TODAWARABLOG

戸田蕨です。小説書いてます。よろしくお願いします。

猫の下肢の筋力アップのため「アデホス」を与え続けて約50日が経過しました~若干筋力が付いてきたような気がします。

約7か月ほど前の3月の後半

思わぬ大病をして

2週間の入院&寝たきり生活の末

どうにか死地から回復したミータ

(8歳10か月、雄のロシアンブルー、糖尿病歴1年2か月)

 

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現在の彼は、ほぼ以前通りの元気を取り戻しているのですが

長い寝たきり生活の余波のせいか

 

下半身の筋力が

すっかり衰えてしまいました。

 

歩けば腰から下がヨロヨロしているし

ダッシュする事もジャンプする事も全く出来なくなってしまったので

 

筋力をつけるため

主治医の先生から

アデホス

という血流改善の薬を提案されました。

 

白い顆粒のその薬を毎朝1包

「ちゅーる」に混ぜて食べさせ続け

50日弱が経過しました。

(49日です。なんだか半端ですみません)

 

 

薬が効いてくれたおかげなのか

それとも

単に大病から回復して時間が経過したためなのか

 

見た目は明らかにふっくらとしてきました。

(体重はほとんど変わらず5㎏弱のままなのですが、フワッとしてきたように感じるのは、冬が近づいてきたせいでしょうか?)

 

 

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階段を上る時も、これまでの

「よっこらしょ、どっこいしょ」

というリズムから

「よいしょ、よいしょ」

に変わり

 

ほんのわずかですが

力強さを増してきたような気がします。

 

ミータは

2階にある洗面台で蛇口の水を飲むのが大好きで

私が2階に行こうとすると

すぐに

「洗面所で水飲む!」

とばかりに

後を追いかけて階段を上って来るのですが

 

それが1日に何回もあるので

彼にとっては良い筋トレになっているような気がします。

 

前回ブログに書いた25日経過時点での後脚の印象は

元気な時の55%くらいといった感じだったのですが

 

今は70%くらいまでには回復しているように見えます。

 

 

todawara.hatenablog.com

 

 

ただ

やっぱり歩く時には若干ヨロけているし

ダッシュやジャンプはまだまだ無理って感じです。

 

腿が薄いから

座ると後脚はこんな感じで

ヘチャッとしちゃうんですよね。。。

 

 

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主治医の先生にこの薬を勧めていただいた時には

これを飲ませれば、すぐにでも筋肉ムキムキになっちゃうかのように期待してしまったのですが

長い目で見ないといけませんね。。。

 

かなり元気になり、体力もついてきたので

糖尿病のインシュリンの量を若干増やし

今は朝3単位夕方3単位注射しています。

 

 

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ところで。

 

ニャンコ可愛さの余り

我々飼い主はついつい油断してしまいがちなのですが

 

 

猫災は忘れたころにやって来る

 

 

用心のため

爪はマメに切っておいた方が良いですよ!

 

私は昨日

かなり気に入っている一張羅のチュニックブラウス

ミータにビャーッ!と引き裂かれてしまいました。(涙)

 

あんなに可愛い顔をしているのに

どうしてあんな

悪魔のような爪をしているのでしょうね。

 

 

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これからニットの季節がやってきます。

 

お気に入りのマフラーやセーターを

台無しにされないように

 

ニャンコさんの爪には気を付けましょうね。

 

 

 

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 こちらは私の小説本です。

よろしくお願いします。

 

恋多き才女がどうしても書き残しておきたかった、若き日の美しい恋の思い出「和泉式部日記」

今回は

平安時代中期の女流歌人

和泉式部による恋物語

和泉式部日記」のご紹介をさせていただきます。

 

--------

和泉式部日記」

あらすじ

 

恋人だった為尊(ためたか)親王が26歳という若さで亡くなってしまった後

和泉式部は傷心と追憶の日々を送っていた。

 

そんな彼女の元に

故為尊親王の同母弟である

敦道(あつみち)親王がモーションを掛けてきた。

 

 

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最初のうちはお互いに

軽い感じの恋の駆け引き

 

けれども

いつしか二人の心は深く通じ合うようになっていった。

 

恋の噂の絶えない彼女に

敦道親王が疑心暗鬼になったり。。。

 

そんな彼の誤解に対して

和泉式部が悲しい気持ちになったり。。。

 

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われ一人 想ふ想ひは 甲斐もなし

同じ心に 君もあらなん

 

(私一人だけがあなたを想っているばかりでは甲斐がない

同じようにあなたにも私を想ってほしいのです)

 

君は君 我は我とも 隔てねば

心ごころに あらむものかは

 

(あなた様はあなた様 わたくしはわたくしなどと

区別などしてはおりませんもの

別々の心であろうはずがありませんわ)

 

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そうこうしているうちに

やがて敦道親王が言い出した。

 

「こんなまどろっこしい思いはもう嫌だ。もういっそのこと、私の所に引っ越してきなさい」

 

 

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それに対して和泉式部

 

「そうしたいのは山々ですが、宮仕えなんて今までしたことが無いから不安です」

 

