小説をお書きになっている皆さん、
執筆中に
「ど~にもこ~にも気が散って集中できないっ!」
って事ありませんか?
(私はしょっちゅうです)
ただ今、2冊目の本を刊行すべく
書き上げた長編小説の推敲作業をしているのですが
飽きるわ気が散るわで
なかなか思うように進みません。(;・∀・)
さて
このように、執筆作業に身が入らない時。
気持ちを原稿に向けるため
気分アゲアゲ剤として即効性を発揮するのは
何といっても音楽ですよね。(^_-)-☆
皆さんもきっと、
ここぞという時の1曲をお持ちなのではないかと思います。
私にも原稿書きに倦んだ時
「こんな事じゃイカン!これを聴いて理想の作家像を瞼に描かねば!」
と、頼っている1曲があります。
それは、私が大好きな杉真理さんの曲で
その名もズバリ
「小説家と結ばれる方法」
という名曲です。
この曲は1987年に発売されたアルバム
「HAVE A HOT DAY!」(夏気分全開の名盤!)
に収録されているのですが
杉真理さんファンで小説書きの方は
おそらくほぼ全員が
この曲を聴きながら執筆した経験を
お持ちなのではないでしょうか?
私にとっても
この曲に出て来る小説家は
こういう小説家でありたい!
という、
理想像だったりします。
Jenny
won't you come along with me?
君を主人公に
長編小説を書いているんだ
伝染したストッキング
脱ぎ捨てたら君は
そのまま泳ぎ出す
最初のシーンさ
歌は
主人公の男性小説家が
愛しのジェニー嬢にこのように語り掛ける所から始まっています。
ストッキングを脱ぎ捨ててそのまま泳ぎ出す───
ずいぶんと大胆でセクシーなシーンですが
小説家とジェニーは恐らく、
ほぼ両想い確定か、すでに恋人同士なのでしょう。
片想いの段階でこれをやってしまうと、
たぶん……いや、間違いなく、ドン引きされると思います。(^^;)
I write a story, story of summer
とびきりイカすタイトル
I write a story, story of lovers
「小説家と結ばれる方法」
小説のタイトルに関しても
恋人に対しても
自信満々!
ソコが素敵な所です。
I write a story, story of summer
夏が終わるころには
I write a story, story of lovers
必ずベストセラーさ
必ずベストセラー!
必ずベストセラー!
必ずベストセラー!
必ずベストセラー!
そんな事をサラッと言ってしまえる彼が眩し過ぎる!
一度でいいから
私もそのような事を言ってみたいものです。
自然な出会いの後
食事を楽しんで
粋なあらすじと
華麗な恋のとき
モデルと小説家は
親密になるものさ
モデルと小説家は
実は、物語によっては
険悪になるケースも多いのですが……
そんな
ネガティブな事は
考えない!
本を書き上げたら
浮かぶヨットの上
愛を語ろう
君の物語に
誰もがときめいて
胸躍らせるのを
思い浮かべて
I write a story, story of summer
世界一長いラブレター
I write a story, story of lovers
「小説家と結ばれる方法」
ああ~
この甘~い感じがたまらなく大好きです。
小説が世界一長いラブレターになるなんて、
なんて素敵な
発想なんでしょう。(#^^#)
真夏の太陽のように明るくて
アイスクリームのように可愛くて
ロマンティックな
ラブコメ映画を見ているような気分です。
「小説家」って言うと
神経質で気難しくて、
いつも眉間に皺を寄せているようなイメージも強いですが
ここに出て来る小説家みたいに
創作も人生も
「楽しい~!」
って謳歌できたら素敵ですよね。
元々「好きだ」「楽しい」と思う所から始めた創作ですから
その「好きだ」「楽しい」という気持ち
なるべくずっと維持していきたいものですね。
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こちらは私の本になります。よろしくお願いいたします。