TODAWARABLOG

戸田蕨です。小説書いてます。よろしくお願いします。

不思議な話や怖い話

本の紹介「白川静博士の漢字の世界へ」~漢字の成り立ちって結構怖い!

今回は 福井県教育委員会が編集・発行し 平凡社から出ている 小学生向け漢字解説本 「白川静博士の漢字の世界へ」 という本のご紹介をいたします。 こちらの本は、福井県が誇る偉大なる漢文学者 白川静博士(1910-2006)の 古代漢字研究に基づき 小学校で習う…

「いまだ解けない日本史の中の怖い話」のレビュー&「綿吹き病」のこと。

先日 「いまだ解けない日本史の中の怖い話」 (三浦竜著 青春出版社刊) という本を読みました。 この本では 奈良時代の怨霊話から始まり 江戸、明治にいたるまで 日本の歴史の暗黒面を怪しく彩る ドロドロとした怨念話だとか 呪詛、外法などの超能力話だとか…

「天使のラッパ」は取り扱い要注意!~かぐわしくも危険な花、エンジェルトランペット(キダチチョウセンアサガオ)

先日、散歩をした折に 木の枝に沢山の花をぶら下げているこのような植物を見つけたので 「わぁ、綺麗!」 と写真に収めてきました。 暦の上ではすでに初冬の12月なのですが 晴れ渡る青空を背景にした、黄色いラッパ状の花からは 南国的なエキゾチックさが感…

幸田露伴「魔法修行者」のご紹介〜室町から戦国期にかけて実在した「飯綱使い」の魔術師たち!!

先日、岩波文庫から出ている幸田露伴の 「幻談・観画談」を読みました。 幸田露伴(1867-1947)と言えば 「風流仏」(明治22年) 「五重塔」(明治24年) などを書いていた青年期には 尾崎紅葉と並ぶ人気作家で 「紅露時代」と呼ばれたほどの一時代を築いたお人。 …

「平」に似ているけど微妙に違う「乎」という字は、「断乎」とか「確乎」に使う「コ」です。

先ほど ラフカディオ・ハーン(1850-1904)の 「怪談」を読み終えたのですが 翻訳者の 平井呈一(イギリス文学者1902-1976)による解説を読んでいる時 思いもよらぬ字に 躓いてしまいました。 なんて読むんだーーー!!!! それは ハーンの「怪談」が、その辺に…

大作曲家グスタフ・マーラーとその妻アルマが体験したユーサピア・パラディーノの心霊術!!

私は今、作曲家マーラーの妻だった アルマ・マーラーが書いた 「グスタフ・マーラー 愛と苦悩の回想」 という本を読んでいます。 グスタフ・マーラー―愛と苦悩の回想 (中公文庫) 作者:アルマ マーラー メディア: 文庫 アルマ・マーラー(1979-1964) と言えば …

ブラジル国民を恐怖に陥れた吸血UFO襲来事件(1977年&1981年)のこと。

以前、1986年に日航機がアラスカ上空でUFOに遭遇した事件の記事を書いた時に 「UFOの目撃情報は多いけれど、 実際に宇宙人が襲撃してきたという話はあまり聞かないので、 おそらくUFOというのは、 未来から過去に観光に来た地球人なのではないか」 …

水産庁の漁業調査船「開洋丸」が1984年と1986年の2回にわたりUFOに遭遇してしまった事件について。

ネットで「かいよう丸」という船名を検索すると 江戸幕府が幕末に所有していたオランダ製軍艦 「開陽丸」に関する情報と もうひとつ 水産庁が保有している漁業調査船 「開洋丸」の情報が出て来るのですが 今回はこの 水産庁の漁業調査船 開洋丸が 1984年12月…

鶴屋南北「東海道四谷怪談」~怨霊パワーで悪人どもをやっつける!お岩&小平の最恐タッグ!!

