寝たきりになるほどの大病から回復して半年。
ミータ(8歳)は一見、普通に歩くことが出来るのですが
後ろ脚が萎えてしまった
みたいにフラつき
ダッシュする事もジャンプする事も出来なくなってしまったため
血流や筋肉の組織代謝を改善する
アデホスと言う薬を処方していただくこととなりました。
(※こちらの薬は特に「動物用」というものは無いようなので、たぶん「人間用」だと思います)
白い顆粒のその薬を
毎朝一包ずつ「ちゅーる」に混ぜて食べさせ
今日で25日が経過しました。
薬自体は無味無臭の顆粒なので
全く嫌がらずに食べてくれています。
な~んとなくですが
体つきが全体的に
少しふっくらしてきたような気がします。
すっかり痩せて薄くなってしまっていた腿のあたりも
な~んとなく厚みが出て来たような気が
しないでもないけれど……。
歩き方がヨタついた感じは相変わらずで
ジャンプなどは
まだまだ出来ない状態です。
以前はビヨンビヨンするバネみたく
逞しかった彼の脚。
何かというと猫キックや後ろ足ケリケリ攻撃を浴びせて来たその脚が
へにゃっと
力ない感じになっています。
実は
倒れる前のミータは
かなりの悪ニャンコでした。
カーテン代わりに下げているシェードには、飛びついて引っ掻いてボロボロにするし
テーブルやキッチンカウンターには当然のような顔して乗りまくる ────
レンジフードの上にまで飛び乗ろうと狙ってくるので
火を使っている時などは気が気じゃなくて
料理中は別の部屋や廊下に締め出していたほどでした。
それに比べると
今はすっかり大人しくなって
安心な事は安心なのですが
病気のために
出来ていたことが出来なくなってしまった
というのは
やっぱり何だか寂しい気がします……。
回復してヤンチャをされたら
それはそれで、また
「こらっ」
って叱るんでしょうけどね。
何だか矛盾してるんですが
また冷蔵庫の上に飛び乗ったりして
得意げな顔をしている彼の姿が見たいです。
彼自身が
今の状態をどう感じているのかわからないので
飼い主の勝手な思い入れ
だけなんですけれどもね……。
回復してほしい
回復するはず
そんな欲目で見ているせいか
私には
階段を上る彼の足取りが若干力強くなってきているように感じるのですが
家族に言わせると
「全然変わってないよ」
とのこと……。
やっぱり欲目なのかなあ。
このヨタつきに関しては
糖尿病の進行とはおそらく関係が無いだろう
というお医者様の見立てなので
それほど深刻なものではないとは思うのですが
症状があまりに長く続きすぎているので
そろそろ治って欲しいんだけどなあ……。
追記----
この記事を書いてから25日後、
アデホスの効果が徐々にあらわれてきました!
服用50日経過
服用2~3か月経過
こちらは私の小説です。よろしくお願いいたします。