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あな恋し 今も見てしか 山がつの

垣ほに咲ける 大和撫子

 

(ああ、恋しい。今すぐにでも会いたい。

山里人の垣根に咲いている大和撫子のように可憐なあなた)


 

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月の明るい冬の夜

ついに敦道親王

彼女を家から連れ出した。

 

そして

 

そのまま自分の屋敷に住まわせたのだった

 

だが

そのことで

 

親王の正妻(北の方)はついに堪忍袋の緒が切れてしまった。

 

「もうイヤ!私はこの家を出て、姉(東宮の女御)の所に行きます!」

 

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彼女はそう言い残し

屋敷を出て行ってしまったのだった。

 

       おしまい

 

 

--------

 

なんてこったい~

 

敦道親王

妻帯者だったとは!!

 

ただ、彼に代わって言い訳をするならば

 

この時、彼と北の方(藤原済時の娘)との間はすでに冷めきっていたようなんです。

 

この物語は

和泉式部日記という題名ではあるものの

日記という形式では書かれておらず

三者から眺めているような視点で

歌物語のように書かれています。

 

この後

敦道親王和泉式部の間には岩蔵宮(出家して永覚と名乗る)という男の子が生まれ

ラブラブ幸せ生活を送っていたのですが

 

ほどなくして

 

敦道親王は27歳という若さで亡くなってしまいます。

 

 

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ひたすらに別れし人のいかなれば 胸にとまれる心地のみする

 

 

この物語は

敦道親王の想い出を風化させないために

彼の死後それほど年を経ない間に

和泉式部自身の手によって書かれたものなのではないか

と言われています。

(※作者は別人とする説もあり)

 

 

和泉式部という人は

三十六歌仙に入るほどの優れた歌人である上に

当時から

美人で恋多き女として評判だったようです。

 

 

物語の中でも

 

彼女は常に敦道親王から

「他にも付き合ってる男がいっぱいいるんだろう!」

と疑われ

 

そのたびに

「そんなの酷い誤解だわ!」

と嘆いたり弁解したりしています。

 

 

実際の所

 

この時の和泉式部には

橘道貞(みちさだ)という

レッキとした夫がいたんです。

(彼女の「和泉式部」という女房名は、夫の道貞が「和泉守」だった所から付けられています)

 

 

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道貞との間には、小式部内侍という可愛い一人娘まで生まれているのですが

この当時、夫婦仲は完全に冷え切っていました。

 

 

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夫婦仲が破綻した原因

和泉式部為尊親王(敦道親王の兄)との恋愛に走ったせいだとか

道貞が別の女性に心移りしたせいだとか言われています。

 

ちなみにこの為尊親王

大変なプレーボーイだったようで

 

「疫病が流行しているにもかかわらず新中納言だとか和泉式部だとか、女の所なんかにフラフラ通い歩いているから病死してしまったのだ」

 

「栄華物語」に書かれてしまっています。

 

 

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和泉式部にはそれ以外にも

源雅通、源道済藤原道綱などといった

ボーイフレンド達がいたらしい事が知られています。

 

 

橘道貞と離婚し

恋人の敦道親王にも先立たれてしまった和泉式部

 

その後

32歳くらいになってから

 

紫式部赤染衛門などの才女たちと一緒に

藤原道長の娘彰子(一条天皇中宮)に仕える事になります。

 

 

ちなみに

紫式部和泉式部はと言うと。。。

和泉式部にはちょっと感心しない面(恋愛面?)もあるんだけど、彼女の和歌のセンスはまぁまぁ良いですよ」

 

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暗きより暗き道にぞ入りぬべき 遥かに照らせ山の端の月

 

 

39歳くらいの時

道長の家司をしている

藤原保昌(やすまさ)と結婚します。

 

この保昌という人

道長の家来のうちで四天王と呼ばれるくらい文武両道に優れた人

 

「今昔物語」や

宇治拾遺物語」には

盗賊すらも彼の隙の無さには恐れをなしてしまった!

という

カッコ良い逸話が残っています。

 

 

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若い頃からたくさんの恋愛経験を積み

男性を見る目の肥えまくっていた和泉式部

 

最終的に

大当たりの伴侶を得て

モテ女の面目躍如

といった所ですかね。

 

 

和泉式部日記―現代語訳付き (角川ソフィア文庫)

和泉式部日記―現代語訳付き (角川ソフィア文庫)

 

 

 

 

 

こちらは私の小説です。よろしくお願いいたします。

 

 

天界に住む神様たちも寿命には逆らえないようです~天人たちの末期の際に現れる「天人五衰」という5つの徴候のこと

仏教の世界では

悟りを開いていない存在は皆

天道 人間道 餓鬼道 

修羅道 畜生道 地獄道 

という六道

生まれ変わり死に変わり

永遠に輪廻転生し続ける

ということになっています。

 

 

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まあ、それはおいといて……

 

その六道

最上位にある天道

というのは

神様たちが住む天国のような所なのですが

 

ここに住む神様たちも

 

