私が子供だった頃
母は運動会など晴れの時には
よく太巻き寿司を作ってくれました。
この太巻き寿司がとっても美味しくて、大好物だったのですが
お店で同じようなものを求めようとしても
そんなに変わった具でも無いにも関わらず
あんまり似たようなものって、売っていないんですよね……。( ;∀;)
「そんなら自分で作れば良いじゃない?」
── ってとこなんですけど
うちの家族
夫も子供も、太巻き寿司があんまり好きじゃないので
一生懸命作った所で全然喜んでくれない……
ゆえに
独りで空しく大量の太巻きを食べる事になる……
っていうのが
目に見えちゃってるんですよ。(T_T)
そのため
なかなか作る気にもなれないんですよねえ……。
しかしながら
せっかくの
母直伝の太巻き寿司。
この味をあたら風化させてしまうというのも、なんだかモッタイナイような気がしますので
ここにそのレシピを
ご紹介したいと思います!
材料
米
すし酢
海苔(全形サイズ)
豚肉の細切れ
干しシイタケ
ホウレンソウ
たまご
桜デンブ
めんつゆ(醤油でもOK)
砂糖
作り方
お米を炊いて、おひつ状の器に移し
すし酢を加えて、しゃもじで(切るように)混ぜながら
団扇などでパタパタあおいで熱を冷まします。
すし酢は
何でも良いのですが
実家ではコレを使っていました。(お手軽です)
《具の準備》
干しシイタケを水で戻します。
戻したシイタケと豚肉を
シイタケの戻し汁にめんつゆ(または醤油)を加えた汁で炒り煮にします。
煎り煮にしたシイタケと豚肉は
汁気を切って分けておきます。
次に
茹でたホウレンソウを水で冷やして絞ったものに
軽くめんつゆ(または醤油)を掛け、絞り、
根元の繋がっている部分を切り落とします。
溶き卵にめんつゆ少々と砂糖で
甘めの卵焼きを作り
熱を冷ました後で細長く切ります。
太巻き寿司に入れる具は
以上に用意した
シイタケ
豚肉
ホウレンソウ
卵焼き
それと
桜デンブを少々です。
巻きすに海苔を敷き
その上に寿司飯を薄くのばすように乗せて行きます。
ご飯は、一面にびっしりと敷き詰めないで
向こう側五分の一くらいのスペースは開けておいて下さい。
(海苔が重なる部分の余地が必要なため)
先ほど準備しておいた
シイタケ、豚肉、ホウレンソウ、卵焼きを
ご飯の真ん中に一列ずつ乗せ
桜デンブをふりかけます。
手前側から向こう側の海苔部分に着地させるようにして巻いていきます。
海苔の重なった部分を下にして置き
包丁で一口大にカットしていきます。
ご飯の粘り気が付いて、次第に切れにくくなってくるので
清潔な濡れ布巾を用意しておき
それで適時、刃を拭いながら切ると良いですよ! (^_-)
個人的に
この太巻き寿司の美味しさのポイントは
シイタケと豚肉にあるような気がします。
あと
緑色の野菜が
良く使われているキュウリじゃなくて
ホウレンソウってところかな~
(なかなか、ありそうで無いんですよね、これが)
本当に美味しい太巻きなので
みなさんも良かったら作ってみてくださいね ♪ (^_^)
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