

 

到着機のパイロットが発見したとの事なのですが

 

すでにバラバラの状態になっていたとか……

 

なんともいたましい話です……。(T_T)

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このような

空港敷地内への動物の侵入

実は世界中で問題になっています。(-_-;)

 

 

※こちらは滑走路にクマ侵入の記事 

todawara.hatenablog.com

 

 

大都会TOKYOにある

羽田空港でも

それは起こっています───

 

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2016年5月11日

 

野良犬とおぼしきワンちゃん達が

いっぺんに4匹も侵入してしまい

大捕物になったことがありました。

 

そのおかげで

約20便もの飛行機の離発着に影響が出てしまったそうで……。

 

羽田空港って

高さ3メートル以上の赤外線センサー付きのフェンスで囲ってあって

各ゲートには警備員さんが、がっちりガードを固めているのに

 

いったい、この犬さんたちがどのようにして入り込んでしまったのか

経緯はなんだそうです。

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忍者顔負け!

 

羽田空港

 

2021年9月22日には

新整備場地区にある日本航空のメンテナンスセンターに

野生のサルが出現しております。

 

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このおサルさん

どうやら、1カ月くらい前から

都内各地で目撃情報が相次いでいたみたいです。

 

8月23日には

羽田空港から約30キロほど離れた

板橋区で目撃されていたそうで

 

北区品川区でも、民家の屋根の上を元気いっぱい走り回っている姿が確認されていたそうです。

(そして空港で、ついにお縄になってしまった……と……)

 

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旅情漂う北の玄関口

新千歳空港では

 

キタキツネエゾシカが現れることがあります。

(いかにも北海道の大自然って感じですねぇ~)

 

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キタキツネ

可愛らしいので、遭遇したら思わずテンションがあがってしまいそうなんですが

 

2006年2月には

滑走路に侵入したキタキツネが

飛行機に跳ねられて死んでしまう、という可哀想な事故が起きています……。

 

 

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一方

エゾシカさんたちはと言うと

 

2015年3月3日には

7頭もの大集団をなして滑走路や誘導路上などに侵入してしまい

 

除雪車など車両9台がかりで

約7時間もかけて追い出し作戦がとられる、という騒動がありました。

 

日付をまたいだ午前2時半ごろ

ようやくすべての鹿を追い出したのを確認し

ホッとしたのもつかの間

 

明け方5時ごろ

またしても5頭が侵入しているのが発見され

 

今度は4時間がかり

北側のゲートから追い出したんだそうです……。

 

いやはや……

……お疲れさまでした。(・_・;)

 

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空港の敷地は

高さ約2メートルのフェンスで囲まれているのですが

フェンスが破られた形跡は見つかっておらず

 

彼らがどうやって入って来たのか

侵入経路は不明とのこと……。

 

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多分こうやって「ピョーン」と入って来たんじゃないかと思いますが……



その後

フェンスに加え

侵入防止用のネットを追加するという対策がとられたのですが

 

2019年9月29日

 

またしても

滑走路に鹿が侵入。

 

車両で追いかけまわし、追い出すことに成功。

 

2021年3月9日

 

またまた

2頭が滑走路に侵入。

 

滑走路を閉鎖して鹿の追い出し作業をしました。

 

 

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どちらの時も

 

2本ある滑走路のうち、1本は使用できたため

大きなトラブルなどはなかったのですが

 

一部、搭乗手続きなどに遅れが出たそうです。

 

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「……鹿!?」



鹿のジャンプ力をもってすると

 

2mのフェンスは、いささか低過ぎるのかもしれませんねぇ……。

(羽田のフェンスだって3m以上はありますし……)

 

それにしても

ネットまでも突破されてしまうとは。

 

イタチごっこが続きますねえ……。

(鹿だけど)

 

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関連記事のご案内

 

アラスカでは空港に熊が出現し、飛行機にシャケがぶつかってくる!?

todawara.hatenablog.com

 

 

 

こちらは私の本になります。よろしくお願いいたします。

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