2019-01-01から1年間の記事一覧
もうすぐ年越しとお正月がやってきますが 大晦日からお正月にかけての食事 みなさん、どうされますか? 大晦日は 「海老天付きの年越しそばを食べて、炬燵で蜜柑食べながら紅白歌合戦」 お正月は 「おせち料理とお雑煮」 という 定番コースに決まってる! と…
突然ですが ラーメン屋さんで タンメンを頼みたいなと思っていたのにワンタン麺を頼んじゃったり ワンタン麺を頼んだつもりが担々麺が出てきてしまった なんてことありませんか? この三つのラーメン 名前がそっくり過ぎるから 音だけでは間違えてしまいそう…
今回は ルイ14世時代のフランスで 王様お気に入りの芝居座長として活躍していた モリエールの戯曲「ドン・ジュアン」 の、ご紹介をいたします。 女性をメロメロにさせる物語上の色男と言えば わが国では 光源氏や在原業平 そして現代ではちょっとマイナーに…
愛猫が糖尿病にかかってしまった! なんて事になると それだけでもショックが大きいのに お医者様から 「これから毎日 インシュリン注射をしてください」 なんて言われると 不安になってしまう飼い主さんも多いと思います。 (私もそうでした) でも 慣れてし…
ネットで「かいよう丸」という船名を検索すると 江戸幕府が幕末に所有していたオランダ製軍艦 「開陽丸」に関する情報と もうひとつ 水産庁が保有している漁業調査船 「開洋丸」の情報が出て来るのですが 今回はこの 水産庁の漁業調査船 開洋丸が 1984年12月…
(※こちらは2019年12月11日の記事です) 2019年3月20日 多くのファンに惜しまれながら閉館した 吉川英治記念館が このたび青梅市営となって 2020年9月7日(吉川英治の命日)に 再びオープンされる 見通しと なりました!! 東京都青梅市にあるこちらの記念館(旧…
今回は 平安時代から南北朝時代までにつくられたお話10編を 1冊の本にまとめた短編物語集 「堤中納言物語」 をご紹介いたします。 「堤中納言物語」と言えば 毛虫好きの風変わりなお姫様の話 「虫愛ずる姫君」 が収載されている事で良く知られているのですが…
今日はちょっと ビロウな話になってしまうのですが 今朝 我が家のミータ(ロシアンブルーの雄、もうすぐ9歳)のお尻が、ひどく汚れていたので 「三―ちゃんたら。 君はもうすぐ50代のジェントルマンになるんだから、身だしなみ位ちゃんと出来るようにならなきゃ…
私は横浜に住んで、もう20年ほどになります。 引っ越してきた当初 街のいたるところに このような雑草が生えているのに気が付き 「わー、金平糖みたいで超かわいい」 と思ったのですが みなさんのお住いの近くには この花、自生していますでしょうか? この…
突然ですが みなさんは 王様とか帝王になれたらいいな~ なんて夢想することありませんか? 王様って 好きな事なんでもやりたい放題で 贅沢三昧が出来そう! そんなイメージですよね。 でも実際の所 一国の君主ともなれば そんな気ままや贅沢は 許されません…
今回は 1825年(文政8年)に 鶴屋南北(当時71歳)が 江戸中村座のために書き下ろした芝居台本 「東海道四谷怪談」 をご紹介いたします。 「四谷怪談」と言えば お岩さんが出て来ることで非常に有名な怪談話ですが 「お岩さんという女性が伊右衛門という夫に浮気…
11月も後半に入り ぐぐっと寒さが増してきましたね。 今日はあまりにも寒いので 我が家でも暖房装置にスイッチを入れました。 ここ数年の我が家の 冬の必需品はこれ! 座布団型ミニマット です。 これ、電気代があんまりかからない割に かなり暖かいから良い…
近所を散歩していたら よそのお宅のお庭に咲く綺麗な菊の花が目に入ってきました。 秋ですねえ~。 菊の花と言えば…… 私が幼かったころ 当時京成電鉄沿線の谷津にあった 谷津遊園という大きな遊園地の 菊人形展に毎年のように連れられて行ったこと を思い出…
今回は 戦前の大衆小説の花形作家 直木三十五の代表作 「南国太平記」 のご紹介をいたします。 ------- 内容 時は幕末 舞台は南国薩摩藩。 藩は目下 老藩主島津斉興(なりおき)とその愛室お由羅の方が率いる 保守派 と 40歳になっても家督を譲ってもら…
今回は 直木三十五と吉川英治の交流 について書こうと思います。 吉川英治の名作 「宮本武蔵」 が生み出されるきっかけには 直木三十五が唱えていた 「武蔵非名人説」 というものがありました。 剣道の歴史について非常に熱心に研究していた直木が 「宮本武…