死後には輪廻のループに投げ込まれ

次にはどこに生まれ変わるかわからない。

 

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そういう点では我々人間と同じ

という話をこちらの記事でチラッとご紹介したのですが

 

 

todawara.hatenablog.com

 

 

今回は

その天道の神様たち

 

ちょっと弱ってきたという時に現れる

5つの兆し

及び

いよいよ死んでしまいそうという時に現れる5つの兆し

 

いわゆる

天人五衰

 (てんにんごすい)

についてお話させていただきます。

 

天道にいる神様、天人、天女といった人たちは

前世でものすごく良い事をしたためにここに生まれてきています。

 

ここは

快楽に満ち溢れた楽しく平和な世界

彼らは音楽を演奏したり

花を降らせたり

空を飛びまわったり

神通力を使いこなしたりと

 

いつも幸せに暮らしていて

苦しみというものはありません。

 

 

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彼らの寿命は

数百年から数千年以上

とてつもなく長く

人間からしてみたら永遠の命のように見えるのですが

 

悟りを開いた存在ではないので

彼らをもってしても

 

死を逃れる事や

輪廻のループから外れる事は出来ないのです。

 

そんな天道の住人たちが

調子が悪くなった時に現れる兆し

というのが

以下の5つです。

 

1.楽しい声が出ない

(心が沈みがちになるのかも)

2.体の輝きが無くなる

(オーラが無くなるという感じでしょうか)

3.沐浴した時に、水が体に着く

(肌がカサついてくると水を弾かなくなりますよね)

4.見る物にことごとく執着する

(ことごとく、は困りますね)

5.しょっちゅう瞬きをするようになる

(ドライアイみたいですね)

 

 

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ただし

これらは「軽い五衰」というもので

良い事を行えば

ちゃんと元どおりに戻るそうです。

 

 

次にご紹介するのは

いよいよ寿命が近づいてきてしまった時に現れるという

本格的にヤバイ5つの兆し

です。

 

 

1.頭の上の花や冠がしぼむ

(取り換えはきかないものなんですね)

2.衣が垢で汚れてくる

(天人でも垢が出るんですね。。。)

3.脇の下から汗がダラダラ流れだす

(天人でも脇汗をかくんですね。。。)

4.体が汚れて臭くなる

(あーあー。。。)

5.天界での生活が嫌になって来る

(どうしちゃったんでしょう。。。)

 

 

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こういう兆しが出て来ると

神様や天人天女と言えども

もう助からないんだそうです。

 

さらに気の毒な事には

 

この五衰の苦しみは

なんと

地獄の苦しみの

16倍に相当

するんだそうです!!

 

 

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この五衰

現象だけを見れば

それほど大したことでもなさそうに思われますが

 

天道の人々というのは

悟りの境地にまでは達していない人々なので

 

これまでずっと完璧で

誰からも

「スゴ~イ!」

「素敵ぃぃ!」

と言われ続けてきた自分が

 

見る影もなく劣化してしまい

 

他の天人たちから避けられたり

見下されるようになることに

 

プライドとか自意識

なんてものが

ズタボロに傷ついてしまう

 

そんな

精神的ダメージの部分が

かなり大きいのかもしれないですね。

 

そんなふうに考えると

 

最後の最後までずっと

苦労に揉まれることなく

精神を鍛える機会もなく

ぬくぬくと生きてこられてしまう

天人人生というのも

 

良いんだか

悪いんだか

って感じがしてしまいますね。。。

 

 

 

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転んだり起きたりできる方がいいのかも。

 

 

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ペンギン5さい!

 

 

 

 

 

 

こちらは私の小説です。よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

健康診断の日に「朝から水を飲んじゃ駄目」などと言われると、夏などは特に脱水を引き起こす危険性があると思うのですが。。。

今日は午前中

年に1度の定期健康診断を受けに

検診センターに行ってきました。

 

例年

「検診の予約をしてください」

という通知が届くのが初夏なので

かつては6月あたりに受けるのを恒例としていたのですが

 

「検診当日は朝から何も飲食せずに来てください」

という検診センターからのお達しをしっかり守り

 

朝5時に起床した時から検診時間の11時までの間

水を一滴も飲まずにいた私は

 

検診時間を迎えるかなり前から

脱水による頭痛に悩まされ

 

朦朧としながらようやく検診を終え

家に帰ってからは

吐き気にも襲われてダウン。

 

 

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それがかれこれ3年前の事なのですが

その翌年には

 

やはり

朝から水を一滴も飲まずにいて

 

検診に出かけるかなり前の

朝9時ごろにはすでに脱水症状に見舞われ始め

頭痛と気持ち悪さに耐えきれなくなったので

 

梅干しやら味噌汁やら頭痛薬やらポカリスウェットやらを摂取しまくり

 

どうにかこうにか落ち着いたものの

「水すら飲んじゃいけないと言われていたのに、こんなに色々摂取してしまった後では正しい数値は望めまい」

と思い

 

検診センターに電話をして

検査を涼しい時期に延期してもらったのでした。

 

それからは

暑い時期の検診は避け

秋になって

充分に涼しくなってから受けるようにしています。

 

そしてそれからというもの

検診センターからの通知に

「水を飲むな」

と書いてあっても

水だけは飲むように心がけています。

 

だって

 

旦那さんが会社で受ける健康診断では

「水を飲むな」なんて

言われていないらしいんですよ。

 

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ごくごく

 

 

検査の内容によって

(たとえば胃のX線検査や腹部エコー検査を受ける場合など)に

胃の中に何かが入っているのは駄目

というのは理由がわかるんですけれども

 

一般的な定期健康診断で

「朝から水を飲まないこと」

って

そうさせることに

明確な根拠があるんでしょうかね。。。?

