大変ご心配をおかけしましたが
一時は悲惨な状態になっていた
「翼のキッチン」
の表記
おかげさまで無事になおりました!!
ああ~良かったぁ…… (T_T)
昨日
私の小説本「翼のキッチン」の誤字を訂正してアップロードした所
その体裁が大変無残な事になってしまったのですが
Amazonさんにお問い合わせしましたところ
「再度Wordファイルをアップロードしてください」
とのこと。
さらに
「ファイルをアップする際にプレビューアーに弾かれたとのことですが、オンラインプレビューアーとkindlePreviewerのどちらで確認され、どんなエラーが出たかをお知らせください」
というメッセージがありました。
kindle本の原稿は
アップロードする前にプレビューアーという
「ちゃんと電子書籍の体裁になっているかどうか」を確認するソフト
に読み込ませてチェックをするのですが
パソコンにダウンロードしてある
kindlePreviewerが
docxファイルをどうしても読み込んでくれなくて
(こやつはいつもdocxファイルを嫌って吐き出すんです)
仕方がないからdocxファイルをweb変換して読み込ませてみたら電子本形式になってくれたので
それをアップロードしたら ────
体裁がおかしくなってしまったんですよね。
自業自得っ!!
Amazonさんからのメールを見て
「そうか、確認するにはオンラインプレビューアー(kindleダイレクトパブリッシングのサイトの中にある)っていう手もあったんだ!」
と気づき
そちらに原稿を読み込ませてみたら
すんなりとkindle本に変換してくれたのでその原稿をアップロードして
無事修正することができました。
ありがとう!!
オンラインプレビューアー!!
────さて
今回の事で私には
気が付いてしまったことがあります。
これまでkindle本制作界隈では
「kindlePreviewerをダウンロードして、それを使って仕上がり具合を確認する」
という事が絶対的必要事項みたいな感じで言われていたので
私もこれは必要なもののような気がしていたのですが
今振り返ってみれば
kindle本を作った時も
誤字脱字を訂正するなどのメンテナンスを加える時にも
様々なつまづきは
ほとんど
「kindlePreviewerがdocxファイルを素直に読み込んでくれない」
という点にあったので
オンラインプレビューアーでちゃんと確認できる以上は
kindlePreviewerなんて
必要無いんじゃないかな!!
──── って思ったのでした。
つまり
kindle本をつくる
という作業は
ちょっと前までは
Wordの文書(docx)を用意し
↓
それを専用ソフトでepubファイルに変換して
↓
それをさらにmobiファイルに変換して
↓
kindleダイレクトパブリッシング(KDP)のサイトから
kindlePreviewerをダウンロードして
それを使って確認して
↓
アップロードして出版
という
非常に複雑な手順が必要でしたが
今ではもう
Wordの文書(docx)を用意して
それをそのまま
↓
KDPのサイトにある
オンラインプレビューアー(ダウンロード不要)で確認して
↓
アップロードして出版
という手順で良くなっているという事なんです。
これってビックリしちゃうくらい手軽じゃないですか?
製作コストは無料(つまりリスクはゼロ)だし
しかも全世界に販売されるんですよ!
これは私見なのですが
斬新で面白いものって
すでに組織的に出来上がってしまったような所からではなく
もっと自由な所から生まれて来ることの方が、多いんじゃないでしょうか。
宮沢賢治の
「注文の多い料理店」
これらはみんな
彼らが20代で自費出版した傑作たちです。
それまで全く無名だろうと
人生経験が少なかろうと
傑作や名作は生まれ得るんです。
彼らはこの時
「売れなければ駄目!」
だなんて
縛り付けて来るしがらみなどとは無縁だったからこそ
これほどまでに素晴らしい作品を、自由に生み出す事が出来たんじゃないでしょうか。
だからきっと
市井で文学をやっている人たちが、どんどん作品を世に送り出す事は
文学界を活性化させるであろうと思います。
文学ばかりではなく
実用書や写真集や自分史などでも
様々な考えや感性を持った
色んな人が気軽に本を出版することは
きっと世の中を
もっと楽しく
豊かにする事でしょう!
────ですから
みなさんもいかかですか?(^_^)
こちらは関連記事です。
kindle出版の概要、出版の流れ、気を付けるべきこと
などをざっくり簡単にまとめてあります。
(2019年現在の情報です)
「小説家になる」には「確率1%未満の超難関&運次第の文学新人賞」に挑み続けるより、
渾身の自信作を電子出版し、ブログやSNS等での宣伝に力を入れる方がずっと建設的だと思います。