TODAWARABLOG

戸田蕨です。小説書いてます。よろしくお願いします。

2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧

電動アシスト自転車で逗子までサイクリング。途中、お化けが出るという噂のトンネルも通ってきちゃいました。

昨日は 新しく買った電動アシスト自転車に乗って逗子までサイクリング に行ってきました。 先日 10年来使っていた子供乗せ自転車から電動アシスト自転車に買いかえた時 自転車屋の店員さんが 「電動アシスト使ったら、ここ(横浜南部)から逗子くらい、余裕で…

猫の後脚の筋力が衰えてしまったので「アデホス」を処方していただき25日が経過しましたが、治るにはまだ時間がかかりそうです。

寝たきりになるほどの大病から回復して半年。 ミータ(8歳)は一見、普通に歩くことが出来るのですが 後ろ脚が萎えてしまった みたいにフラつき ダッシュする事もジャンプする事も出来なくなってしまったため 血流や筋肉の組織代謝を改善する アデホスと言う薬…

横浜および神奈川県海側地域で愛されているご当地ラーメン「サンマーメン」のご紹介

今回は 横浜を始めとした神奈川県海側地域ではメジャーな存在でありながら 県外の人にはあまり知られていないご当地ラーメン 「サンマー麵」をご紹介いたします。 横浜グルメと言えば 崎陽軒のシウマイ弁当だとか中華街での本格中華料理などが思い浮かびます…

鳥にフンを引っ掛けられるのは困るけど、鳥のフンにもそれなりに色々良い所があるみたいですよ。

先日友人達とのお茶会で 「この間、頭の上に鳥のフン落とされてさ~(怒)」 という話題が出たのですが 皆さんは鳥にフンを落とされた事 ──── ってありますか? 実は私 かつて5回くらい落とされた経験があります……。 相手はハトが一番多いのですが 飛行中のカ…

阿仏尼「十六夜日記」~タイトルの美しさとは裏腹な和歌名家のドロドロした相続争い

今回は 鎌倉時代後期の弘安3年(1280年)ごろに成立したと考えられている 阿仏尼の 「十六夜(いざよい)日記」 をご紹介いたします。 この日記が書かれた背景を一口で申しますと 歌道の大家亡き後に勃発した 嫡男VS側室(年少の息子の代理) の 相続争いという…

日本のコニー・フランシス 須藤薫さん

今回は 私の好きな音楽という事で 私が「日本のコニー・フランシス」だと思っている歌姫 須藤薫さんについて 書かせていただきます。 須藤薫さんは 2013年3月に58歳の若さで急逝されてしまったのですが その前年に出されたアルバム 「恋愛同盟」を聴いている…

「トモダチコレクション新生活」~好き放題にキャラクターが作り出せて神様気分を味わえるのだけれど、人間関係まではままならない所がまた面白い。

ところで 皆さんは携帯ゲームってよくされますか? 私はあんまりやらない方なのですが 4~5年前にニンテンドー3DSの 「トモダチコレクション新生活」 というゲームに ガッツリ嵌った事があります。 バンドも組める! それまでほとんどゲームというもの自体…

ニャンコさんって本当にしょっちゅう、時間も場所もかまわずに吐きますよね……。

猫を飼っていらっしゃる方にはよくわかる事だと思いますが ニャンコさんって本当にしょっちゅう吐きますよね。 毛づくろいをする時にどうしても毛を飲み込んでしまうから、それを吐かなきゃならないのは仕方がないのですが それにしても 絨毯の上だろうが畳…

モーパッサン「脂肪の塊」の感想~たしかにこのタイトルではヒロインが可哀想。いっその事「ムッチリ姐さん」とかにしちゃったらどうでしょう。

今回は19世紀フランス文学を代表する作家の一人 ギィ・ド・モーパッサン(1850-1893)の 「脂肪の塊」 の感想を書かせていただきます。 脂肪の塊/ロンドリ姉妹 モーパッサン傑作選 (古典新訳文庫) 作者: モーパッサン,太田浩一 出版社/メーカー: 光文社 発売日…

短編小説「MOON LIGHT SERENADE -月影小夜曲-」

ようやく秋らしい涼風が吹き始めてきました。 今回は 「ザ・秋!」 という感じの短編小説を書いてみました。 MOON LIGHT SERENADE -月影小夜曲- 月影仄かな青い夜。 繁華街の喧騒から遠く離れた川沿いの小道に、くすんだ煉瓦造りの建物が…

10年以上も乗っていた子供乗せ自転車が壊れてしまったので、今度は電動アシスト自転車に買い換えました。

今日 買い物から家に戻り 乗っていた自転車から下りてスタンドを掛けようと思ったら スタンドが壊れてしまい 後輪がうまく収まりませんでした。 なんとか力づくで後輪を収めたのですが スタンドが壊れたままでは困るので そのまま自転車屋さんに行って修理を…