 

血糖値に影響が出るから

絶食で行く必要性はわかるんですが

 

水分制限をしなくてはならない

理由がわかりません。

 

皆さんは健康診断で

脱水して具合悪くなったことってありませんか?

 

結構こういう人は多いんじゃないかと思うんですけれど。。。

 

 

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ただ単に健康診断を受けるためだけに

脱水症状起こして具合が悪くなるなんて

本末転倒だなあと思います。

 

定期健診のような

一般的な健康診断の際に

 

実際の所

水は飲んでいいのか悪いのか

 

ネットで調べてみましたところ

 

「脱水が危険だ」

という理由で

「飲んで良し」としている医療機関が多かったです。

 

けれどもその場合にも

 

「検査の2時間前までコップ1杯だけ」

(2杯までとしているところもあり)

「それ以後は飲まないでね」

としている所が一番多かったです。

 

でも

 

量や時間の制限を特にしていない所もあったし

 

水だけではなく

お茶など糖分や脂肪分を含んでいない飲み物ならば大丈夫!

としている所もあるんですよね。

 

 

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水に関しては各所で結構まちまちです

 

こんなにまちまちだと

 

なぜ水分を控えなければならないのか

理由も必要性も全然わかりません。

 

 

人が夜寝ている間に失われる水分平均500ml

熱帯夜で汗をいっぱいかく時などには

1ℓ以上になる時もあると言います。

 

朝起きた時

体は水分不足の状態です。

 

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かっさかさ!

 

でも健康診断をひかえている時には

「水を飲んじゃ駄目」

と言われてしまうんです。

 

「飲んでもいいよ。検診2時間前までで、コップ1杯だけならね」

と言ってくれるところにしたって

コップ1杯なんて

せいぜい150~200ml

 

どう考えても

夜間に不足した分を補うには

全然足りていません。

 

さらに人は

呼吸しているだけでも1日400ml

(1時間あたり約17ml)

発汗していなくても皮膚から1日600ml

(1時間約あたり25ml)

水を蒸発させているんです。

 

5時に起床して検診時間が11時なら

もともと夜の間に500ml失われている上に

ただ呼吸しているだけでも

42ml✖6時間で252mlが失われる。

 

という事は

 

何も飲まずにいた場合は

752ml

水分が不足してしまっているんです。

 

これが暑い日で

汗をダラダラ

かいたりしていたらなおの事。

 

 

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「水を1杯だけなら飲んで良いよ」

なんて言われて

200mlやそこらの水を飲んだところで

 

まだまだ552mlも不足しているんです。

 

1人前のペットボトル1.5本分も足りない上に

 

検診センターまで出かけていく間にだって

真夏だったらどれだけ汗をかく事やら。

 

人間って

汗をひどくかく時には

 

1時間に1~2ℓも

かく事もあるらしいですよ。

 

検診センターに着くまでに

脱水症で倒れちゃう!!!!

 

 

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健康診断に行くだけなのに

なんでこんなに

命懸けになんなきゃならないの!!

 

 

検診前の水分制限にもし明確な理由や根拠がないのだとしたら

これはぜひとも撤廃してほしいです。

 

そして

「水かお茶なら飲んで良いよ」

と言われたとしても

その上

「塩分もOK」という事にしてもらえなければ

 

夏なんかは絶対に脱水してしまいます。

 

脱水してしまったら命の危険もあるし

 

そこまで重症にならなくとも

尿検査や血液検査だってうまくいかないのではないでしょうか。

 

 

医療機関の方々にはぜひこの件について

ご一考いただきたいと思います。

 

 

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 こちらは私の小説です。よろしくお願いいたします。

 

「ジャンボ旅客機99の謎」のレビュー~ベテラン整備士が明かす「飛行機のバキュームトイレに腸を吸い込まれてしまった乗客がいた」という話

今回は

タイ国際航空

リペアマン・スーパーバイザーをしておられる

エラワン・ウイパー氏の著書

「ジャンボ旅客機99の謎」

~ベテラン整備士が明かす意外な事実~

という本のレビューと

 

その中から特に

意外!!

