新型コロナウィルスの蔓延で
世界中の航空会社が痛手を受ける中
機内食が頑張っています。
という事で今回は
コロナの渦中で頑張っている機内食
の話題をお届けいたします。
この未曽有の大厄災を受け
タイのナショナルフラッグ
タイ国際航空は経営破綻してしまいました……
(ノД`)・゜・。
が──
どっこい
負けてなるものか!
事業を続けながら、経営再建を目指して頑張っています。
9月からはバンコクにある本社の従業員用の食堂を改装し
機内食を出すレストランを
オープンさせました!
旅客機の座席が置かれた店内で
フライト気分に浸りながら機内食を味わえる
というこのレストランでは
CAさんが
接客してくれるんだそうですよ。
店内はファースト、ビジネス、エコノミーと分かれていて
ファーストクラスは2223バーツ(約7400円)のフルコース
エコノミーはセルフサービスながら
200バーツ(700円くらい)程度で各国の料理が楽しめるそうです。
CAさんやパイロットと一緒に写真も撮れる!
ということで
毎日1000人ものお客さんが訪れる
大繁盛ぶりらしいです。
バンコク市内にある別の営業所では
スイーツの販売も始めており、こちらも大盛況とのこと。
またそれ以外にも
タイ国際航空では
パイロットが訓練に使っているフライトシュミレーターを
有料で一般公開するサービスも始めたそうですよ。
機内食を
テイクアウトメニューとして
デリバリー販売することにしたそうです。
また
韓国のLCC航空会社
ジンエアーは
お家で食べられる機内食
「ジニーキッチン・ドリアル」を販売することにしました。
蓋をしたまま電子レンジにかけたり、熱湯で温めたりするだけで食べることが出来る
こちらのメニューの価格は1万ウォン(約930円)
パンもメインもデザートも国際線機内食さながらのもので
機内食風のパッケージや料理の手順が書かれた搭乗券なども
機内ムード満点!
2020年11月末オープンの
ジンエアーホームページ内
「ジニーストア」で購入することが出来るそうです。
そして
フィンランド航空は
2020年10月15日から
豪華な機内食を再現した
「Taste of Finnair」(フィンエアーの味)シリーズを
首都ヘルシンキ近郊のスーパー
「Kシティマーケット」で
試験販売することにしました。
メニューは2週間ごとに変更される予定とのことで
初回メニューは
トナカイのミートボールや北極イワナの燻製、キノコのリゾット、照焼ビーフなどなど
北欧料理と和食を合わせたものとなっております。
※お値段は10~13ユーロ(1200~1600円くらい)
機内食は通常、高度による味覚の鈍さを補うために
地上の料理よりもいくぶん濃い味付けがされているのですが
地上で販売されるこちらのメニューは
香辛料はちゃんと減らされているとのことです。(^^)
売り出してから数時間で
100食が売れたらしいですよ。
格付けランキングでは常に上位を占める人気の航空会社
2020年10月24日、25日と
10月31日、11月1日の4日間
「レストランA380@チャンギ」
を開催しました。
そこで提供されたのは
シンガポールの一流シェフ、シャーメイ・リー氏が考案した最高峰のプラナカン料理ほか
シンガポール航空の各クラスの代表的特別メニュー。
普段、乗客が立ち入る事ができない機内の
あんな場所こんな場所を見せてもらえ
それぞれの席に着席した後には
映画などの機内エンターテインメントも楽しめて
帰りには機内アメニティーのお土産付きだったそうです。
最高級のスイートクラスは5万円
エコノミークラスは4200円ほどでしたが
チケットは
売り出しからたったの30分で
売り切れてしまうほどの
大人気っぷりだったそうです。
さらに
ファーストクラスとビジネスクラスで提供している
一流シェフ監修の機内食を自宅で楽しめる
「SIA@Home」
も始めました。
こちらは、どのメニューにも
看板メニューのサテー(串焼き肉)が含まれているとのこと。
ワインやシャンパンも用意されている上に
アメニティまで提供してくれちゃうそうですよ。
ANAは2020年7月から
とっておきの機内食のレシピを
ネットで公開しています。
メニューは
ビジネスクラスで提供されている
「メカジキの塩こうじ揚げ きのこたっぷりカレーソース」
と
ファーストクラスで提供されている
「アボカド釜素味噌焼き」
写真を見ると
さすがにビジネス&ファーストクラスのお料理だけあって
エレガントで美味しそう〜♡
これらのメニューは
「作ってみた」投稿も呼びかけているそうです。
腕に自信のある方はぜひ。
(※メニューは随時変わります)
また
12月11日からは
「ANA's Sky Kitchen」として
国際線エコノミークラス機内食の
メインディッシュとして提供されている
洋食
「ビーフハンバーグステーキデミグラスソース」
「ビーフシチュー&とろとろ玉子のオムライス」
「タンドリーチキン風サフランライス添え」
和食
「チキン南蛮丼」
「紅鮭の彩御飯」
「牛すきやき丼」
お子様向け
「お子様向けミール(くまさん)」
「お子様向けミール(みなみ星)」
「鶏唐揚げと彩り野菜弁当」
以上のメニューが(※メニューは随時変わります)
各3種類✖4食の計12食セットで
販売されています!
