今日はちょっと
ビロウな話になってしまうのですが
今朝
我が家のミータ(ロシアンブルーの雄、もうすぐ9歳)のお尻が、ひどく汚れていたので
「三―ちゃんたら。
君はもうすぐ50代のジェントルマンになるんだから、身だしなみ位ちゃんと出来るようにならなきゃ駄目でしょう」
と文句をつけながらペーパーで拭いてやっていたら
お尻からピロっと
5センチくらいの糸が飛び出している事に気が付きました。
(この糸に排せつ物が付着していたため、汚れてしまっていたようです)
この糸は
彼がいつも乗っかっている電気シートにかぶせてあるクッションカバーのもので
彼が爪で引っ掛けて
ボロボロに飛び出した部分のものを食べてしまったに違いありません。
試みにそっと引っ張ってみると
「ニャッ!」
と鳴いて怒るので
腸や肛門を傷つけたら怖いと思い
お尻から1センチくらいの所ではさみで切りました。
(ニャンコさんが糸や紐を食べてしまって
口やお尻からそれが飛び出していた時には
絶対に無理に引っ張っちゃ駄目ですよ)
食欲も元気もあり
体内に残された糸の長さはおそらくそれほど長くはないと思われるので
今は様子を見ている所なのですが
ネットで調べてみた所
ニャンコさんが糸や紐状のものを食べてこのような事になるケースはかなり多いようで
しかもこれって
ものすごく
怖い事らしいです。
猫の中には
「異嗜」(いし)といって
食べ物以外の変な物を食べたがる子が結構います。
うちのミータも何故かビニール袋やゴムやホコリを食べたりしますし
かつて実家で飼っていたチーコという猫なども
大変に賢い猫だったのですが
ゴムを食べるのが好きという
変な癖がありました。
猫が食べる変なものの中には
危険なものも多くあるので注意をしないといけないのですが
その中でも
紐や糸といったものは
食べた時の危険度が
Maxなんだそうです。
細い糸や紐状のものは
粘膜に貼り付いて腸を引きつらせてしまうことや
体内を通過するときに
柔らかい内壁を傷つけて壊死させてしまうことがあるばかりではなく
排泄されずにお腹に溜まり
腸閉塞を引き起こしてしまうこともあるんだそうです。
ニャンコさんが血便をしたり、便秘気味になったりして
食欲が落ちたり、水を飲まなくなったりしたら
腸閉塞の疑いがあり
命にかかわるため
開腹手術をしなければならなくなるそうです。
ニャンコさんが糸や紐を食べてしまった時には
すぐにかかりつけの病院に連れて行くのが良い
のですが
糸や紐はレントゲンには映らないので
内視鏡検査……という事になると
かなり大ごとで
費用も相当な高額になってしまうそうです。
とはいえ
痛がる、とか、苦しがっている、とかの症状が出ているのでなければ
即座に内視鏡とか手術にはならず
触診とか問診とかがメインになるのではないでしょうか。
安心のためにも
掛かりつけのお医者様に見ていただいて
アドバイスをしてもらうのがベスト
でしょうね。
(などと言いつつ、私は家で様子を見ているわけですが)
まあ
恐ろしい事態になる可能性もあるにはあるのですが
もちろん
アッサリ、ウンチと共に排出されるケースもあります。
(そして、これが最良の結末)
ニャンコさんは紐で遊ぶのが大好きだし
ニャンコさん用のオモチャには紐が付いている事が多いから
ウッカリ食べてしまわないように
遊んだ後には
片付けるなどして
気を付けておいた方が良いですよ。
また
糸や紐類を置かないように気を付けていても
彼らは
布製品に爪を引っ掛けて
糸を引き出してしまう
なんて事があるから
(うちのはそのバターン)
そんな所も用心しないと
ですね……。
こちらは私の小説です。よろしくお願いいたします。