と思われるであろう事実をいくつかご紹介させていただきます。

 

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サービスの質の高さはもちろんのこと

機材の新しさや整備技術の高さにも定評があり

航空会社の安全度ランキングでは「A」をマークしている

タイ王国フラッグ・キャリア

タイ国際航空

 

 

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そのタイ国際航空20年以上(この本が出された2004年時点)

整備の仕事を続けてこられた

エラワン・ウイパー氏によるこの本には

 

表題にあるジャンボ機(ボーイング747)だけではなく

広く旅客機一般に関しての

素朴な疑問への答えや整備士の仕事についてのあれこれが

 

かなり詳しく丁寧に

かといって難し過ぎず

ほどよい塩梅でつづられています。

 

 

飛行機の構造を隅から隅まで知り抜いている

整備のプロフェッショナルが教えてくれる話は

どれも意外な事ばかりで

 

飛行機好きの人であれば

楽しめる事間違いなしの一冊です。

 

 

 

意外な話その1

旅客機の燃料タンクは翼の中にある!

 

大型機の場合、総重量の約40%も占めるというジェット旅客機の燃料(ケロシンという灯油のようなもの)

 

そんなに重たいものが

なんと

あの翼の中に入ってるんですよ!

 

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主翼の中の空間というのは意外に大きいので

そこを燃料タンクとして利用するのはとても効率が良いんです。

 

また、飛行中の翼というのは揚力により上向きにしなるので

どうしても主翼の付け根部分に負担がかかってしまいます。

 

 

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翼が軽いと、こんな風にしなりますので……

 

 

燃料を翼の中に入れ、それを重しにすることにより

「しなり」をより小さくし、付け根の部分にかかる負担も軽くできるんです。

 

 

 

意外な話その2

緊急着陸しなくてはならない場合

燃料を空中に捨てる事がある!

 

旅客機が降下したり着陸したりするときには、着陸装置や主翼の付け根部分にかなりの荷重がかかってくるので、機体が破損してしまう恐れがあります。

 

そのため、下りる時には重量をなるべく軽くしておかなくてはなりません。(最大着陸重量というのが決まっていて、それ以上重いと着陸できないんです)

 

だから

 

何らかのトラブルがあって予定外に着陸しなくてはならなくなった時などには

燃料を使い切るために、ずっと飛行を続けるか

そんな時間的余裕がない場合は

最大着陸重量以下になるまで、燃料を捨てる必要が生じます。

 

どうやって捨てるかと言うと

 

燃料タンクのバルブを開き、空中に放出してしまうんです。

 

そんな事したら、地上に燃料の雨が降って来るじゃないか~!

とご心配になるかもしれませんが

 

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ジェット燃料は揮発性が高いので

空中に放出されるとすぐに霧状に拡散し蒸発してしまうのだそうです。

 

 

 

意外な話その3

エンジンが全て止まってしまったとしても

必ずしも墜落すると決まっているわけではない。

 

1983年7月23日

 

モントリオールを飛び立ちエドモンドに向かっている

エアカナダのボーイング767型機

カナダ本土モントリオールの上空4万1000フィートで燃料切れを起こし、二つのエンジンが完全に停止してしまいました。

 

燃料切れの警報が鳴ってから29分の間

乗客乗員69名を乗せた132トンもの機体は

毎分2000フィートの速度で降下していきながら、グライダー状態で空中を迷走し

 

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約19キロ先にあったオートレース場

無事、緊急着陸出来たんだそうです。

 

その時、オートレース場ではカーレースが開催されている最中だったのですが

その観客も、飛行機の乗員乗客も、全員無事だったという素晴らしさ。

 

 

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「ブラボー!!」  ※イメージです

 

このオートレース場が元空軍のギムリー基地であったことから

ギムリーグライダー」として語り継がれている

奇跡の生還劇です。

 

このトラブルの原因となった燃料切れは

フライト前に、燃料の必要量を「キログラム」「ポンド」に間違えて計算していたため、燃料が必要量の半分以下しか積まれていなかった

という、うっかりミスから引き起こされた事でした。

 

助かったから良いようなものの

一歩間違ったら

「うっかり」では済まされない所でしたよね。。。

 

 

 

意外な話その4

かつてトイレの便座に内臓を吸いこまれてしまった乗客がいる!!

 

旅客機のトイレは1980年代から

「バキューム式」という

少量の水しか使わず、勢い良く空気を吸いとる、という方式が採用されています。

 

バキューム方式では、トイレと汚物タンクをつなぐパイプが機外に通じる構造になっており、ふだんはパイプのバルブが閉じているが、汚物を流すときにフラッシュボタンを押すと、このバルブが一時的に開くしくみになっている。

バルブが開いた瞬間、機内外の気圧差(機内は0.8気圧、機外は0.2気圧)のために、便器の中の汚物が空気と一緒にパイプを通り、猛烈な勢いで吸い出されるのである。

問題の乗客はおそらく体格のよい人で、腰掛けたとき、大きなお尻が便座の穴をふさいでしまったのだろう。その状態のままフラッシュボタンを押したために、一瞬にして便器のなかは真空状態になり、体の内臓までが一緒に吸い込まれてしまったということだ。 

「ジャンボ旅客機99の謎」より引用

 

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「ぎゃぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

 

ひぇぇぇぇー!!

