TODAWARABLOG

戸田蕨です。小説書いてます。よろしくお願いします。

素人なりに自宅の外壁のツタの撤去を頑張ってやってみました。一面にへばり付いていた吸盤の跡も大変だったけどこそげ落としてみました。

ツタの絡まる建物って

素敵ですよね……。

 

でも

素人が自宅の外壁にツタを這わせようとするのは、ちょっと考えた方がいいですよ。

 

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 園芸が大好きで

まめに剪定したりして

常に適度な大きさにツタを抑えることが出来るような人ならいいのですが

 

私のように

ズボラな性格の人ですと

モンスターのような繁殖力で増殖し続けるツタ

あっと言う間に家を覆われてしまいかねません。

 

傍目で見ている分には素敵に見えますけど

 

実際はツタって

結構気持ち悪いんですよ。

 

枝葉を伸ばすごとに、吸盤みたいなやつとか

細かい毛から成る足みたいなやつを生やして

 

壁だろうがガラス窓だろうが

所構わず

ありとあらゆる場所

ガッチリとへばりくっ付いてくるんです。

 

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ツタが小さい最初のうちこそ、伸びていくツタを見て

「なかなかいい感じじゃない?」

なんて

余裕の態度でいましたが

 

そのうち郵便ポストを覆いつくし

玄関ドアの隙間から屋内へ侵入しようとしているのを見るに及んでは

 

なんだか

妖怪じみた不気味さ

さえ感じてしまいました。

 

 

 

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ネットで「ツタ」関係を見ていると

 

どうやら

「ツタなんか絶対に地植えしちゃ駄目!」

と言うのが常識のようです。

 

 

私、わざわざ花屋さんからツタの苗買ってきて地植えしちゃったんですよ。

今から思えば

何という無謀な事をしてしまったものか……。

 

そもそも

何でそんな事をしでかしたのかと言うと

家を新築した時、ハウスメーカーの営業さんから

 

「玄関の所にシンボルツリーを植えた方がいいですよ」

って言われたんです。

 

シマトネリコとかを勧められていたんですけれど

って数十年も経てば

かなり大きくなっちゃうじゃないですか。

 

玄関脇のちっちゃいスペースに、大木に育ちかねないような樹木を植えるのは

何十年も先の事まで考えると

「ちょっとね~……」

と思ったんです。

 

そこで

ツタだったら

空間的にはあまり場所を取らないし

緑が綺麗だし

よそで見るツタの絡まるお店なんかはみんな素敵な感じだし

 

「なんか、いい❤」

なんて、魔が差してしまったんですね……。

 

 

ええ、ええ……

今思えば

完全にイカレていた

としか言いようがありません……。

 

最初の数年は

ツタさん達も下の方でワサワサしているだけだったから、ついつい油断をしていたんです。

 

ところが彼らは年々パワーを増し

着実に壁面に勢力範囲を伸ばしていきました。

 

まめに切ったり、壁面に這ったやつを剥がしたりしていれば良かったのでしょうが

真夏なんかは暑いし

蚊が出るから、あんまり外に出たくないし。

 

そんな風に放ったらかしにしていたら

気が付いたら二階の方にまで伸びていて

 

「このままでは近いうちに手が付けられないほどモジャモジャになってしまう!!」

 

という恐怖を感じたので、

先ごろ、バッサリ根元から切って撤去しました。

自力で。

 

 

ツタって

苗として売られている状態では

まるでみたいに見えますけど

 

放っておくと

かなりぶっとい木になります。

 

うちのツタも

根本近くの幹は直径二センチぐらいまで育っていて

地面なんかも一面

いかにも頑丈そうなぶっとい根っこでうねうねと覆われていました。

 

そして

外壁からツタを撤去した後で

ものすごーーーく困るのが

 

へばりくっ付いていた吸盤みたいなやつが

なかなか取れないこと!

 

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あれは異常なくらい強力にくっ付いているのですが

どうやら

粘液みたいのを出して、へばりくっ付いているらしいですよ。

気持ち悪いですね。

 

あの吸盤をどうにかして落としたい……

 

そこで

何となくの思い付きでやってみたのですが

 

ホースで壁一面にをかけ

吸盤を少しふやかし加減にしてから

台所の食器用洗剤を溶いた水を金属ブラシに付けて

ゴシゴシこすったら取れたので

 

ものすごーく大変だったけど

頑張って落としました。

 

 

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 ただ、これって

外壁の塗装ごと落としちゃっているような気もするんですよね……。

(うちは白っぽい塗装だからあんまり目立たないけど)

 

我が家は鉄筋コンクリートだから、一応大丈夫っぽいんですけど

 

木造のお家でこれをやると、きっと外壁がボロボロになっちゃいます……。

 

半袖のTシャツ姿でその作業をしてしまったので

はね飛んできた吸盤のかけらの細い毛をチクチク浴びてしまい

腕や首がかぶれてしまいました

 

何だか

ツタに復讐されたような気分……。

 

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もし同じようなことをする時には

長袖を着て、首にはタオルを巻いて防御した方がいいと思います。

 

我が家のツタはこうして撤去して

吸盤の跡も

ちょっと見にはわからないくらいにはなったのですが

 

地面一面にはびこっている根っこはまだ生きていて、ちょろちょろ芽を出してきてるのが

 

ホラー映画のラストによくある

 

「ふ、ふ、ふ、まだまだ恐怖は残ってるよ……」

 

みたいな感じで

なんとも不気味です。

 

 

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でも同じところに薔薇の木が植えてあるから

除草剤撒くわけにもいかないんですよね。

 

はあ~、困ったなあ……

 

ほんと

ツタなんか植えなきゃ良かった……。

 



 

 

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ツタの地植えもヤバいですが、ヒメツルソバの地植えもかなりヤバそう。

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 夏の日よけのグリーンカーテンに西洋朝顔はちょっと……かも。

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こちらは私の小説です。よろしくお願いいたします。

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台風スウェル

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