私はわりと
ほかの人のブログやエッセイを好んで読んだりするのですが
そういうものを読んでいると
人って本当に、それぞれ物の見方、感じ方が違っていて
全く同じような条件の下
同じような状況に置かれていたとしても
楽しそうにしている人がいる一方で
辛そうにしている人がいたりもするんですよね……。
そこで思ったのですが
「幸せだ」と思うのも
「不幸せだ」と思うのも
もしかしたら
その状況がなせるわざというよりは
個人個人の
心の持ちように負う所の方が
圧倒的に大きいんじゃないでしょうか?
そりゃぁ、もちろん
「職場がブラックすぎる」とか
「周囲の人間が鬼畜すぎる」とか
どうしようもなく
環境のせいで辛くなっている
という状況はあるでしょうけれど
他人の性格や言動を変える
っていうのは
神様でもなければ
無理なんですよね。
けれども
自分の心持ちを変えるのは
自分の心がけ一つ
で
出来るんです。
まあ、そうは言いましても
素の自分から
あまりにもかけ離れた人格を演じる
なんていうのは不自然だし
そんな事したら
かえって
ストレスが溜まりまくっちゃうに間違いありませんよね。
そんな風に
本当の気持ちを封じ込めて
無理に別の自分を演じたりするのではなく
素のままの自分の気持ちが
自然に上向きになれて
多少の辛さにはへこたれない位の
強さとか楽観性が
身に着けられたら良いんじゃないか───
そう思いません?
「幸せに生きる」
というのは、古今東西人類共通の願いだと思うんですけれど
お金とか世間体とか
意地とか見栄とか
そんな事よりも
「いかに幸せを感じられるか」
っていう性格的要素の方が
ずっと大きいんじゃないかと思うんです。
そして
そのためには、やっぱり
基本的に
「自分を認める」
ことが大切なんじゃないかな、と思います。
どうしてか、って言いますとね
たとえば
自分が何かを「良い」と感じたり
何かに満足して
幸せな気分になった時───
横合いから誰かに
こんな風に
水を差されるようなことを言われたり
貶されたりする事が、ままありますよね。
けれどもそこで
自分の価値観に対する
絶対的な自信さえあれば
「あの人のあれに比べたら、私が手にしている幸せなんて……」
などと
引け目を感じたり
心がグラついたりすることなんかなく
「あの人はあの人。
でも私が今手にしているものは、私にとっては最高に素敵なものだ!」
と
自分が今感じている幸福感を
素直に肯定することが出来るんです。
テレビとか新聞とか雑誌とか広告とか
それから世間の無責任な人たちは
やれ勝ち組だの負け組だのと
勝手にひとのランク付けをしてきますし
ひとを見下して悦に入るのが趣味
みたいな
品性下劣な人々も
世の中には結構いますけれど
彼らがどんなに勝手なレッテル貼りをして
あなたの状態や
あなたの属性を貶して来ようとも
そんなのは
一切気にする事ありません。
自分に自信を持っていきましょう!
そもそも
広告とかテレビとか雑誌の見出しとかの
ああいう所で吐かれている言葉と言うのは
なるべく多くの人にコンプレックスを植え付けて商売に結び付けようという意図があってのものがほとんどですから
よぉぉーーく見ているとわかると思いますが
実は
ほとんど全ての人類が
何かしらナンクセをつけられて
貶されているんですよ!
だから
いちいち気にする必要なんかありません。
傷つくだけ損です。
この自分はナカナカなもんだぞ。
そう認めたうえで
自分の心持を
自然と楽観的な方向に変えていきましょう。
さて
それでは
楽観的方向に心を上げていくにはどうしたらいいか
と考えてみるに
こういう時こそ
芸術の力を借りるのが良いんじゃないかと私は思います。
たとえば音楽。
音楽って、聴く曲によって気分がガラッと変わるし
一番即効性があるんじゃないでしょうか。
陽気な曲を聴くと、すぐに明るい気分になれますよね。
また読書も
気持ちや発想の転換を促すのには
とても役に立つと思います。
漫画や小説の世界にいけば
冒険者にでも英雄にでも
内気な人にでも陽気な人にでも
どんな立場のどんな性格の人にだって入り込むことが出来ちゃいますので
これまでの自分には全く考えもつかなかったような発想が得られる事もありますし
全く違う視点から物を見ることが出来るようになったりもします。
また
文章自体に癒し効果があるような小説もありますしね。
(私が好きなのはこれ)
ただ……
音楽も漫画も小説も
色々なカラーの物があるので
選択には注意したほうがいいかもしれませんね。
ダークなものをチョイスしてしまうと
とことんダークな気分にもなれてしまうので……
明るく前向きになりたいと思った時には
明るく前向きになれそうで
なおかつ
自分の好みに合ったものをチョイスした方がいいと思いますよ!
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