今回ご紹介するのは
私の大好きなミュージシャン
村田和人さんです。
もともと杉真理さんの大ファンである私が、村田さんを始めて知ったのは
たしか1990年頃。
杉さんのラジオ番組の公開録音のゲストとして、村田さんが出演された時だったと思います。
番組は京浜急行提供の
その日の収録場所は
品川駅前にあるショッピングセンター、ウィング高輪。
この時、村田さんは
「空を泳ぐ日」をライブ演奏された ───と記憶しております。
爽やかで伸びやかな歌声とポップなその曲調に
「おお……」
とハートを掴まれてしまった私は
早速そのシングルCDを手に入れ、テープにダビングして、かなりの愛聴をしておりました。
そんな風に
「空を泳ぐ日」を気に入って
結構聴き込んでいた私なのですが
どういうわけか
その後の私は、村田さんの活動を特にフォローすることもなく
村田さんに対する認識は
「杉さんの超仲良しのお友達」
という感じにとどまったままでした。
杉さんと一緒にやっている
「アロハブラザース」での村田さんの声には
「ホント、良い声だな~」
なんて聞き惚れていながらも
どういうわけか
アルバムなどを買う事もなく
そのまま年月を過ごしてしまってたんですね。
そんな2016年の2月。
朝、何気なく新聞を開いてみたら
村田さんの訃報記事が突如、目に飛び込んできたんですよ……。
「うそでしょ……?」
青空に亀裂が入って、バラバラと一斉に崩壊したみたいに
大ショックを受けてしまいました。
村田さんみたいに陽気で楽しい人が、こんな風に、いきなり亡くなってしまうなんて
あまりにも、あまりにも信じられなくて……。
それからというもの
なんだか無性に村田さんの歌声が聴きたくなってしまい
CDを買って聴いてみたところ ───
私のハートに
ジャストミート!
村田さんの音楽って、私の好みの
直球ど真ん中だったんですよ!
もっと早く聴いていれば良かった……。
ライブにも、行っておけば良かった……。
ファンになるのが遅過ぎました……。
村田さんの歌は
「一本の音楽」や「ボーイズライフ」のように
青空スカーッ!
っていう感じの
突き抜けた爽快感がたまらなく良いです。
そして、2000年代に出た
「ずーーっと、夏。」
「ずーーっとずっと、夏」
「ずーーっとずっと、ずっと夏。」という
夏三部作のアルバム。
これ、ほんとすごいです!
- アーティスト: 村田和人,田口俊,安藤芳彦
- 出版社/メーカー: NAYUTAWAVE RECORDS
- 発売日: 2009/07/15
- メディア: CD
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50代にして
このみずみずしさと躍動感は何!?
昔からの爽やかさはそのままに
大人の余裕や茶目っ気みたいなものが感じられて
カッコイイわ可愛いわで、もう最高~!
特に好きなのは
「ずーーっとずっと、夏」に収録されている
「R134波浪警報」
葉山から江の島あたりまでの国道134を
この曲を聴きながらドライブしたーい!
(実際、何度もしてますが)
「夏!夏!夏!」に入ってる別バージョンの方も
シリアス感増量って感じで
超カッコイイ~!
安藤芳彦さんや田口俊さんなどによる
ドラマチックな歌詞が
いろいろと物語を想像させてくれて
これがまた
ものすごく良いんですよね~。(T∀T)
2014年に発売された
「ピーカン」も
すっごく夏っぽくて良いですよ!
ジャケット写真でゴキゲンそうにウクレレを弾いている村田さんの姿からは
この後、2年も経たないうちに亡くなってしまうなんて、とても考えられませんよね……。
CDを再生すれば、いつでも心の中に広がる
スコーンと抜けるような青空。
村田さんの歌を聴いていると
「やりたい事は、やれる時にやっておこう!」
と言われているような気がします。
村田さんは、もういなくなってしまったけれども
その精神は音楽の中で
ずーーっとずっと、ずっと
生き続けている!
そんな風に、強く感じています。
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