TODAWARABLOG

戸田蕨です。小説書いてます。よろしくお願いします。

猫の後脚の筋力低下によるフラつき問題~アデホス服用2か月目にしてかなりの効果が現れてきました。

約8か月前の3月終わりごろ

突然の下痢&嘔吐から脱水症状を起こし、危篤状態に陥った我が家のミータ(8歳オス)。

 

奇跡的に命を取りとめたものの

ほぼ元通り近くまで元気を回復してから後も

 

後脚の筋肉がげっそり衰えてしまった

ため

歩行はヨロヨロ。

ジャンプもダッシュも出来ない状態のままでした……。

 

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入院中は自力で飲食する力もほとんどなく、点滴で生きながらえていました。

 

それでも退院から間もないうちは

 

「ようやく立ち上がって歩けるようになったばかりなんだから仕方がないでしょう。きっとそのうち、筋力がついて元通りになるはず」

 

── そう思って

たいして心配もしていなかったのですが

 

歩けるようになってから1か月、2か月、3か月が経過した後も相変わらずヨロヨロフラフラしているので

 

「これは一体……」

と不安になってしまい

 

7月ごろから主治医のお医者様に相談をし始めたのでした。

 (それがこの記事を書いたころです)

todawara.hatenablog.com

 

実はうちのミータは昨年の夏から糖尿病を患っているので

 

後ろ足がふらつくとか、踵をつけて歩くなどの症状が出ると

糖尿病が悪化したせいなのか?

というのがまず第一に心配されるところでした。

 

(これは糖尿病猫に見られる代表的な症状でもありますので……)

 

けれども血液検査の結果

血糖値の方はインシュリン投与のおかげで、そう悪くない状態である事がわかったので

 

やっぱりこれは

大病して寝たきり状態でいた事が長かったせいで

筋力が低下してしまったのだろう。

という見立てになりました。

 

 

todawara.hatenablog.com

 

これが人間だったら

「頑張って筋トレして、筋力をアップさせよう!」

と思う所なのでしょうが

 

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そんな考えは一切持たない

ニャンコさんなので

 

ここは

薬に頼る!

ということになりました。

 

 

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「頑張るのなんてまっぴらゴメンだニャ」

 

 

9月2日

血流を改善し筋肉の新陳代謝を促す

アデホス(ATP)」

という薬を処方していただきました。

 

 

todawara.hatenablog.com

 

それから毎朝

 

白い顆粒で無味無臭のそれを1包ずつ

 

餌皿に絞り出した「ちゅ~る」に混ぜて食べさせ続けました。

 

けれども

ニャンコさんの事なので

 

せっかく食べさせた薬を全部吐いてしまう

(恒例の毛玉嘔吐のため)

などという事も度々あるんですよね~……

 

そんな時は仕方が無いので

その日の服用はあきらめました。

 

そうこうするうちに

50日を経過したあたりから

「おや?」

と思うような変化が見られ始めました。

 

 

todawara.hatenablog.com

 

階段を上るのがスムーズになってきたような気がする……

フラつきが少なくなってきたような気がする……

 

そんな気がするのですが

なにぶんこちら側にも

「そうであってほしい」

という願望が多分にあっての観察なので

 

もしかするとそれは

欲目によってそんな風に見えているだけなのかも。

 

そうも思っていたのですが

 

ここへきて

明らかに筋力が

ついてきたように思えます!

 

 

 

アデホス服用からおよそ2か月目

11月2日

退院してから初めて、ミータがドアの所で

後脚2本で立ち上がり

「ここ開けて」

と催促したんです。

 

そして

11月3日

彼の階段の上り方がスピードアップし、動きがなめらかになっていました。

 

当初

「よっこらせ、どっこいせ」

と、たどたどしい上り方だったのが

10月には

「よいしょ、よいしょ」

になり

 

今や

「ひょいひょいひょい」

になっています。

 

 

ごはんを食べる姿勢も

ほんの数日前までは後脚のふんばりがきかず

こんな感じになっていたのが

 

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少し前までは、こんな風にお腹をベッタリつけて食べていました。

 

今では後脚をふんばって

ちゃんと起きたまま食べられるようになりました。

 

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人間だったら

こういう風に回復していく過程に

「おや?」→「もしかして、出来るのかな?」→「やってみようかな…」

という感じの心理的段階があると思うのですが

 

ニャンコさんの場合

(というか、ミータの場合)

「やってみる」→「できた!」

だけという感じで、突然、行動として表れるので

 

「このくらいの短時間ならドアを開けっぱなしにしていても、今のミータにはまだそれほどの運動能力は無いだろう」

などと油断していると

思いもかけない速さですり抜けられかねない感じです。

 

 

見たところ

太ももの筋肉はまだ薄っぺらいので

 

ジャンプが出来るようになるまでには

もう少し時間がかかりそうですが

 

ダッシュが出来るようになるのは時間の問題かも……。

 

という印象です。

 

 

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追記-----

 

 

12月19日

アデホスを服用させ続けて

3か月と2週間余り。

 

この日

 

ミータが洗面台に

ジャンプして飛び乗りました!

(1階の階段下にある洗面台なので、階段の2段目からではありますが)

 

腿の筋肉はまだやや薄く

窪んでいるのですが

筋力は着実に回復しているようです。

 

大病以前と比べると

90%くらいの所までは来たかな?

という感じです。

 

運動能力が復活するとともに

以前の様なヤンチャ振りも戻って来ているので

嬉しい反面

困る部分も出て来たのですが(^_^;)

 

完全回復も

もうすぐ

という感じです。

 

 

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最近のミータ。下半身がどっしりしてきたような気がします。

 

 

 さらに追記-----

 

1月19日

 

アデホスを服用させ続けて
4か月と2週間余り。

 

もう

ほぼ100%回復した

と言って良い状態になりました!

 

床からテーブルの上にジャンプで上がれるようになりましたし

(それはそれで困るっちゃこまるのですが。。。)

 

階段も「スルスルスルッ!」ダッシュで駆け上がれるようになりました。

(子供に「ドーピングキャット」と呼ばれています)

 

まだ腿の肉がやや薄い感じがするので

しばらくアデホスの服用を続けさせようとは思いますが

 

あんまりマッチョになり過ぎても何なので

そろそろ辞め時を考えないとですね……。

 

 

(※ アデホスには、どうやら「動物用」というものはないようなので、ミータが処方していただいたアデホスは、おそらく「人間用」だと思われます)

 

 

 

こちらは私の小説です。よろしくお願いいたします。

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台風スウェル

台風スウェル

 

 

 

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