連日猛暑が続いています。
こんな暑い日に食べたくなるのが
冷やし中華ですが
冷やし中華って手抜きをせずにきっちり作るとなると、かなり面倒くさい料理ですよねえ。
そうかといって
コンビニやスーパーで売ってる
お弁当の冷やし中華じゃ
なんだか物足りないし
外食先で注文すると
けっこう高い。
自宅で作るのが
やっぱり一番美味しいんだけれども
卵焼きを焼いて、蒸し鶏を作って
それを冷やして切って裂いて
キュウリを細く切って、トマトも切って
大鍋で麵を茹で、笊にとって冷水で締め……
なーんて事をやっていると
かなりの時間と手間暇がかかるし
洗い物だって
フライパン、大鍋、笊、包丁、まな板と
どっさり。
考えただけでも
七面倒臭過ぎて
うんざりしてしまいます。
─── ところで
ネットで
「冷やし中華」について検索してみたら
こんな記事が発見されました。
それは
2018年の初夏の事らしいのですが
旦那さんが奥さんに
「お昼ご飯は簡単に冷やし中華で良いよ」
と言ったところ
奥さんは
冷やし中華の麵の上に
丸ごとのままの茹で卵、キュウリ、蒸し鶏をボンボンボンッ。
そしてハムを一枚ペロッと乗せただけ
というのを出してきたそうで
その画像が大反響を呼んでいました。
ちなみに
「冷やし中華で良いよ」
という言葉で検索してみると
今や、その話題ばかり
めちゃめちゃ沢山出て来ます。
事件があってから一年以上も経っているのに
恐ろしいばかりのこの反響っぷり!!
ここまでくるともう
冷やし中華伝説
と呼んでも良いかもしれません。
人々をまず驚かせたのは
奥さんが出してきた
ワイルドかつシンプルな
冷やし中華そのもの
だったのですが
やがてそれは
料理に掛かる手間暇の大変さを考えず
つい
「簡単に~」などと言ってしまった
旦那さんの意識に対する考察へと移り
一般的な夫婦にありがちな気持ちのすれ違いの一例として
ああだこうだと論評され
今では、あっちこっちで好き放題に
ブログのネタにされまくっています。
どうやら
冷やし中華のように七面倒くさい料理に対して
ついウッカリ
「簡単に」とか
「で」
「いいよ」
などと言ってしまった事が
料理を作る側の人々の神経を逆撫でしてしまったようです!
これが卵掛けご飯とか
振りかけご飯みたいに
本当に簡単に出来るものだったら
「簡単に」「で」「いいよ」
でも全然問題ないんですけど
冷やし中華はなぁ~……。
「~でいいよ」
なんて言葉は
悪気なんか全然なくても
普通に使ってしまいがちなだけに
気を付けた方がいいですねぇ……。
(ちなみに元ネタになったご夫婦は仲良し円満夫婦のようです)
───さて
ことほどかように
まともに作ろうと思うと
果てしなく七面倒くさく
社会的な議論まで巻き起こしてしまう
でも
食べたーい!!
なので
家で作る時には私は
可能な限りの手抜きをしています。
麵はシマダヤの流水麵一択!!
(そもそも茹でるのが嫌)
添付のスープでほぐした麵の上に
細く切ったハムとキュウリ
そして
スーパーで売っている味付け煮卵を半分に切って乗せて
完成!!
本当は卵焼きを乗せたい所ですが
焼くのも冷やすのも
細く切るのも
油で汚れたまな板や
フライパンを洗わなきゃならないのも
あまりにも面倒くさ過ぎるので
パスしてしまいます。
お好みによっては
今はカットされたハムや錦糸卵も売ってるし
サラダチキン(蒸し鶏)を買ってきて
裂いて乗せても良いかもしれませんよね。
キュウリを切るのが面倒くさい場合は
カット野菜のサラダを乗っけたらどうでしょうね。
暑くてだるい折ですから
夏の食事作りは特に
なるべく簡単にすませたいですよね。
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そもそも冷やし中華の具は、シーズンになったらサラダとして売ってくれれば良いと思う。
夏場、傷まないように冷蔵庫で冷やしたカレーって意外とイケる。
こちらは私の小説です。よろしくお願いいたします。