今回は 1825年(文政8年)に 鶴屋南北(当時71歳)が 江戸中村座のために書き下ろした芝居台本 「東海道四谷怪談」 について書かせていただきます。 「四谷怪談」と言えば お岩さんが出て来ることで非常に有名な怪談話ですが 「お岩さんという女性が伊右衛門とい…

菊人形って子供のころは無性に怖かったけど、大人になった今は「なんか良いかも……」と思います。

近所を散歩していたら よそのお宅のお庭に咲く綺麗な菊の花が目に入ってきました。 秋ですねえ~。 菊の花と言えば。。。 私が幼かったころ 当時京成電鉄沿線の谷津にあった 谷津遊園という大きな遊園地の菊人形展に 毎年のように連れられて行ったことを思い…

自分を捨てた恋人の等身大の人形を作って連れ歩く!!オーストリア近代美術の巨匠オスカー・ココシュカの恋

今回は グスタフ・クリムトやエゴン・シーレと並んで オーストリア近代美術を代表する画家 オスカー・ココシュカ (1886-1980) について書かせていただきます。 この夏 私は国立新美術館で行われた 「ウィーン・モダン クリムト・シーレ 世紀末への道」 とい…

アメリカの偉大なる冒険家リチャード・バードが、地底世界に行って地底人と接触していた!?というお話

昨日書いたリンドバーグの 「翼よ、あれがパリの灯だ」の中で ニューヨーク~パリ間無着陸飛行の オーティグ賞を狙う 強力なライバルの一人として 1927年当時には中佐だった リチャード・バード という海軍将校が出て来たのですが 彼に関する情報をネットで…

「ジャンボ旅客機99の謎」のレビュー~ベテラン整備士が明かす「飛行機のバキュームトイレに腸を吸い込まれてしまった乗客がいた」という話

今回は タイ国際航空で リペアマン・スーパーバイザーをしておられる エラワン・ウイパー氏の著書 「ジャンボ旅客機99の謎」 ~ベテラン整備士が明かす意外な事実~ という本のレビューと その中から特に 意外!! と思われるであろう事実をいくつかご紹介さ…

宇宙人か!?未来人か!?1803年に茨城の海岸に謎の美女を乗せて漂着した円盤「うつろ舟」のこと

江戸時代の 享和3年(1803年) 2月22日正午 常陸国(茨城県) 「はらやどり浜」の沖合に 怪しげな乗り物が漂っているのが発見されました。 「ありゃ何だべ!」 地元の人々によって浜辺に引き上げられたその乗り物は 丸い形をしていて直径は3間(5.4m)ほど 上半分…

変幻自在のイリュージョニスト果心居士は戦国時代に実在した人物だった!?

私の「心のお師匠様」吉川英治の作品に 「神州天馬俠」という少年向けの冒険時代小説があります。 神州天馬侠(一) (吉川英治歴史時代文庫) 作者: 吉川英治 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 1989/12/05 メディア: 文庫 クリック: 1回 この商品を含むブログ (…

彼岸花の咲く季節になると、北原白秋の「曼珠沙華」というちょっと怖い詩を思い出します。

彼岸花の美しい季節ですね。 秋のお彼岸の時期(9月半ば過ぎ頃)に咲く事から名づけられた「彼岸花」という名称には 毒草であるために 「これを食べたら彼岸(あの世)に行ってしまう」 ということに由来している と言う説もあるそうです。 この花が水田の畔や墓…

電動アシスト自転車で逗子までサイクリング。途中、お化けが出るという噂のトンネルも通ってきちゃいました。

昨日は 新しく買った電動アシスト自転車に乗り 逗子までサイクリングに行ってきました。 先日 10年来使っていた子供乗せ自転車から電動アシスト自転車に買いかえた時 自転車屋の店員さんが 「電動アシスト使ったら、ここから逗子くらい余裕で行けちゃいます…

「遠野物語拾遺」から~芸達者な猫が逆上して取り返しがつかないほどブチ切れてしまう話の紹介

「遠野物語」に収めきれなかった話などをまとめて 昭和十年(1935) その続編のような形で出版されたのが 「遠野物語拾遺」です。 伝承の収集に多大な貢献をしてくれていた 協力者の佐々木喜善は その2年前 1933年に46歳の若さで病没してしまっていました。 「…

「遠野物語」の河童のお話~人間の娘と恋愛したり、悪さして村人に捕まったり。

「遠野物語」には幽霊だけではなく 天狗や座敷童、雪女なども語られているのですが 中でも有名なのが 河童の話です。 そこで今回は 「遠野物語」に語られている 河童のお話をご紹介させていただきたいと思います。 一般的に思われている河童の顔色は緑色です…

「遠野物語」とか「耳袋」とか読むと幽霊って本当にいるんだろうなあって思います。。。

今回は柳田国男(1875-1962)の名著 「遠野物語」と 江戸時代に書かれた 「耳袋」とに ちょっと似通った幽霊譚がありましたので それをご紹介させていただきます。 まずは「遠野物語」の概略と感想を。 民俗学者柳田国男が35歳(明治43年)の時に著したこの説話…

「機長の心理学」(デヴィッド・ビーティ著)の紹介~ほんのわずかな心の動きが重大事故をひき起こす!!