恐ろし過ぎる!!

 

実はこの話については

ネット上やテレビなどでも

「そんなの都市伝説だよ~(笑)」

というように語られがちであるので

 

航空機整備のスペシャリスト

エラワン・ウイパー氏ご本人が

「本当にあった話」

として語っている文章を

そのまま引用させていただきました。

 

この文章だけでは

この内臓を吸い込まれた方が

怪我だけで済んだのか

お亡くなりになってしまったのか

わかりませんが。。。

 

想像するだけでも

眩暈を感じるくらいに

怖い話ですね。。。

 

ここまで酷い事態にならないまでも

便座からお尻の抜けなくなる乗客はそれまでにも少なからずいたのだそうで

 

その時に何らかの対処をしておけば

こんな悲劇は起こらなかったのにぃぃぃ(涙)

 

今では

 

お尻がぴっちり便座を塞いでしまうO型便座ではなく

U型便座に換えられたので

 

こんな恐ろしい事態はもうおこらないそうです。

 

 

エラワン・ウイパー氏も

 

「安心して用を足していただきたい」

 

と語っておられました。

 

 

 

ジャンボ旅客機99の謎―ベテラン整備士が明かす意外な事実 (二見文庫)

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  • 作者: エラワン・ウイパー,Arawan Wipha,Wichai Vannavack,ウイチャイ・ワンナワック
  • 出版社/メーカー: 二見書房
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こちらは私の小説です。よろしくお願いいたします。

 

 

「一遍上人語録」「播州法語集」の感想~努力・善行など一般的に「良い」と言われている事にも思わぬ落とし穴がある。

今回は

鎌倉時代中期に活躍した

時宗の開祖

一遍上人の教えをまとめあげた

一遍上人語録」

播州法語集」

の感想を書かせていただきます。

 

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一遍智真上人の生涯

 

1239年(延応元年)

伊予の国松山に生まれました。

生家は瀬戸内海きっての有力水軍河野家ですが

承久の乱で敗れた後鳥羽上皇方についていたため

彼が生まれた頃にはすでに没落していました。

母の死を機に10歳で出家(この時付けられた名は随縁

当初は天台宗を学んだものの、やがて浄土宗に転向。

名前を智真と改めます。

 

1263年(弘長3年)

智真が25歳の時、父が世を去ったため実家に戻ります。

彼は還俗して妻を娶り、武士としての生活を送りました。

その後一族同士がゴタゴタして、いい加減うんざりしてしまいます。

 

1271年(文永8年)

32歳で再び出家。

それから修行の果てに

「全ての人が極楽浄土に往生できる」

という意味の

「十一不二の偈」

感得しました。

 

その後

超一(妻)、超二(娘)、念仏坊(下女)を伴って念仏布教の旅に出ます。

 

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紀伊の国に行った時

とある僧侶に念仏を書いた札の受け取りを拒否されて、智真はショックを受けてしまうのですが

そんな時、熊野権現からお告げがありました。

 

「信・不信をえらばず、浄・不浄をきらわず、その札を配るべし」

 

お告げに動かされた彼は、それまで札に書きつけていた

南無阿弥陀仏

の文字に

「決定往生六十万人」

という言葉を加え、それを配り歩く事を決意し

妻子と別れ、名前を一遍と改め、再び布教の旅に出たのです。

 

その後彼は、弟子や信者を増やしながら各地を旅(遊行)していきます

信濃の国の佐久伴野荘に行った時から、彼の布教は踊りながら念仏を唱える

「踊り念仏」

のスタイルを取り始めました。

 

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1282年(弘安5年)

鎌倉入りをしようとしたものの拒絶されると言う憂き目に遭いながらも信者は続々と増加。

 

1284年(弘安7年)

京都で説法した際には、念仏札を受けに来た大群衆で押すな押すなの大騒ぎ。

 

その後も各地で遊行を続けた一遍上人ですが、疲労の蓄積は甚だしく

 

1289年(正応2年)

摂津の国の兵庫津和田岬観音堂51歳の生涯を終える事となりました。

死期を覚った上人は、持っていた聖経の一部だけを書写山の僧に託し

残りは全て阿弥陀経を唱えながら自らの手で焼き捨て

 

「一代の聖教皆尽きて、南無阿弥陀仏になり果てぬ」

 

と、後には何も残さなかったということです。

 

 

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一遍上人語録」
播州法語集」

 

この両書は、一遍上人が生前、他の人に書き送っていた手紙や語った法語などがまとめられ、伝えられたりしていたものが

江戸時代になって刊行されたものです。

 

現代語訳でない上に宗教的な教えについて語られている事なので

自分の解釈が果たして本当に合っているのかどうか自体が、はなはだ不安な所なのですが

それでも、読んでみて色々と思う所がありました。

 

南無阿弥陀仏

と唱えることにより、誰でも極楽往生することができる。

 

この教えは

 

戦乱や飢饉や疫病などに常に脅かされ

この世がまさしく

「穢土(えど=汚れた所)」

であるとしか思えなかった昔の人々にとっては救いであり、

心の平安をもたらしてくれたことでしょう。

 

 

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けれども

 

平和の時代を生きる私たちにとっては

今一つピンと来ない感覚なのではないでしょうか?