純喫茶に「純」が付いているのは、「不純」喫茶と区別するためだったらしいですよ。

突然ですが スパゲティナポリタンとかプリンアラモードとか 昔ながらの喫茶店に置かれているメニューって 時々無性に食べたくなりませんか? 私、ナポリタンに目が無いんですよねえ。 自分でも時々作るけど お店で食べるのとは、なんか微妙に違う……。 トース…

「滝の白糸」で知られる泉鏡花「義血侠血」について~これは師匠・尾崎紅葉とのコラボ作品と言ってもいいかも~

今回は舞台の方でも有名な「滝の白糸」の原作 泉鏡花の「義血侠血」のご紹介をいたします。 明治27年に読売新聞紙上に掲載されたこの作品は 鏡花が21歳の時の作。 彼はこの前年 師匠である尾崎紅葉の斡旋によって 「冠弥左衛門」を京都日出新聞に連載し、作…

台風の影響で仕事が休みになった時には、家でおとなしくしていた方が良いですね。

昨晩(2019年9月8日)首都圏を直撃した台風は凄かったですね……。 こちらは横浜なのですが 一夜明けたら あっちこっちに千切れた葉っぱやら枝やらが落ちてるし 国道沿いのプラタナスの街路樹も 根元からごそっと倒れているのが複数あったりして 「こんなに強い…

「遠野物語拾遺」から~芸達者な猫が逆上して取り返しがつかないほどブチ切れてしまう話の紹介

「遠野物語」に収めきれなかった話などをまとめて 昭和10年(1935) その続編のような形で出版されたのが 「遠野物語拾遺」です。 伝承の収集に多大な貢献をしてくれていた 協力者の佐々木喜善は その2年前 1933年に46歳の若さで病没してしまっていました。 「…

「遠野物語」の河童のお話~人間の娘と恋愛したり、悪さして村人に捕まったり。

「遠野物語」には幽霊だけではなく 天狗や座敷童、雪女なども語られているのですが 中でも有名なのが 河童の話です。 そこで今回は 「遠野物語」に語られている河童のお話 をご紹介しようと思います。 一般的に思われている河童の顔色は緑色ですが 遠野の河…

「遠野物語」とか「耳嚢」とか読むと幽霊って本当にいるんだろうなあって思います……。

今回は柳田国男(1875-1962)の名著 「遠野物語」と 江戸時代に書かれた巷話集 「耳嚢」とに ちょっと似通った幽霊譚 がありましたので それをご紹介いたします。 まずは「遠野物語」の概略と感想を ─── 民俗学者柳田国男が35歳(明治43年)の時に著したこの説話…

短編小説「渚の秋の物語~彼氏が人魚であったなら~」

海の家もすっかり片づけられ そろそろ初秋の気配が感じられるようになりました。 今回は、そんな夏の終わりにふさわしい ロマンチックな(?) 短編ラブストーリーをお送りします。 サブタイトルは ホイチョイ・プロダクションズのバブル期の映画 「彼女が水着…

「機長の心理学」(デヴィッド・ビーティ著)の紹介~ほんのわずかな心の動きが重大事故をひき起こす!!

今回は 航空機事故の原因となる 「ヒューマンファクター(人的要因)」について 英国海外航空(ブリティシュ・エアウェイズの前身)の元機長であり心理学者でもある デヴィッド・ビーティ氏(1919-1999)が書き著した 「機長の心理学」 という本の ご紹介をいたし…

店内BGMにアップテンポ過ぎる曲を使われると、急かされているみたいな気分になってストレスを感じませんか?

月日の経つのは早いものですね。 気が付けば、あっと言う間にもう初秋。 大人になって以来、時間の経つスピードが 年々加速度を増しているような気がします。 今回は ただでさえこんなに時間の経過が早いのに それに加えて他から 「もっと早く!」などと 急…

我が家の猫が糖尿病になってから一年たちましたので、その間の事を振り返ってみます。

我が家の飼い猫ミータが糖尿病にかかってから一年が経ちました。 他のニャンコさんの闘病記を読んでいると なかには 「頑張って治療を続けていたら インシュリンを卒業できたよ」 という糖尿ニャンコさんもいらっしゃいますので それを励みに毎日朝夕 インシ…

戦前の「缶詰ラベルコレクション」を見たことをきっかけにして、つい先ごろまでスズメが普通に食べられていた事を知りました。

今回ご紹介いたします本 「缶詰ラベルコレクション」 は日本缶詰協会が所蔵する2500点あまりもの缶詰ラベルの中から 1877(明治10)年~昭和初期までに国内で製造された 550点分のラベルを選り抜いて掲載したものです。 この頃の日本にとって 缶詰は主要な輸出…