今回は 航空機事故の原因となる 「ヒューマンファクター(人的要因)」について 英国海外航空(ブリティシュ・エアウェイズの前身)の元機長であり心理学者でもある デヴィッド・ビーティ氏(1919-1999)が書き著した 「機長の心理学」 という本の ご紹介をさせて…

「耳袋」から第4弾~江戸時代、箱根の山上に未確認飛行物体が現れたという話

またまたまた お奉行様根岸鎮衛が集めた巷話集 「耳袋」からのお話です。 今回は なんと!! 根岸鎮衛本人が 怪しい未確認飛行物体と遭遇した!? とも取れる内容となっております。 引用元は例によって 角川ソフィア文庫から出ている 「耳袋の怪」です。 耳…

透明ガラス戸にぶつかる事って、意外と良くあるらしいから気を付けた方が良いですよ。

8月も もう後半ですが 毎日暑い日が続いております。 こうも暑いと頭が霞んだように ボンヤリしちゃいますよね。 私などは ただでさえボンヤリしているというのに 暑さのせいでなおさら拍車が掛かってしまい 意識の明瞭度が冬期と比較すると 70%ぐらいしか…

パイロットって結構UFOを目撃しているらしいですよ。~旅客機パイロットのUFO目撃証言&日航機アラスカ上空UFO遭遇事件のこと~

ところで突然ですが みなさんはUFOの存在って信じてますか? 私は以前は半信半疑だったのですが、飛行機関係に興味を持って色々知って行くにつれ、今では UFOは絶対に存在する! という方向に断然心が傾いています。 以前こちらの記事でご紹介した元A…

江戸時代末期の慶応2年(1866年)6月9日、大坂城のお堀に謎の巨大生物が出現していたらしいです。

先日、三井記念美術館に 「日本の素朴絵展」を見に行った際 実は大変に気になる絵がありました。 それは 日本妖怪博物館から出展された こちらの絵なのですが 幕末 大政奉還が成る1年ちょい前の慶応2年6月9日 大坂城の内堀に こんな怪獣が現れたのだそうです…

脱力系の愛らしさ「日本の素朴絵展」を観てきました~地獄の獄卒に責められる亡者たちの余裕っぷりが素敵です。

「メスキータ回顧展」を見に行った同じ日に 日本橋の三井記念美術館で開催されている 「日本の素朴絵」 という展覧会も観てきました。 「素朴絵」という言葉は 跡見学園女子大の矢島新教授が創出されたもので 「リアリズムを目指さない素朴でおおらかな具象…

夏なので怪奇話をご紹介~お奉行様がしたためた巷話集「耳袋」より「菊虫の話」

江戸時代の中頃 根岸鎮衛 (ねぎしやすもり) という旗本がいました。 佐渡奉行、勘定奉行、南町奉行を歴任した彼は 天保から文化まで 三十三年もの月日をかけて 知人や古老などから 巷に伝わる話を聴き取り それを 「耳袋」という書物にまとめあげました。 そ…

「人魚」って近頃は、普通に「職業」として認められてるらしいですよ。

長かった梅雨も明けて いよいよ夏到来ですね。 夏と言えば海! 海と言えば人魚! という事で 今回は人魚について語らせていただきます。 人魚といえば 若くて綺麗な女性 というイメージですが 私は昔から 人魚姫にだってお父さんやお爺さんはいるはず! と思…

簡潔で絶妙な文章で恐ろしさを表現 「童話ってホントは残酷」という本のご紹介

今回は、文学博士三浦佑之先生監修の 「童話ってホントは残酷」という本の ご紹介をさせていただきます。 グリム童話などを始めとして 「童話って本当はこんなに怖い話だったんだよ~」 というような事を紹介した本や漫画は 現在、いろんな出版社からわんさ…

本のご紹介~浮世絵が描く残酷場面と題字を掲げる天使のギャップがものすごい「新聞錦絵の世界」

今回は本の紹介をさせていただきます。 こちら 高橋克彦さんの 「新聞錦絵の世界」 です。 新聞錦絵の世界 (角川文庫) 作者: 高橋克彦 出版社/メーカー: 角川書店 発売日: 1992/07 メディア: ペーパーバック この商品を含むブログ (2件) を見る 新聞錦絵とい…