暑~い夏
寒〜い冬
近ごろなんだか、気候が極端になって来たような感じのするこのニッポンで
暮らしに欠かせないのが、クーラーなどの
空調設備。
最近は
ジャケットと扇風機が一体化した
空調服なんてものも
大分普及してきましたよね。
さてこの
「空調」という言葉
一体、何の略だと思いますか?
空気調整?
ノンノン
空気調節?
エアコンの英語表記
air-conditioningは日本語訳では
「空気調節」「空気調節装置」
ですからまぁ
それもあながち間違いだとは言い切れない所があるんですけど
実は空調って
空気調和の略なんです!
空気調和なんて言葉
皆さん知ってました?
自慢じゃありませんが
私は全っぜん
知りませんでしたよ。(^^;)
ちなみに
Wikipediaにはこんな風に書かれていました。
空気調和(くうきちょうわ、空調、くうちょう)とは、
人間の快適性の向上目的や、生産、管理、貯蔵といった物品を扱う上での産業目的で、ある場所の空気の温度や湿度、清浄度、気流などを調整することである 。
総合的に快適な環境を目指す点で、エアコンディショニングと 同義とされる。
「エアコンディショニングと 同義とされる」
と
ここではそう書かれてあります
が
────実はですね
ここで言う「エアコンディショニング」というのは
英語のair-conditioning
つまり、日本語でいう所の
「空気調節」「空気調節装置」
の事でありまして
それは必ずしも
コレの事を指しているわけでは無いのです。
つまりどういうことかと言うと
衝撃の事実なんですが
厳密に言うと
「空調設備」と「エアコン」は違うって事なんです!
空調設備っていうのは
エアコン(個別に設置され室内の温度調整をする装置)よりも
もっと大掛かりで
機能も多様なものをあらわしているんだそうです。
ビルとか大規模な施設に設置され
中央集中的に温度や湿度、気流を調整したり
空気をキレイにしたりするような。
建築物衛生法上でも
エアコンは空調設備の機能として定義されている
「空気の清浄化(換気)」
を含んでいないので
単体では「空調設備」には分類されないんだそうな。
ということで
これまでの所をまとめますと
「空調設備」の「空調」は
「空気調和」の略。
英語で言えばair-conditioningで
「空気調節」「空気調節装置」とも言うが
家電のエアコンとは違って
もっと大掛かりな装置の事
という事になります。
……ふう、
なんだかややこしいですね。(-_-;)
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こちらは私の本になります。よろしくお願いいたします。