ここしばらく、かなり長い事
ブログ記事を更新できない状態でおりましたが
実は、この春
我が家の一人っ子(大学生)が
学校近くの町で一人暮らしを始めるため
家を出て行くことになり
母親である私は
すっかり
寂しさに捉われてしまって
空の巣症候群に
なっておりました。(T_T)
空の巣症候群(からのすしょうこうぐん)とは
子どもが家を出たり結婚したりしたときに、多くの両親が感じる憂うつで不安になる苦しみの一般的な概念を表す言葉である 。
Wikipediaより引用
子育ての目標というのは
子供がちゃんと
一人で立って生きられるようにすること
私はそう思っておりますので
一人暮らしというのは
自分で身の回りのことを出来るようになるための
絶好のチャンス
ですから
本来なら、むしろ
喜んで送り出してあげるべき
……だというのは
理性では重々承知している所なのですが
一方で
生れて以来
絶えず、ずーっと身近にいて
健やかでいるか
お腹が空いてやしないか
などと
常に心配りをしていた存在が
自分の手元を離れて行ってしまう
もしかしたら
もう二度と一緒に暮らす日はないかもしれない
というのは
感情の部分で
どうしても揺さぶられてしまう所がありまして……(T_T)
子供が小さかったころのあれやこれやなどを思い出して、ついつい感傷的な気分になってしまい
3月、4月は
ともすると涙を流してばかりいました。
(子供の前では、なるたけ我慢していましたが)
昔大ヒットした曲で
芦谷雁之助さんの
「娘よ」
っていう歌がありましたけど
あれの
「♪ 嫁に行く日が 来なけりゃいいと
おとこ親なら 誰でも思う」
という心境そのものでして
私なんかも
子供が小さくて可愛らしかったころなんかは特に
この子が大きくなって手元を離れるようになったら
さぞかし寂しく思っちゃうだろうな……
なんて思って
その来るべき時を
漠然と恐れているような所も正直、あったんですよね……。
それにしても
子供が「子供」でいるのって
本当に短い期間だったなあと思います。
小さくて可愛らしい時っていうのは
目も手も離せない、大変な時だったりもして
早く大きくなって
私を解放して欲しい!
なんて事を思ったりもしていたのですが
一方では
いつまでもそばにいて欲しい
と思っているなんて
親心の矛盾ですよね……。(^^;)
テンテコマイだった幼年時代は
その渦中にいる間には長く感じられましたが
それに比べると
中学高校の6年間は
瞬間的に過ぎて行ってしまったような気がします。
小学校の6年間と同じ期間とは思えないくらいの、光のような速さで
中学に入ったと思ったら
アッと言う間に高校卒業
もっとも
受験の時期なんかは
なかなか大変ではありましたが
我が子の場合は
どっぷりコロナ禍の中の高校生活で
文化祭も体育祭も縮小
修学旅行も中止
という有様でしたので
余計に高校時代が薄かったような気もします。
新生活に一抹の不安は抱えつつも、希望に胸膨らませているであろう子供に対し
親がメソメソしていてばかりでは申し訳ないな……
と思っていたんですけど
アパート決めやら
家具家電を揃えるやら
色々と忙しく立ち働いているうちに
なんとなく覚悟が出来たというか
次第に気持ちも落ち着いてきました。
ちゃんと食事がとれるかな……
ゴミ出しはきちんとできるかな……
そんなふうに
不安を数えあげればきりが無いのですが
ここはもう
子供を信じるしかないでしょう。
君はきっと
お母さんが思う以上にシッカリしてる。
がんばれ。
お母さんはもう大丈夫だから。
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