 

仏の世界である極楽浄土に行く

 

ということは、すなわち

 

解脱して輪廻転生のループから外れる

という事になるのですが

 

私など

「出来る事なら、再びこの世に生まれ変わりたい!」

と思っているクチなので

 

極楽浄土に行く事になると

かえって困ってしまうんですよね。。。

 

そもそも

極楽浄土という所は

万人にとって無上の場所だと言い切れるほどの

そんなに良い所なんでしょうか?

 

 

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人間世界の方がよっぽど楽しいんじゃないの?

 

 

こんな風に考えるのって

きっと私だけじゃないですよね。

 

 

ただ

今回これを書くにあたって色々ネットで調べてみましたところ

とあるお寺さんの説明に、こうありました。

 

 

極楽往生には

「死後の極楽往生

「生きている間の極楽往生の二種類があり

 

「生きている間の極楽往生と言うのは

「心が安らかで明るい状態」なんです

 

--と。

 

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 なるほど

 

そうであるならば納得することが出来ます。

 

だって

 

いくら極楽があると言われたところで

死後の世界が本当の所どうなっているのかなんて

結局の所は誰にもわからない

理念と願望の賜物ですけれど

 

今自分が生きてるという事は

絶対的な現実。

 

「宗教」とか何かの「教え」というものは

 

生きている人間の心を

今、ここで救ってくれる。

力になってくれる。

 

そういうものでなくては、全然意味がないですからね。

 

「死後に極楽往生するために、生きている今は地獄をひたすら耐え忍べ」

そんな教えであるとしたら

本末転倒もいい所です。

 

 

そのような意識をもって臨んでみますと

この本には実際の処世にも応用できるような

示唆に富んだ、興味深い言葉がたくさんありました。

 

 

繰り返し繰り返し頻繁に出て来るのが

 

「つべこべ考えるのはやめなさい」

「ただ無心に南無阿弥陀仏を唱えなさい」

 

ということです。

 

一人一人の人間の主観にはどうしたって偏りがあるから、絶対的な客観性なんて持ちえない。

 

だから小さな一個人が

ああだこうだ心を悩ませて考えた所で

真理になど

たどり着けるものではない。

 

そんなことより

 

頭を空っぽにして

無心に念仏を唱えながら

大きな力にポーンと身を委ねればいい。

 

ものすごくザックリした解釈ですが

そんな風に言われているような気がしました。

 

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また、それ以外にも

 

一遍上人

極楽往生を成し遂げるために

修行や学問を頑張ったり

善行を積んだりする事を

 

「そういう事をしていると、むしろ極楽往生は難しくなる」

と言っているのですが

 

その理由を

「頑張っている人とか困難な事を成し遂げたような人は、どうしてもそれを自ら誇りに思ってしまい、いつしか他の人を蔑むような驕った心になってしまうから」

だと言うんです。

 

 

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この時の青ちゃんの心には優越感が混ざっているかも……

 

なるほどなあと思いました。

 

以前読んだ「老子」だったか「荘子」だったかにも

「下手に学問などをして、上から目線の傲慢な人間になる位だったら、学問なんかしない方がよっぽどマシだ」

というような事が書いてあったのですが

 

この言葉は、ちょっとそれに通じるような気がします。

 

向上心を持つ事

頑張る事

自分に自信を持つ事

 

これらが悪い事だなんて、私は全然思いませんが

 

これらの事と

驕った心になってしまう事

というのは

ものすごく近接しているから

よほどな自制心を持たないと避けるのは難しい。

 

驕りの心というものは

知らず知らず態度や口ぶりに現れるから

えてして人に感づかれ

反感を持たれてしまう。

 

怖いですよね。。。

 

 

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私自身まだまだ未熟者なので、一遍上人の言葉には必ずしも全面的に同意出来るわけではないのですが、色々と気づかされる事は多かったです。

 

こういう本というのはきっと

サッと一読するだけでは深い所まで到底理解する事はできないから

折に触れ何度も開いてみて、一言一言、じっくり玩味するべきものなのでしょうね。

 

 

 

一遍上人語録 (岩波文庫 青 321-1)

一遍上人語録 (岩波文庫 青 321-1)

 

 

 

 

 こちらは私の小説です。よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

帝釈天の舅は阿修羅で、毘沙門天の姑は鬼子母神!?~神様たちの意外過ぎる人間関係について

特別信心深いわけでもなく

信仰している宗教もない私ですが

 仏教とか世界の神話関係の本を読んでいるうちに

日ごろ街なかや観光地などで見慣れている神様仏様たちの間

 「えっ、そうだったの!?」

 と思わず言ってしまいそうになる

意外な関係性がある事を知ったので

 

今回はその事について

書かせていただこうと思います。

 

まず

日本の仏教における

神様仏様たちの位置づけはどうなっているかというと

 

