言葉について
近ごろは 赤ちゃんの名づけも ますます自由度が高くなってきました。 子供の名前だけに限らず SNSなどでは 自分の別名を持つこともありますし 自作の漫画や小説などの キャラクター名を考えたりなど 名前を付ける機会って 以前よりぐんと増えましたよね。 実…
暑~い夏 寒〜い冬 近ごろなんだか、気候が極端になって来たような感じのするこのニッポンで 暮らしに欠かせないのが、クーラーなどの 空調設備。 最近は ジャケットと扇風機が一体化した 空調服なんてものも 大分普及してきましたよね。 さてこの 「空調」…
水をジャーっと注ぐ道具として 「じょうろ」というものと 「じょうご」というものがありますよね。 大変に似通った、非常にまぎらわしい名前をしているこの二つの道具。 「じょうろ」と「じょうご」は一体何がどう違うのでしょう? 今回はその辺の所を わか…
先日、日本画の巨匠 鏑木清方(1878-1972)の随筆集 「明治の東京」(岩波文庫刊)を読みました。 その中にちょっと面白い事が書いてありましたので 今回はそれをご紹介したいと思います。 この本の中の 「明治の東京語」という章に こんなエピソードが披露され…
まだまだ寒さの残る早春ですが 街なかではちらほらと、ミモザの可愛い花が現れはじめています。 ところでこの花 「……ミモザだよね?」 ────と思うのですが 「アカシアだよ?」 「アカシアって、白い花じゃない?」 「いやでも、ミモザって本当はピンクでは……
鎌倉の豊島屋といえば鳩サブレ―で有名ですが 私はここの小鳩豆楽っていう落雁が大好き。 小さい鳩さん形の、きなこ味の落雁なのですが これがものっすごく美味しいんですよ。(口溶けホロホロ~) ところで ギモンなんですが 一般的に 米、豆、蕎麦、栗などの…
元気な事をあらわす 息災(そくさい)という言葉がありますよね。 「おじいさまは、ご息災でいらっしゃいますか?」 「私ども家族は、みな息災で過ごしております」 なんてふうに使ったりしますが ──── この息災っていう言葉 「息」が「災」で どうして「元気…
稲荷神社に狐とか 八幡宮に鳩など 日本の神様仏様の世界では 「使わしめ」「使い姫」「御先(みさき)」 などと呼ばれ 神様にお仕えしている様々な動物たちがいます。 という事で 今回は有名ドコロの代表的な「使わしめ」たちを なるべくわかりやすくご紹介し…
このまま生き残れるか!? それとも 滅びてしまうのか!? そんなピンチの瀬戸際にある時のことを 「危急存亡の秋(とき)」 と言いますが この場合の「とき」って 春や夏や冬の場合だってあるだろうのに どうしてワザワザ「秋」と書かれるのでしょうね? この…
「忍法」という言葉を初めて使ったのは吉川英治である ────という説は 今ではWikipediaをはじめ多くの所で語られ 広く知られている事ではありますが 今回は吉川英治大ファンの私がその辺のところを もうちょっと詳しくお伝えしたいと思います。 講談社刊の「…
甲子園球場の「甲子」だとか 戊辰戦争の「戊辰」だとか 日本の地理や歴史においては それが「造られた年」や 事件が「起こった年」を表すのに 干支(かんし)というものが使われる事が良くありますよね。 ※ 阪神甲子園球場が造られた 1924(大正13)年は甲子(き…
他人の気を引くために色目を使う事を 「秋波(しゅうは)を送る」 と言ったりしますが いったい全体 どうして「秋の波」が「色目」って事になっちゃったんでしょうね? 「秋波」というのは、もともとは字の通り 気候爽やかな秋の澄み切った水波 の事だったので…
「馬です。 いささか納得できないことがあります。 どこの誰だかわからない人の事を ちょっと馬鹿にしたような感じで 『馬の骨』 って言うじゃないですか」 「たとえば そんなどこの馬の骨とも知らない奴に 大事な娘をやれるか~!! とか」 「これがどうし…
夏から秋にかけて花を咲かせる 秋海棠(シュウカイドウ)という植物があります。 たいへんに可憐で美しい花なのですが この植物 断腸花(ダンチョウカ)なんていう別名を持っているんですよ。 断腸って……。(*_*) 字面だけ見ると なんだか切腹みたいな感じがして …
都市伝説ってありますよね。 「こんな話があるんだってよ」(; ・`д・´) といって語られる 本当か嘘かよくわからないような噂話……。 東京ディズニーランドの「ホーンテッドマンション」の中には、本物の幽霊が混じっているんだって! とか 井の頭公園のボートに…