その他にも
ANAオリジナルドリンク
「香るかぼす」
ANAラウンジで提供されている
「オリジナルチキンカレー」
なども
販売されているそうですよ。
ご購入は
および
からどうぞ。
日本航空では
子会社のJAL Agriportが成田空港の近くで運営しているレストラン
「DINING PORT 御料鶴(ごりょうかく)」で
国際線エコノミークラスの機内食を再現して提供しています。(税抜き1500円)
また、こちらでは
羽田・成田両空港の国際線ラウンジで大好評の
も食べられるそうです!
2020年の7月18日からはCAさんも
研修の一環としてホールの接客に入っているそうですよ。
こちらはとても人気のレストランですので
平日でも予約をして行った方が良いみたいです。
予約は
平日(2部制) 午前11時30分~ / 午後1時~
土日祝(3部制) 11時30~ / 1時~ / 3時~
となっております。
そしてこの
数量限定で
通販サイトJALショッピング
にて随時販売されています。
こちらのサイトでは
2021年7月21日から
「BISTRO de SKY」
(ビストロですかい)
として販売され始めたようですよ!
また
第1ターミナル4階にあるカフェダイニング
「M's DINING」では
2020年11月21日〜2021年1月31日の期間限定で
提供されました。
メニューは
和食が
「牛肉と野菜の旨煮ごはん添え」
洋食が
「イエローチキンカレーアジアンスタイル」
(どちらも税込み1500円)
この企画には
「空の見えるダイニングで”地上の機内食”とともに、フライト気分を満喫してください」
というメッセージが込められている、とのことでした。
初日となる
11月21日(土)には
セントレア第1ターミナル4階の
イベントプラザにて
M's DININGとJAL
そして機内食工場名古屋エアケータリングによる
機内食クイズなどのコラボイベントが開催されたそうですよ。(^O^)
また
成田、羽田、広島の3空港で
海外航空会社向けに機内食を製造している
ゲートグルメジャパンでは
納入先となる各航空会社便が運休している事から
大量の余剰が発生してしまったため
クラウドファンディングを実施しました。
クラウドファンディングの返礼としては
第1回目( 2020年11月20日まで)が
機内食として製造したホットサンドイッチ
「ピザバー マルガリータ」
「ストロンボリ ラテトゥイユ&チーズ」の2種類を
10個入り3000円
24個入り6000円
36個入り9000円
にて提供。
第2回目(2021年1月25日まで)には
「ピザバー マルガリータ」を
24本セット5000円にて提供しました。
こちらの商品は
賞味期限は外装表示では1月14日となっているものの
冷凍なので3か月先まで美味しく食べられる、との事。
(電子レンジ800ワットで1分、
オーブンなら170~180℃で15~17分加熱すればOK)
さらに、ゲートグルメジャパンは
2020年12月16日から
「ワールドフレーバー」(WRLD FLVRS)
と題して
自宅で楽しめる
機内食を販売しています!
この商品の開発には
航空各社ファーストクラス向けの機内食を監修・調理しているシェフが携わり
洋食、中華、タイ料理の他
期間限定で
ローストビーフ、ローストターキー等の
クリスマスメニューなども用意されるとのこと。
料理は真空パック&冷蔵便で届けられ
湯せんする事で機内食を再現できるそうですよ。(^^)
お申し込みは
ゲートグルメジャパンの専用ウェブサイト
WRLD FLVRS
https://www.wrld-flvrs.com/から。
また
コスモ企業(日本空港ビルディング関連会社)も
「HANEDA Shopping」にて
随時
機内食を販売しています。
2021年3月12日、4月2日に
「世界の機内食+タルトセット」
「本格スバイシー機内食カレーセット」
を数量限定で販売したところ
大人気に付き即座に完売!
好評を受けて4月26日には
「世界の機内食+タルトセット」
「本格スバイシー機内食カレーセット」
に加え
「世界の機内食6食セット」
も販売されました。
(数量限定のため、なくなり次第終了)
コスモ企業さんは
1920年の創業以来、色々な国の航空会社に機内食を提供し続け
高い評価を得ている機内食会社ということで
販売されている機内食の写真は
どれもとっても美味しそうです!(#^^#)
販売は随時されるようなので
気になる方はこちら
をチェックしてみて下さい。
さらに!
昭和26(1951)年に初めて機内でサンドイッチを提供した
国内初の機内食会社
(株)TFKも
2021年4月より満を持して
機内食のネット販売を本格的にスタートさせています!
(シェフたちが腕によりをかけて仕上げた世界各国の本格的グルメ料理!)
「TOKYO FLIGHT KITCHEN」
と題されたこちらの機内食は
PayPayモール
KuruKuru
デリバリーイーツ
RoccoMarket
RELO CLUB
等の各ウェブサイトにて
購入することが出来るということですよ♪
(^o^)/
────と
このように
各社とも、色々と知恵を振り絞って、頑張っておられます。
「地上で食べる機内食も美味しそう~♡」
とは思うのですが
でも
やっぱり……
一刻も早く、この疫災が収束して
空の上での食事が
心置きなく楽しめる日が戻ってくれることを
願わずにはおれませんねぇ……。(>_<)
こちらは私の本になります。よろしくお願いいたします。