一番高いポジションに

 悟りをひらいた仏様である

如来がいます。

 

 

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その下に

如来になるための修行を続けている

菩薩

 

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 如来コワモテな姿に変身した

明王がいます。

 

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上記の仏様たちはすでに

解脱している存在なので

浄土という所に住んでいます。

 

ここは

生まれ変わり死に代わる

輪廻転生のループの外にあります。

 

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さて

 その下に六道という

六つの世界があるということになっています。

 

それは

 

 天道

(神様たちが住む世界)

人道

(人間の世界)

修羅道

(戦闘神阿修羅が住み戦い続ける世界)

畜生道

(人間以外の生物の世界)

餓鬼道

(空腹と渇きに苦しむ世界)

地獄道

(罪を犯した者が落とされ拷問され続ける世界)

 

という六つの世界なのですが

ここにいる存在は皆

輪廻転生を繰り返している存在

 

死後、次の誕生の際には

どこに生まれ変わるかわからない

という事になっています。

 

 

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 それにしても

 

人間や動物ならわかるけど

天道に住んでいる神様たちまで

次にどこに生まれて来るかわからないなんて

意外ですよね。。。

 

 

その天道の神様たちの

最高位にいる2トップ

 

梵天

帝釈天

です。

 

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多くの神様たちはインド神話に源流があるのですが

 

梵天

インドの創造神ブラフマン

お釈迦様に仏教の布教を勧めたという神様

 

帝釈天

英雄神インドラ

お釈迦さまをフォローしその説法を聴聞した神様

 

そのような功績があるために

この2神は

天部の神様界の2トップとして君臨しています。

 

さて、ここで

このお二方の

奥様方を紹介させていただきます。

 

まずは梵天さんの奥様から。

 

それは皆さまも良くご存じの

七福神の中の紅一点

 

 

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ハッピーユニット「ザ・七福神

 

 

水辺に祀られていることの多い神様

弁財天です。

 

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琵琶を抱えた姿で良く知られている

言語、学問、音楽の女神様ですが

 

彼女のルーツはインドの川の女神

サラスヴァティーです。

 

実は

サラスヴァティー

元々はブラフマン(梵天)のだったのですが

 

我が娘のあまりの美しさにブラフマンは熱烈な恋に落ちてしまい

無理やり奥さんにしてしまったんだそうです。

 

 

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えっっ!!!!!

 

一方

帝釈天の奥さんは誰かと言うと

 

なんと

戦闘神として知られる

阿修羅(アスラ)の娘

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シャチ―です。

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帝釈天が親元にいたシャチ―を強引に奪った事から阿修羅が激怒し

天界全体を巻き込んだ大戦争に発展してしまいました。

 

英雄神VS戦闘神

  の

仁義なき戦い

 

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その結果

阿修羅は復讐に燃える悪鬼になってしまい

天界から追放されてしまったんだそうです。

 

阿修羅

気の毒!!

 

(とは言いながら、阿修羅は仏教の守護者である「八部衆」というグループのメンバーには入れてもらっているようですが)

 

 

このようなトップ二人の下に

さらにたくさんの神様たちがいるのですが

 

 

弁財天と同じ七福神のメンバーである

毘沙門天

 

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彼のルーツは

インドの繁栄維持の神

ヴィシュヌ神です。

 

彼は七福神だけではなく

四天王というユニットのメンバーでもあり

 

その時には

多聞天(たもんてん)と言う名前を名乗って

北の方角を護っています。

 

ちなみに他のメンバーは

南方守護担当増長天

西方守護担当広目天

東方守護担当持国天

です。

 

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毘沙門天としての彼は

梵天の下に位置づけられている状態にあるのですが

 

インド神話の世界におけるヴィシュヌ神

ブラフマン(梵天)とは肩を並べるほどの存在で(しかも人気は彼よりも上だったりする)

 

もう一人の神シヴァ(破壊と再生の神)と三人で

3トップと称されています。

 

ちなみにこのシヴァ神

 

来日後に大国主神と合体して

大黒天になり

七福神のメンバーとなっています。

 

 

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ずいぶんイメージが変わりましたよね。

 

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ちなみに象頭の神ガネーシャシヴァ神の子供です。

 

この毘沙門天(多聞天)の奥さん

 

五穀豊穣をもたらす女神であり

美人として名高い

吉祥天

 

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インドでの名はラクシュミー

美と繁栄の神様なのですが

 

彼女のお母さんは

その昔

他人の子供を誘拐して食べるという悪行を繰り返していたものの

お釈迦様から諭されて改心したという

子育ての神

鬼子母神なんです。

 

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今はすっかり良い人です

 

こうして見てみると

神様たちの繋がりって

かなり意外じゃありませんか?

 

まさか神様同士でカップルになっていたなんて

今まで全然気が付きませんでした。

 

これってなんだか

 

高校を卒業した直後に

「実はあの人とあの人って付き合ってたんだよ」

と知らされた時の気分にすごく似ています。。。

 

 

 

 

 こちらは私の小説です。よろしくお願いいたします。