アナウンサーってスゴイですよね。 どんなに言いづらい言葉だって、ニュースを伝える時には、よどみなくスラスラと読みあげることが出来るんですから。 「マサチューセッツ州で手術中」 なんて 私だったら到底噛まずに言える自信ありません。 アナウンサーの…
商売が繁盛してガッポガッポもうかる時のことを 「かき入れ時」 と言いますが この「かき入れ」という言葉にあてる漢字を 「掻き入れ」 だと思っている人は非常に多いんじゃないかと思います。 たとえば、こんな風に 落ちているお金や宝石とかを、熊手かなん…
鷹の仲間の猛禽で ミサゴ(鶚)という鳥がいます。 タカ目ミサゴ科ミサゴ属 英語では「オスプレイ」 海岸や川辺などの水辺に棲息し 水面を低く飛び回りながら獲物を探します。 肉食性で 特に魚を好むところから またの名を ウオタカ(魚鷹) とも呼ばれている…
パーラーって聞くと みなさん、何を思い浮かべますか? 私なんかはまず 喫茶店って思うんですけど 美容院を思い浮かべる人も 結構多いかもしれませんね。 もしくは パチンコ屋とか。 喫茶店、美容院、パチンコ屋 それぞれ 全くイメージが違う にも関わらず …
「愛想が無くそっけない」という意味の 「にべもない」 という言葉がありますが この「にべ」というのは実は 鰾(にべ)というお魚のことなんですよ。 「にべもない」態度 ニベ スズキ目スズキ亜藻目ニベ科の 鰾(ニベ)は 東北沖以南や東シナ海などの近海の泥底…
映画やドラマなどを観て、感動のあまり 「もう、号泣~!」 ───っていう人 近ごろ結構見かけますが これ、もし 「うわーん!」 と声をあげて泣いていないのなら これを「号泣」と言ってしまうのは 間違いです。 「号泣」に使われている 「号」という字は 訓…
昨今 公的に広く認められている認識に異を唱えるような見解について 「陰謀論」 という言われ方をすることが、よくありますよね。 「陰謀論」と言われている見解の中で どれが真実で どれが荒唐無稽な空想話なのか 私には全くわかりませんけれど ただ ここ最…
月下氷人という言葉があります。 なんとなくロマンチックな響きが感じられる言葉ですが 月下氷人って みなさん どんな人だと思いますか? 月の下に咲く 月下美人の花みたいな どこか神秘的な雰囲気の漂う人……? たとえば こんなイメージとか……? な~んて思…
じゃんけんにおける 「石」「紙」「ハサミ」みたいに 三者それぞれに得意、および苦手とする相手がいて、身動きが取れなくなってしまう状態 ─── これを 「三すくみ」 と言います。 そして 古来より「三すくみ」として良く語られていますのが カエル・蛇・ナ…
さきほど国語辞書を眺めていて 「風聞き草」(かぜききぐさ) という名前の植物と 「風知り草」(かぜしりぐさ) という名前の植物がある事を知りました。 「風聞き草」に「風知り草」 ──なんだかロマンチックな名前ですねえ。 こんな素敵な名前を持つ草って 一…
男前っていう言葉がありますよね。 意味としては 男性に対して 格好いいとかハンサムとかイケメンとか男らしい!───といった感じの。 ところで この「前」って一体なんなんだろう? って気になったことありませんか? 男前という言葉の語源 には 歌舞伎に由…
「椰子の木」 と一口に申しましても その種類には ココヤシとかナツメヤシとかトックリヤシとか さまざまなものがあるのですが 中でも 非常に紛らわしく間違えやすいのが ビロウ と ビンロウ この二つなのではないかと思います。 ということで 今回は 大変に…
超ド級〜!! という時の 「ド」 これ、漢字では 「弩」 と書きます。(「超弩級」) 弩(ど)というのは 本来 何をあらわしている言葉なのかと言いますと 「いしゆみ」「おおゆみ」と呼ばれる 飛び道具系の武器 ── 現代では 「クロスボウ」とか「ボーガン」な…
草書体がわかるようになりたい! 掛け軸や色紙なんかにニョロニョロ書きつけられた謎の文字を すらすらと読み下せるようになりたい! 最近、そう思い立って独学で草書や変体仮名の勉強をしているのですが なかなかどうして これが 一筋縄ではいかないんです…
今朝の読売新聞で 「近ごろヌン活が大人気」 という記事が出ていました。 「ヌン活」(ぬんかつ)とは何ぞや? とお思いになられる方も多いと思いますが どうやら アフタヌーンティーの事を言うみたいです。 ※アフタヌーンティーとは……イギリス上流階級発祥の…