先日、実家に行った時
庭にフキノトウとノビルが生えていたので、家に持ち帰って食べてみました。
フキノトウは、スーパーのお惣菜で天ぷらになっているのを食べた事がありましたが
ノビルの方を食べるのは、たぶん人生初です。
ノビル(野蒜)
ヒガンバナ科ネギ亜科ネギ属
ノビルは根っこの所を、1個だけ生でかじってみたんんですけど、結構いけるかんじでした。まんまネギって感じです。
今回は根っこの部分だけを野菜スープに投入してみたのですが、普通に美味しかったです。玉ねぎのミニミニサイズって感じ。
葉っぱの部分も根っこの部分も食べられるそうなので、お味噌汁に入れても良いかもしれないですね。
ネギが足りない時なんかに
その辺からサッと引っこ抜いて来て使えそうです。
ノビルは昔から薬草としても使われていたらしいですよ。
なんでも
滋養強壮や食欲増進の効果があるとか。
そんなノビルの花言葉は
「タフなあなたのことが好き!」
おお~、いかにも滋養強壮剤っぽい花言葉ですね。(^^;)
ノビルの方は
面倒な下ごしらえもいらず
たいへん手軽に使える感じなのですが
ちょっと難易度高かったのが
妖精のように可愛らしいフキノトウは
早春に芽を出す
フキの花茎です。
フキ(蕗)
キク科フキ属
花言葉は
「公正な裁き」
「真実は一つ」などなど
フキノトウはそのほろ苦さが
「春の味」
として珍重されているのですが
そのままでは苦すぎて、とてもじゃないけど食べられないので
まずはアク抜きをする必要があります。
その時
塩を使っても良いらしいのですが
重曹の方が早くアク抜きが出来る
ということなので
食用の重曹を買ってきました。
(掃除用の重曹を使うのは、なんとなく気分的に憚られたので……)
そのなかに洗ったフキノトウを入れ、1分半くらい茹でました。
その後
引き上げたフキノトウを鍋いっぱいの水に漬け
水が茶色くなるごとに、2回くらい水を取り替えました。
外葉をちょっと食べてみて、苦味が薄くなったので
まあ、これくらいで良いか~
と思うところでアク抜きは完了。
で
これをどう料理するかが問題。
フキノトウと言えば
天ぷらが定番ですけど
揚げ物は面倒くさいからやりたくない!
もひとつ定番と言えば
フキ味噌ですが
これもいまいち心躍らない……。
さてどうする!?
悩んだ末、結局
鶏がらスープの素少々と塩コショウを加えて
オリーブオイルで炒めてみました。
食べてみましたところ
味の方は、まあまあでした。(良い感じのほろ苦さ)
完成品の画像が無いのは
お見せするほど
見映えするシロモノでもなかったからです。
なんかどす黒くなっちゃって……(^^;)
今にして思えば
ざく切りキャベツやベーコンと一緒にオリーブオイルで炒めて
バジルのパスタに和えたら、良い感じになったかもなあ……
まあ
春の味覚という事で
こういうのも
たまには良いんじゃないでしょうか。
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