TODAWARABLOG

戸田蕨です。小説書いてます。よろしくお願いします。

2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

作品に普遍性を持たせるためには「真善美」について自分なりの考えを深める事が大切だと思う。

普段、ぼや~っとしている私ではありますが 時折、ふとした拍子に 「文学のあるべき姿とは!?」 みたいなモードに入ってしまう時があります。 今回の私はそんな 「文学モード」に入っていますので 文学について 「これが重要だ!」 と気づいたことについて…

猫に筋トレさせるなんて難し過ぎる~ニャンコの下肢筋肉の衰えを回復させたい!

今年の3月に急な下痢と嘔吐から脱水を引き起こし 危うく死の淵まで彷徨いながらも 奇跡的に復活した我が家のミータ。 それから4か月余りたった今 一見したところ、 以前と同様の元気を取り戻しているかに見えるのですが 実はいまだに 後ろ脚に力が入らず ほ…

新感覚派の感覚には、正直ついていけない部分がある~横光利一「上海」のご紹介。

今回は 大正時代末期から昭和20年代初頭にかけて活躍し 川端康成と共に新感覚派と呼ばれた作家 横光利一の「上海」 のご紹介をいたします。 内容はざっくり言うとこんな感じ。 -------- 時は1925年(大正14年) 舞台は日本や欧米列強の植民地となって…

暑いこんな季節だからこそ、キリッと涼しそうな「粋だねぇ~」という概念をぜひとも復活させたいっ!

いよいよ暑い夏がやってまいりました。 気温の上昇とベタベタした湿気のせいで意識が朦朧となってしまいそうなのですがこんな不快な暑さの中 少しでもピリッと爽やかなものを求めたい! そこでふと思い浮かんだのが 「粋」という概念 です。 江戸時代から戦…

アラン「幸福論」を読んで思った事~幸福のカギって外的要因よりも、いかに「楽観主義」でいられるかという所にあるのかも。

今回はフランスの哲学者であり思想家 そして教育者であった アラン(1868~1951)の著書 「幸福論」のご紹介をいたします。 どうしようもなく悲しい 気分が晴れない イライラする…… そんな精神状態の時 人は往々にして 他人の言動のせいだ とか 運命のせいだ …

横浜上大岡・大賀の郷のひまわり畑に行ってきました。

(※こちらは2019年7月26日の記事です) 昨日私は 梅雨明けの青空の元 横浜市港南区上大岡にあります 「大賀の郷3万本のひまわり畑」 に行ってきました。 横浜市民でありながら私がここの存在を知ったのは 実は、つい昨年の事なのですが このひまわり畑、毎年作…

パスタを茹でるのはフライパンでも意外と大丈夫!

スパゲティとかパスタとかって 美味しいし、意外と経済的だし あんまり凝ったのを作ろうと思わなければ 手軽に作って食べられるし とっても有難い存在ですよね! ───ただ パスタ料理を作る際に、ほんのちょっと 面倒くさいな…と思ってしまうのが 茹でるため…

「人魚」って近頃は、普通に「職業」として認められてるらしいですよ。

長かった梅雨も明けて、いよいよ夏到来ですね。 夏と言えば海! 海と言えば人魚! ──という事で 今回は 人魚について語らせていただきます。 人魚といえば 若くて綺麗な女性 というイメージですが 私は昔から 人魚姫にだって お父さんやお爺さんはいるはず!…

トルストイ「人生論」を読んで思った事~理念は立派だけど一般人にはハードル高過ぎる。

今回はロシアの文豪 レフ・トルストイ(1828-1910)の著書 「人生論」(1889年刊)のご紹介をいたします。 ロシアの文豪トルストイ!と聞くと 条件反射的に 「取っ付きにくそう!!」 なんて思われてしまう向きもあるかもしれませんが 親しみやすく、面白い作品…

「流行だから好き」っていう人と「流行だから嫌い」っていう人がいますよね。

世の中には大まかに分けて 流行り物が好きなタイプと 流行り物が嫌いなタイプ 二種類の人がいますよね。 私はどちらかと言うと ─── というか もうハッキリと 「流行り物が嫌い」なタイプに属しています。 広告なんかではよく 「売上ナンバーワン!」 とか 「…

猫のトイレの砂~色々と種類があり過ぎて迷ってしまう。

こんにちは。糖尿になって以来とみに尿量が多くなってしまったミータです。 今回は、猫用のトイレの砂について語らせていただきます。 猫砂って 一昔前までは本当に「砂」でしたよね。 でも今って ペットショップはもちろんドラッグストアとか大型スーパーで…

家事の大変さや大切さ…やらない人にはなかなかわかってもらえないですよね。

最近、私のスマートホンでネットを見ていると 頻繁に表示されてくる漫画があります。 利用者の趣味嗜好に合わせて表示してくる こういうのって 追跡型広告 っていうらしいのですが この漫画の場合 過去の私の閲覧履歴から 「こんなのどう?」と勧めてきてい…

埋蔵金を発見してしまった時に知っておきたい、夢もロマンもすっかり消し飛ぶ法律知識。

先日 「コツコツとマイルを貯めた甲斐あって、ついにJALの国際線ファーストクラスに乗ったよ!」 という方のレポートブログを読みました。 何となく想像はしていたけれど ファーストクラスって 夢のような贅沢さですね!! チェックインカウンターにはレ…

