TODAWARABLOG

戸田蕨です。小説書いてます。よろしくお願いします。

共働きが当たり前の今、「転勤」という制度は明らかに、非婚や少子化を助長していると思う。

今回は転勤についてモノ申したいと思います。

 

全国各地に支店や店舗を構える大手の企業では

現状、社員は転勤が当たり前みたいになっていますよね。

さて、この転勤という制度

 

これって社員に

結婚するな

子供を作るな

マイホームを買おうとするな

言っているも同然だと思いませんか?

 

 

転勤という制度がいつごろ始まったのか調べてみましたところ

どうやら高度経済成長期(1955~1973年あたり)に企業の全国展開が進んだことによって、広まっていったようです。

 

ちなみに

日本の少子化が始まったのは1970年代から。

ということで

私はコレも少子化の一因だったのではないかと睨んでおります。

(※1950年出生率3.65 1970年出生率2.13)

 

とはいえ、ですよ

 

それでも

昭和平成の時代であれば

お父さん一人の稼ぎで家族を養うことが出来ていましたので

転勤が多くても、まだどうにか

家庭は成り立っていましたよね。

 

子供の転校が多いとか

お父さんが単身赴任しなきゃならない、とかはありましたけど。

しかし!!!

 

その後30年以上もの間

ず~っと給料が上がらず

 

そのくせ

 

税金社会保険料の負担ばかりが

ずんずん重くなり

手取りがガクーンと減ってしまっている現在

 

生涯独身ならともかく

家庭を持とうと思うのなら

共働きが当たり前。

 

それなのに転勤だ!?

 

たとえばですよ

 

埼玉で出逢ったA男さんとB子さん。

しかし

間もなくA男さんは北海道転勤

次いでB子さんも沖縄転勤となり────

 

これじゃぁ

結婚なんて到底無理でしょ?

「だって仕事やめられないしーーー!!!!」

例えば、ここで

どちらかがキャリアをあきらめ

一方の任地について行ったと仮定しましょう。

 

けれども

その後、彼/彼女が再び前職と同じ程度の待遇や収入の職を得られるかどうかは、はなはだ未知数────

 

というか

首都圏から地方への移転だったとしたら

それ以上の職には就けない可能性の方が大ですよね。

 

だって、職場の数が全然違いますもん。

 

 

それでも

運よく、良い仕事が得られたとしますよ。

 

しかし!!!

 

配偶者が転勤族である限り

いつまた突然の辞令ひとつで

それがパアになるかもしれないんです。

 

それはまるで

もろく儚い

波打ち際に作った砂の山……

 

 

当然ながら

世帯収入幅ダウンです。

 

繰り返しますが

 

昭和平成の時代だったら

世帯主一人の稼ぎ配偶者や家族を養う事が出来ました。

 

だからこそ

転勤族でも家庭を持つことが出来ました。

 

しかし今や

 

高すぎる税金、社会保険料

上がり続けるモノの値段のせいで

 

世帯主一人の稼ぎで

配偶者や家族を養う事

無理になってしまったんです。

本気で少子化を止めたいと思うのなら

一刻も早く

企業に転勤制度をやめさせるべきだと私は思いますね。

 

基本

家から通えないような場所への異動はやめさせるべき。

 

それでもなお

必要があって遠隔地へ社員を赴任させる場合には

 

結婚できない

パートナーが職を失う

子供が転校しなきゃならない

などなど

 

社員が被る様々なデメリット補って余りあるほどの

手厚い手当

あってしかるべきだと思いますよ!

 



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こちらは私の本になります。よろしくお願いいたします。