先週末、横浜市内にある 直木三十五の住居跡とお墓のある長昌寺 をたずねてきました。 直木三十五といえば 芥川賞と並ぶ小説界のビッグタイトル 直木賞の由来となっている 戦前の人気小説家であり 私が尊敬している吉川英治とも 同じ大衆小説家同士として 盟…
今回はアメリカの作家 ウィリアム・サローヤン(1908-1981) の短編作品をあつめて ちくま文庫から出されたこちらの本 『ディア・ベイビー』 のご紹介をいたします。 ディア・ベイビー (ちくま文庫) 作者: ウイリアムサローヤン,関汀子 出版社/メーカー: 筑摩…
約8か月前の3月終わりごろ 突然の下痢&嘔吐から脱水症状を起こし、危篤状態に陥った我が家のミータ(8歳オス)。 奇跡的に命を取りとめたものの ほぼ元通り近くまで元気を回復してから後も 後脚の筋肉がげっそり衰えてしまった ため 歩行はヨロヨロ。 ジャン…
今回は グスタフ・クリムトやエゴン・シーレと並んで オーストリア近代美術を代表する画家 オスカー・ココシュカ(1886-1980) について書かせていただきます。 この夏 私は国立新美術館で行われた 「ウィーン・モダン クリムト・シーレ 世紀末への道」 という…
先日、近所を散歩している途中で 綺麗に色づいている草の実をみつけました。 暑くもなく寒くもなく 金木犀のアンズみたいないい香りが街中に漂っていて 秋の今ごろって、本当に良い季節ですよね。 日本には春夏秋冬 それぞれクッキリと 特徴のある四季がある…
私の尊敬する作家吉川英治の 「草思堂随筆」(昭和10年刊)に 『大坂の「サカ」』 という題のエッセイがあります。 これが書かれた昭和10年当時 大阪以外の場所では オオサカの「サカ」を表記する場合 「坂」と「阪」とが 両方ゴチャゴチャに使われていたよう…
ここ近年の日本の夏は正直 あまりにも暑過ぎて、げんなりしちゃうのですが でも 青い空!青い海!眩しい太陽! といった 夏のイメージって やっぱりなんか良いですよね~。 さて そんな夏のイメージを代表する音楽のひとつが The Beach Boys! 私はその昔、1…
昨日書いたリンドバーグの 「翼よ、あれがパリの灯だ」の中で ニューヨーク~パリ間無着陸飛行の オーティグ賞を狙う 強力なライバルの一人として 1927年当時には中佐だった リチャード・バード という海軍将校が出て来たのですが 彼に関する情報をネットで…
今回は チャールズ・オーガスタス・リンドバーグ(1902-1974)が 1927年5月 世界初のアメリカ~ヨーロッパ間単独無着陸横断飛行を成し遂げた時の事を記した 「翼よ、あれがパリの灯だ」(1953年) のご紹介をいたします。 1902年 ミシガン州デトロイトの弁護士の…
約7か月ほど前の3月の後半 思わぬ大病をして 2週間の入院&寝たきり生活の末 どうにか死地から回復したミータ (8歳10か月、雄のロシアンブルー、糖尿病歴1年2か月) 現在の彼は、ほぼ以前通りの元気を取り戻しているのですが 長い寝たきり生活の余波のせいか …
今回は 平安時代中期の女流歌人・和泉式部による恋物語 「和泉式部日記」 のご紹介をいたします。 -------- 「和泉式部日記」 あらすじ 恋人だった為尊(ためたか)親王が26歳という若さで亡くなってしまった後 和泉式部は傷心と追憶の日々を送ってい…
仏教の世界では 悟りを開いていない存在は皆 天道 人間道 餓鬼道 修羅道 畜生道 地獄道 という六道を 生まれ変わり死に変わり 永遠に輪廻転生し続ける ということになっています。 まあ、それはおいといて…… その六道の 最上位にある天道 というのは 神様た…
今日は午前中 年に1度の定期健康診断を受けに 検診センターに行ってきました。 例年 「検診の予約をしてください」 という通知が届くのが初夏なので かつては6月あたりに受けるのを恒例としていたのですが 「検診当日は朝から何も飲食せずに来てください」 …
今回は タイ国際航空でリペアマン・スーパーバイザーをしておられる エラワン・ウイパー氏の著書 「ジャンボ旅客機99の謎」~ベテラン整備士が明かす意外な事実~ という本のレビューと その中から特に 意外!! と思われるであろう事実をいくつかご紹介いた…
今回は 鎌倉時代中期に活躍した時宗の開祖 一遍上人の教えをまとめあげた 「一遍上人語録」と「播州法語集」の感想 を書かせていただきます。 -------- 《一遍智真上人の生涯》 1239年(延応元年) 伊予の国松山に生まれました。 生家は瀬戸内海きって…