TODAWARABLOG

戸田蕨です。小説書いてます。よろしくお願いします。

タラコスパゲティとか納豆スパゲティって、いつ誰が始めたの?

今朝は朝から雨 ───

 

雨音を聴きながら窓の外を眺めてぼーっとしていると

なんだか妙に心地良くて

そのまま、ずーっとそうしていたくなるのですが

 

週末は夫や子供が家にいるので

そうノンビリもしていられないのが残念な所です。

 

ところで皆さん

 

休みの日のお昼ご飯って

どうしてますか?

 

私はプロフィールにもあるように

スパゲティが大好きなので

お昼はスパゲティの頻度がものすごーく高いです。(*^_^*)

 

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私が一番好きなのは

ボロネーゼとかナポリタンとかアラビアータあたりの

トマト系の味なんですけど

 

バターの香りと出汁の風味が効いた

和風パスタも美味しいですよね~!

 

日本人が洋食を和風化していくアレンジ力って

ほんとすごいと思います。

 

「タラコスパゲティ」とか

「納豆スパゲティ」とか。

 

あれ、最初にやり始めた人

ほんとアッパレですよね!

 


ああいう和風スパゲティって

一体、誰が一番最初に始めたんでしょう?

気になったので

今回はそこの所を、ちょっと調べてみました。

 

タラコスパゲティの元祖

 

東京都渋谷区にあるスパゲッティ専門店の老舗

「壁の穴」さんだそうです。

 

1963年から1967年頃

常連客のNHK交響楽団ホルン奏者・千葉馨さん

演奏旅行のお土産としてキャビアを持ってきて

 

「これでスパゲティ作ってみてよ」

リクエストしたのにヒントを得て

 

店主の成松孝案さんが考えだしたのが

タラコスパゲティなんだそうです。

 

 

ほほぉ~……

元々はキャビアだったんですね~。(゜.゜)

 

千葉さん

お土産にキャビアを買って帰る時に

「これ、スパゲティに合わせたら絶対美味しいだろ!」

って確信してたんでしょうか。

 

そういう直感を得るあたり

きっとかなりの食通だったんでしょうね。

 

とはいえ

さすがにキャビアは高級すぎて

店で出すメニューとしては使えないので

 

代わりにタラコを使うようになったのが

タラコスパゲティの始まりだそうです。

 

 

タラコスパゲティの上に

パラパラと振り掛けられている海苔

お茶漬けからの発想だそうですが

 

海苔とタラコの組み合わせは絶妙過ぎて

今や切っても切り離せませんよね!

 

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このあたりが「タラスパ四天王」ではないでしょうか。

 

 

それでは

納豆スパゲティの元祖は如何に?

 

───と

調べてみました所

 

こちらの方も、なんとまた

「壁の穴」さんに行き当たってしまいました。

 

「パスタ壁の穴」さんのホームページ内にある

「店主の独白…うんちく!」というコーナーで

次のように語られています。

 

納豆スパゲティの誕生の陰には

高松宮殿下の存在があります。

 

殿下は納豆にオリーブやパセリを刻み入れ、ごはんにかけて食べるのがお気に入り。

 

それをヒントに

納豆を刻みスパゲティにかけることを思いつきました。

 

納豆スパ…………

てっきり、もっと

庶民的なうまれかとばかり思っていたのですが

 

思いのほか

ロイヤルなルーツを持っていたんですね~!!(T∀T)

 

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いやはや

 

和風スパゲティの代表である

タラコスパ納豆スパの2つともが

「壁の穴」の発明品であったとは。

 

「壁の穴」さん

すごいですね!!!

 

それにしても……

 

タラコスパや納豆スパに関連して

まさかキャビア

とか「殿下」などという

超高級な単語が出て来るとは

 

まったく思ってもいませんでした~。

 

 



 

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こちらは私の本になります。よろしくお願いいたします。

台風スウェル

台風スウェル

 

 

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