お化粧って
やれば結構楽しいものだったりもするんですが
これが
「社会人になったら女性はお化粧をすべき」
「化粧をしないのはマナー違反」
とまで言われ、義務みたいにされてしまう事については
ちょっとモヤモヤする思いを抱えておられる方も多いのではないでしょうか。
かく申します私は、若かりし頃からずーっと
「一概にそうとばかりは言えないんじゃないの?」
と思っていました。
お化粧って、基本的に
「この部分がもっとこうなったら、今より一層綺麗に(可愛く)見えるだろうな~」
って場合に使うモノですよね。
シミやクマなんかのアラを隠したり
目元や唇などのチャームポイントを強調してみたり。
────でも
特に
「社会人になったんだから、お化粧ぐらいしなさい!」
って上から目線で言われることが多い
社会に出たての十代、二十代の若い人達って
お肌はまだまだキメ細かく張りがあり
シミやくすみもほとんど無くて
ツルツル&スベスベ&ピカピカに綺麗な場合が多いんですよね。
そのままで充分キレイな
桃のようなすべすべお肌には
ファンデーションもチークも必要ないと思うんですよ。
むしろ
天然のままの美しさを
人工の色で覆い隠してしまうのは
モッタイナイとすら感じてしまいます。
それと同様に
せっかく立派な眉毛が生えているのに
あえてそれを全部抜いたりして、描きなおすとか
しっかりとした長いまつ毛の人が
その上からマスカラつけるとか
そういうのは
まあ
本人がやりたい場合は別に良いんですけど
他人からどうこう言われる事を気にしてやるのなら
全く必要無いと思います。
つまり
素顔のままでも
充分にイケてる部分は
とくに過剰に
いじくる必要は無し!
(素顔のままでも綺麗な若い人は、化粧なんかしなくてもOK)
──って思うんですよね。
ただ
いくら素顔が美しくても
あまりにも幼く見えてしまうような場合には
社会人としては頼りない印象を与えてしまうので
大人らしく見えるように
眉毛を整えたり
血色が悪かったりする時には
口紅を塗ったりする事くらいは必要かな
とも思います。
個人的には
色付きのリップクリーム位でも
良いとは思いますが。
十代、二十代の若い人に関しては
そんな風に思うのですが
それ以上の年代に関してはどうかといえば
一般的に、お化粧をした方が若く綺麗に見えがちではありますから
お化粧をした方が自分自身の気持ちの上でも晴れやかな状態でいられる、っていうのなら、した方がいいと思いますけど
「社会人なんだからお化粧をすべき」
「化粧しないなんてマナー違反」
なんて言われる筋合いは無いと思います。
清潔感さえあれば
化粧しようがしまいが
どちらでも良し!
化粧なんかしなくても自信を持っていられるなら
しなくたっていいと思います。
男性の中年以降の顔つきについて
「男の顔は履歴書だ」
なんて、良く言われますけど
それなら
「女の顔だって履歴書だ」
っていうのもアリですよね。
多くの男性が素顔のままで生きて来ていて
その中には
渋カッコ良いオジサンになっている人だって少なからずいるんですから
女性だって素顔のままで
渋カッコイイ人がいたって
全然不思議じゃないですよ!
──などと語っておきながら
「じゃー、お前さんはどうなんだヨ?」
と言われますと
私自身は、もう
シミやらくすみやらを隠すために
毎日塗りたくっているんですけどね……。(^^;)
ゆくゆくは
素顔のままでも堂々としていられるような
渋カッコイイおばあさんに
なりたいものですなあ……。
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婦人服のボトムスのサイズ表記がウエスト基準なのは全く無意味。
こちらは私の本になります。よろしくお願いいたします。