先日
ルフトハンザ航空がエアバスA330をプライベートジェットとして売り出したよ!
というネットニュースを見ました。
ドイツ・ルフトハンザ航空系列の
ルフトハンザ・テクニーク(Lufthansa Technik)という会社から
超・超・超富裕層向けに売り出された
というネーミングのプライベートジェットなんですが
通常の旅客機だったら280くらいの座席が確保できる
たった12名のVIPだけで使用する
ということで想定した
たいへんにゆったりとした
ラグジュアリーな仕様で造られているそうです。
パーティースペースとしても使えるメインラウンジの天井には
広々とした空や海中のイメージ映像が映し出され
ゆったりとした寝室やバスルームの他に
Barカウンターやスポーツジムなどもあり
地上で駐機している間には
なんと
びよ〜んと屋外に張り出して
景色を一望することが出来る
バルコニーまで付いちゃっています!
そのお値段はといいますと
ざっと
約3億4000万ドル!
(1ドル150円換算として510億円)
世界の大富豪が所有している超豪華プライベートジェットって
まさに
空飛ぶ一流ホテル
といった感じで
ひたすら
ため息とともに、憧れてしまうばかりなのですが
それにしても
ちょっと疑問に思ってしまうのが
こういう飛行機の
ゴージャスな家具調度品……
普通だったらシートベルト必着の
離着陸の時とか
急な乱気流に遭遇した時なんかに
吹っ飛んだり
落っこったり
しないもんなんでしょうか?
超豪華プライベートジェットの写真を見ると
たいてい
テーブルの上に
こんなフルーツが何個も置かれていたり
カウンターの上に
お花が飾られたりしているんですけど……。
花瓶や電気スタンドなんかは
一見無造作に置かれているようではあっても
実は
土台みたいなものにガッシリ嵌って
動かないように固定されいるんでしょうかね……?
そうでもなきゃ
乱気流の時なんか、かなり危険ですよねえ……。(^^;)
椅子やソファー
テーブルあたりは ────
──── たぶん、動かないように
床に固定されているんでしょうね。
仕様にもよるんでしょうが
プライベートジェットの椅子は
時にはシートベルト付きの座席になったり、フルフラットのベッドに変形したり────なんてものもあるみたいです。
ソファーはキングサイズのベッドに変形する、というケースが多いみたいです。
先ほどご紹介した
ルフトハンザの「EXPLORER」は
メインラウンジのでっかいテーブルを
「低くすると、ダンスフロアが現れる」
と説明があって
イメージ画像では、床がフラットになっているように見えるので
もしかしたら
ボタン一つで
テーブルも椅子も、床下に格納される仕掛けになっているのかもしれません。
考えて見れば
これほどの超豪華プライベートジェットだったら
客室乗務員の方も
それ相応に同乗されているでしょうから
お皿に盛ったフルーツとか
ソファーに置かれたクッションとか
カウンターに飾られている置物とか
離着陸時に
落っこちたりして危険そうなものは
ほど良いタイミングの時に
どこかに
スマートな所作で片づけられたりするのかもしれませんね……。
(そういうプロフェッショナルな方々は、決してアワアワ、ドタバタなんてしないんでしょう)
一般庶民には
ちょっと窺い知れない別世界という感じですが────
調べてみたら
こういう超豪華プライベートジェットに
ツアーで乗れることもあるらしいですよ!
東南アジアを中心に欧米や中国などで
優雅でリッチなリゾートを展開している
ラグジュアリーホテルチェーン
アマンリゾーツが
2018年
126人乗りのエアバスA319を
16名乗りの超豪華プライベートジェットに改装し
世界8か国にあるアマンのホテルを巡る旅
というツアーを企画したことがありました。
この時の機内見取り図を見てみると
座席は16席のまま
スリープモードとデイモードで
ベッドになったり椅子になったりと
配置や形を変えて展開していたようです。
飛行機も豪華なんですけど
滞在するホテルがゴージャスを極めているこちらのツアー
お値段は
二人で2700万円だったそうです!
…………料金が凄すぎて
思わず目まいがしそうですが……。
もし宝くじで5000万円以上当たったりしたら
超豪華プライベートジェット
一度は乗ってみたいものですね!
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昔の飛行機のトイレは恐ろしかった……
こちらは私の本になります。よろしくお願いいたします。