TODAWARABLOG

戸田蕨です。小説書いてます。よろしくお願いします。

2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧

意外!「紅蓮地獄」は炎の地獄じゃなくて、強烈な寒さによる「肌荒れ地獄」!!

「紅蓮」(ぐれん) という言葉を聞いた時 みなさんは、どんなイメージを抱かれますか? この言葉、辞書で引くと 次のように説明されています。 紅蓮 1. まっかなはすの花 2. まっかな色。俗に猛火のたとえ。「──のほのお」 3. (仏教用語)紅蓮地獄。 (引用「角…

バナナの香りがする初夏の花〜カラタネオガタマについて

昨日、近所を自転車で走っていたら 一瞬、ふわりと バナナの甘い香りに包まれました。 カラタネオガタマの花咲く季節がきたようです。 カラタネオガタマ(唐種招霊)は 中国原産で、比較的暖かい所を好む モクレン(マグノリア)科の常緑樹です。 日本に渡来した…

「キサナドゥの伝説」って一体どんな伝説なんでしょう?

私の好きな洋楽のひとつに デイヴ・ディー・グループ (正式名 Dave Dee, Dozy, Beaky, Mick & Tich) というイギリスのバンドによる 「キサナドゥの伝説」(1968年発表) という曲があります。 キサナドゥの伝説 発売日: 2007/05/21 メディア: MP3 ダウンロード…

読売新聞連載小説・中島京子さん「やさしい猫」の感想

我が家は読売新聞を購読しているので 私は毎日、朝夕刊に連載されている小説を読むのが日課になっているのですが 昨日、夕刊で連載されていた 中島京子さんの 「やさしい猫」 が最終回となりました。 いきなり感想言っちゃいますが この小説 すっっっっごく …

現代にも充分通用する健康長寿の秘訣本〜貝原益軒「養生訓」のご紹介

今回は江戸時代の儒学・本草学者であった 貝原益軒(1630-1714)が83歳の時に著した健康長寿の秘訣本 「養生訓」 のご紹介をいたします。 貝原益軒とはどのような人か と言いますと 1630(寛永7)年 福岡藩の祐筆(事務官僚)貝原寛斎の5男坊として生まれました。 …

自転車で走る時、前輪のタイヤが縁石にこすれると転倒するから気を付けて!

常々ボーッと生きているので 私はよく危なっかしい目に遭いがちです。 家の中にいるだけでも 柱にぶつかってタンコブ作るわ 外出すれば お店のガラス戸に激突するわ……。 そんな調子でいるせいか 先日私は 自転車に乗りながら スッ転んでしまいました。(T_T) …

音楽入りカセットテープが欲しい!だがしかし売っていない!手に入れるにはどうすれば良い!?

実家の母の誕生日が近づいてきたので 「プレゼントは何が良い?」 と訊いてみたところ カラオケが趣味の母は 某昭和の大歌手の代表曲の名をあげて 「それの歌とカラオケバージョンが入っているカセットテープが欲しい」 とリクエストしてきました。 「わかっ…

JR横浜駅の構内アナウンスにおける「新川崎」のアクセントについて。

先日、JR横浜駅のホームで電車を待っていましたところ この次にホームに入ってくる予定の電車についてのアナウンスが流れてきました。 「この電車は、次は新川崎に停まります」 このアナウンスに 私は非常な違和感を抱いてしまいました。 この時のアナウン…

自慢話でマウント取られそうな時には、適当に聞き流しておけばOK!

最近よく 「マウント取ってる」 とか 「マウント取られた」 なんて言葉を聞くようになりましたよね。 ようは 「何かを自慢して自分の優位性を思い知らせようとする」とか 「された」っていう話なんですが SNSなどで広く世間に自己アピールする人が増えた…

ソルジェニーツィン「イワン・デニーソヴィチの一日」~悲惨な環境を生き抜くためには「処世術」が何より大事。

今回はロシアの作家 アレクサンドル・ソルジェニーツィン(1918-2008)が 1962年に発表した中編小説 「イワン・デニーソヴィチの一日」 の感想とご紹介を書こうと思います。 現在のロシアがソビエトであった時代─── 1924年から1953年にかけての スターリン独裁…