今回は
いつの間にか家の中に入って来ている小さいクモについて
書こうと思います。
ドアも窓もピッチリ閉めているのに
気が付くと
どこからともなく小さいクモが入ってきていて
ピョンピョンしている事、ありますよね。
追い出しても追い出しても
いつの間にかまた
家の中に入ってきている。
「一体キミはどうして、そんなに家の中に入りたがるの!?」
と
困ってしまうのですが
あのクモは
ハエトリグモ
と言うそうです。
英語名は
ジャンピングスパイダー。
英語にしてみると
何だかエラくカッコいいですね!
ハエトリグモは家の中に入り込み
歩き回りながら
ハエとか蚊とかダニを食べてくれるそうです。
実はすごく
良い虫だった!
この事を知った私は
「今までキミを見つけるたびに
邪険にして追っ払ったり
猫をけしかけたりしてゴメンね!」(>_<)
と、謝りたい気持ちになってしまいました。
Wikipediaによりますと
ハエトリグモと人間との関わりは結構深く
昔は子供の遊びとして
ハエトリグモの一種である
ネコハエトリのオス同士に喧嘩をさせる
「ほんち」という遊びがあったそうです。
これは1960年頃まで
子供の遊びとして
大変に人気があったらしいですよ。
その様子がコチラ!
この「ほんち」
千葉県の富津地方では
「ふんち」と呼ばれており
現在でも
富津フンチ愛好会によって
毎年5月
クモ界の横綱を決める
「クモ合戦」が
大々的に開催されているそうです。
また
江戸時代の寛文から享保ごろにかけては
複数のハエトリグモの中に
羽をちょっと切って動きを制限させたハエを獲物として入れ
どのクモが一番早くハエを獲るかと
狩りを競わせる
室内版の鷹狩りといった趣の
「座敷鷹」
という大人の遊びがあったそうです。
これには旦那衆がかなりエキサイトしたらしく
強いクモともなると
大変な高値で取引されるようになり
とっておきのクモ戦士を入れるために
豪華な蒔絵の
印籠型容器まであったそうです。
いやはや
すごいですね……。
ブログに書くネタに詰まり
「あの小っさいクモの事でも調べてみるか~」
などという
生ぬる~い気分でいた私ですが
ハエトリグモたちが
害虫を退治していてくれたのみならず
娯楽方面でも
これほどまでに活躍し
人々から愛される
ファイターだった事を知り
すっかり
「おみそれしました!」
と
いう気分になってしまいました。
最後に
YouTubeでハエトリグモのとっても可愛い動画を発見したので
ご紹介しておきますね。
大きくつぶらな瞳が可愛いです。
〇の中のニャンコさんは
こちらの投稿者Nyanta8355さんのアイコンのようです。
あまりにもうちのミータにそっくりだったから
「なんでみーちゃんがここに!?」って
最初ちょっとあせってしまいました。
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