TODAWARABLOG

戸田蕨です。小説書いてます。よろしくお願いします。

透明ガラス戸にぶつかる事って、意外と良くあるらしいから気を付けた方が良いですよ。

8月も、もう後半ですが

毎日暑い日が続いております。

 

こうも暑いと頭が霞んだように

ボンヤリしちゃいますよね。

 

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私などは

ただでさえボンヤリしているというのに

暑さのせいでなおさら拍車が掛かってしまい

 

意識の明瞭度が冬期と比較すると

70%ぐらいしか無い感じです……。

 

そこで今回は

そんな私のボンヤリが招いた

超危険な体験談をお話させていただきたいと思います。

 

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それは数年前の事

 

ママ友たちとランチの約束をしていた私は

集合時間よりかなり早く

約束場所のファミレス近くまで来ていたので

 

そのそばにある

ショッピングセンター

ぶらぶら見て回っていたのでした。

 

そろそろ約束時間が近づいてきたのでファミレスに向かおうと

ショッピングセンターを出ようとしたところ

 

ゴツン!!

 

勢いよく

出口のガラスドアに激突し

 

バリーン!

ガラス戸を大破させてしまったのです。

 

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─── あまりの事に

 

我ながら一瞬

何が起こったのかわからないほどの衝撃だったのですが……

 

どうやら自動ドアのつもりで

通り抜けようとしたところが

このドアは開き戸

 

私がぶつかった拍子に

バリバリに

割れてしまったようなのです。

 

「はっ!!」

と我に返った私は

 

咄嗟に

ドアの一番近い所にあった

サーティーワン・アイスクリームに駆け込んで

 

カウンター越し

お姉さんに

「すみません、そこのドアに激突して壊してしまいました」

と報告したところ

 

お姉さんはギョッと顔をこわばらせながら

 

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「うわ!! 大丈夫ですか!?

顔から血が出てますよ!?」

 

と優しく気遣って下さいました。

 

自分には自分の状態が見えないため

その時まで

私の中での重大性は

 

ドアの破損>自分の怪我

 

だったのですが

 

傍目から見ると圧倒的に

 

怪我>ドアの破損

 

という状態だったようです…………。

 

 

お姉さんにそう言われたところで私は

「えっ?」

と思い

 

どれだけ自分が凄い事になっているのか

を確認しにトイレに行った所

 

幸い

大きな怪我は無かったのですが

 

細かい破片が顔やら腕やらに刺さりまくっていて

 

あちこちから

血が垂れていたのでした。

 

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その時

私のバッグの中で携帯が振動しました。

 

取り出して見てみると

ママ友から

いつまでたっても集合場所のお店に現れない私を

心配する内容のメールが届いていました。

 

「ごめん、実は近くまで来てるんだけど、ショッピングセンターのドアに激突してガラスを割っちゃって、今あちこちから血が噴き出してるからちょっと遅れるね」

 

そうメッセージを入力し

返信したところ

 

驚愕&心配をしたママ友の一人が

急いでこちらに駆けつけてくれました。

 

 

「大丈夫!?」

と息を飲む彼女と共に

ショッピングセンターに入っていた100円ショップに向かい

 

購入した粘着コロコロローラーで全身をコロコロし

細かい破片を取り除きました。

 

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その後ファミレスに行って他のママ友達と合流し

楽しいランチのひと時を過ごしたのですが

 

家に帰ってから

ふと、見てみたら

その時持ち歩いていた私のナイロンバッグの表面に

 

スパッ!

切り裂いたような

傷がついていたのでした……。

 

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大した怪我もしていなかったため

当初はそれほど大事に捉えていなかったのですが

 

実はこれって本当に

不幸中の幸いだったみたいです。

 

後でネットで調べてみたら

 

ガラス戸にぶつかった人が

割れたガラスで動脈を切り

亡くなってしまった

─── なんていう事例もありました。

 

怖いですね!!(◎_◎;)

 

 

私は人並み以上にボーッとしているため

階段を踏み外したり柱にぶつかったりはしょっちゅうなのですが

 

ボーッとしていない、しっかりした方々でも

 

透明なガラス戸に激突するという事故は

実は

結構多いらしいですよ。

 

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こういう場合

責任を問われるのは

やはり建物の管理者のようで

 

透明なガラス戸の場合

 

その存在を示すために

目の高さぐらいの所にマークなりシールなりを付けておくような対策を取っておくことが必要なようです。

 

私がぶつかったドアにも

その後しばらくして行ってみたら

ポスターが貼られていました。

 

いやー

しかし

 

何処に危険があるかって

本当にわからないものですね。

 

何気ない場所や物でも

ちょっとした油断で

恐ろしい凶器になりかねないのだから

 

気を付けないといけませんね……。

 

 

 

 

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 こちらは私の小説です。よろしくお願いいたします。

 

台風スウェル

台風スウェル

 

 

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