猫って意外と、水に濡れるの好きだったりしますよね。

ざぶーん! 「うわぁーい、海だー!いやっほーい!サイコーッ!」 「夏は水遊びが気持ちいいねーっ! お散歩タイムで波打ち際を駆け回るこんな時には、 犬に生まれてきて良かったー!って 心底実感するよ!」 ばしゃばしゃばしゃ。 「その点、猫はつまんない…

自分を苦しめるようなプライドは「誇り」や「矜持」じゃなく、ただの「見栄」。

これは、私が日頃愛読しているブログの主さんの事なのですが 普段すごく面白い人なのに 時々ものすごいネガティブ思考に襲われてしまうみたいで 読んでいて ちょっと心配になってしまいました。 私からしてみたら あんなに面白い文章が書けるなんて あなた、…

スコット・フィッツジェラルド「華麗なるギャツビー」~打算だけの人間関係って虚しすぎる…。

今回は、アメリカの作家 スコット・フィッツジェラルド(1896-1940)の代表作 「華麗なるギャツビー」(野崎孝訳) のご紹介をいたします。 -------- あらすじ ニューヨークの海岸沿いに大豪邸を構え 週末ごとにド派手なパーティーを開いて 大勢の有名人…

うちの猫は存在そのものが全部可愛い!

うちには現在8歳になるロシアンブルーの雄猫ミータがいます。 昨年の夏から糖尿病になってしまい 今は朝晩インシュリンのお世話になっているのですが 人間で言えばアラフィフのおじさんですから 生活習慣病もぽつぽつ出て来るお年頃ではありますよね……。 つ…

ビニール傘を盗まれるのは絶対に嫌!盗まれないためにもういっその事……。

雨の日に 不特定多数の人が出入りするところなんかで 傘立てにビニール傘を突っ込んでおいたりすると 帰る時になって 「あれ? 私の傘が無い!」 なんて事が、ままありますよね。 ビニール傘って 普通の傘よりも 圧倒的に盗まれる率が高い! 経験上、私はそ…

万葉集にある変な歌~本当にこんな解釈で合っているのか、専門家の人にぜひとも解説していただきたいです。

「令和」という元号の出典となった事もあり 最近、とみに注目を浴びている 「万葉集」 万葉集に描かれた美しき日本の姿 というような本も 次々に出版されていますが 数多くの歌が収録されている中には 一体なぜ どのような意図があって このような歌を選んだ…

パイロット気分に浸りながらコックピットに宿泊できるホテルがあるらしい。

(※こちらは2019年7月12日の記事です) 先日、私のスマートフォンに こんなニュースが飛び込んでまいりました。 羽田エクセルホテル東急(所在地羽田空港)では 2019年12月に開業15周年を迎えるにあたり 2019年7月から ボーイング737-800の フライトシミュレータ…

情報の洪水に晒されている現代人は、昔の人よりも物事を深く考えなくなっているかもしれない。

昔の人が書いた本を読んでいて ものの見方や考え方に 「なるほどな~」って感心した後 それを書いた時の著者の年齢を調べてみると 「えっ! この人がこれを書いた時って こんなに若い時だったの?」 と、ビックリしてしまう時があります。 松尾芭蕉が「おく…

簡潔で絶妙な文章で恐怖を表現!~「童話ってホントは残酷」という本のご紹介

今回は、文学博士三浦佑之先生監修 「童話ってホントは残酷」という本のご紹介をいたします。 グリム童話などを始めとして 「童話って本当はこんなに怖い話だったんだよ~」 というような事を紹介した本や漫画は 現在、いろんな出版社からわんさか出版されて…

猫好きミュージシャン・山田稔明さん

今日は GOMES THE HITMANの ボーカリストにして ソロミュージシャンとしても活躍しておられる 山田稔明さんについて 語らせていただきます。 杉真理さんの大ファンである私は GOMES THE HITMAN というバンド名だけは 杉さん関連として知っていたのですが い…

島崎藤村の詩にうっとり

せわしない日々を送りながら 心が 「ふっ」 と、安らぎを求めるとき。 そんな時には 島崎藤村の詩をおすすめします。 まだあげ初めし前髪の 林檎のもとに見えしとき 前にさしたる花櫛の 花ある君と思ひけり 「初恋」 「破戒」「夜明け前」などを書いた小説家…

「他人に使われる事の嫌さ」について、つくづく考えてみました。

私は他人に使われることが嫌いです。 私ばかりではなく たいがいの人は、きっとそうですよね。 なにごとも 自分からやりたいと思ってやることは苦にならない。 むしろ 楽しかったりするものだけれども 他人から 「やれ」 なんて言われると 途端に苦痛に感じ…

夏の旅行中、庭の鉢植えを干からびさせないために、こんな給水法もありますよ。

私は散歩が大好きです。 街をぶらぶら歩いていると、よそのお宅で咲いている季節の草花に心がなごみます。 せわしない日々の生活も、季節を彩る植物を目にすると、ホッと安らぐ気がしますよね。 土いじりやガーデニングなどは全く不得手な上、ズボラな性格の…

善意でやってあげていたことが当たり前の事とみなされ、いつの間にか義務にされてしまう件

家庭でも仕事でも 学生さんだったら 部活動や友達関係でも 当初は良かれと思って善意で 「やってあげて」いた事が いつの間にか 「当たりまえ」みたいな扱いをされて全く感謝されなくなり そのうち 「それってあなたの仕事でしょ」 なんて まるで義務みたい…