女の人って、よく
「きゃ~!」って叫びますけど
実は私、もの心がついた中学生以後に「きゃー」って叫んだことって無いんですよねえ…。
実際のところ、私がビックリした時に咄嗟に出る声としては
「わーっ!」とか
「おおぉ~!」
ぐらいな所でありまして
まぁ~
およそ女らしいといえるものではないかな…と…。
ですので
咄嗟の時に
「キャッ!」と発声できる女性に関しては
可愛くて良いなあ~と
ちょっと羨ましく思ったりもしています。
(たとえば、ひょんな所で推しに出会ってしまった時などには、やはり「おおー!」よりは「キャ♡」の方が好ましいかな、と)
話は若干逸れますが
昔、会社勤めをしていた時に、同じ部署に美人で優しい素敵な先輩がいたんですよ。
その方のクシャミが
「クチュン!」って
もう、めちゃめちゃ可愛くて
美人で性格が良い上にクシャミまで可愛いなんて~♡
と感動したなあ……。
それはさておき。
そもそも私、感情表現があまり豊かな方ではありませんので
「キャー!」にしても
「おー!」にしても
通常、叫ぶような事は滅多に無いんですよね。
そんな事もあって
ジェットコースターやお化け屋敷で叫ぶ人たち
というのが、実の所私にとっては
ちょっと理解不能な存在だったりしたのであります。
いや、だって
だいたい何で
叫ぶほど嫌だと思っちゃうような物に
わざわざ乗ったり入ったりするんでしょう?
全く持って意味不明です。
マゾなの?
なんて思ったりして。
そんな思考でしたから
自分自身は、そういうものの楽しみ方というのがサッパリわからず
付き合い上、仕方なくジェットコースターなどに乗る時には
下を向いて歯を食いしばり
目をつむり息を飲み
ひたすらグッと我慢するのみ
だったのですが……
どうやらこれはあまり正しくなく
むしろ
「きゃーきゃー」
「わーわー」
人目もはばからず思いっきり叫びまくる
という方がむしろ正解だったのではないかと
最近になって思うようになりました。
と言いますのも
私、先日
────といっても3か月くらい前の真夏の話なんですが
姉と二人で横浜のみなとみらいに遊びに行った時
あまりにカンカン照りの猛暑だったもんで
「とにかく涼しくなりたい!」
という一心で
クイーンズスクエアの隣の遊園地にある
マイナス30度の極寒体験ができるという
「アイスワールド」
って所に入ったんですよ。
マイナス30度というのが
どれくらいの寒さかと言いますと
濡れタオルが
たちまちにして凍ってしまう酷寒────
蒸し蒸しの猛暑でビタビタに汗ばんでいたシャツやズボンが瞬時に
ピキャーンと肌に凍りつき
「ひゃぁぁぁぁぁ!」
「ひぃぃぃぃぃ!」
さすがの私たちも
絶叫せざるを得ませんでした。
とはいえ
入館料を払って入っているからには
急ぎ足で通過してしまうのはモッタイナイじゃありませんか。
(ハイスピードて歩けば多分1分くらいで見学終了しちゃう)
なので
「ぎゃーぎゃー」
「わーわー」
騒ぎながらも
なるべく長く滞在するよう必死の努力で堪えたものですよ。(5分くらいは粘ったかも)
ちなみに
北海道の方ではリアルにマイナス30度になることがあるそうですね…。
旭川市では
明治35(1902)年1月25日に
観測史上日本の最低気温記録となる
マイナス41度を記録した事もあるそうですよ……。
とまあ
そんなふうに
あまりの寒さにぎゃーぎゃー騒ぎまくっていたのですが
そのせいか
館を出た時には
なんだかスッキリした気分になっていたんですよね。
なんかこう
まるでカラオケでもやった後みたいな爽快感。
思うに
とくに私たち日本人って
日常で感情を爆発させたり、大声で騒ぐ事ってあまり無いじゃないですか。
なので
こういう非日常の機会に思いっきり感情を表したり大声を出したりするのって
良い感じのストレス発散になるんでしょうねえ。
調べてみましたところ
大声を出す事には実際
自律神経を整え、ストレスを解消する効果があるそうですよ。
日頃、感情を抑えながら色々と頑張っている人は多いと思いますが
たまには
こんなような所でこんなふうに絶叫してみたりするのも
気持ちスッキリ
心身の健康のためにもおススメですよ!
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