kindleで本を作ったよ!
渾身の自信作だよ!
きっと、たくさんの読者さん達に読んでもらえるぞぉ〜。(わくわく)
絶対そうに違いないっ!
本を出した時って
著者はそんな風に思いますよね。
もちろん
私も思いましたよ。
(^^;)
良い物だったら売れるはず!
それが本当に良いものだったら
人に放っておかれるわけがない。
時間の経過とともに
くちコミでジワジワと
売れるようになってくるはず!
そのように考えている方は
とっても多いと思います。
実際にそうであったなら、どんなに良いだろうとは思いますが
しかし
その考えは
甘いです!!
「くちコミで」
などと簡単に言いますが
くちコミに乗るようになるまでには
まず
相当数の人に読まれている
という
前提条件があるんですヨ!
ですから
無名作家(※私も含む)の場合は
たとえそれがどんなに傑作であろうとも
宣伝をしないで本が売れることなんて
まず
絶対にありえない話
なんです。
kindleストアでは
無名の作家であろうとも人気作家や有名作家と同列に、肩を並べるようにして本が表示されていますので
まるで
読者さんから選ばれる機会まで同じであるかのように
勘違いしてしまいがちなのですが
世間一般の読者さん達の感覚からしてみたら
ここで真っ先に目に留まるのは
すでに多くのファンが付いていて、名前や作品世界に馴染みがある
人気作家さんや有名作家さん達の本です。
レビューの数が何百何千とつけられているそれらの本こそ
まさに
お店に行って
目当てにすべき商品
という感覚。
そういうお客さんが、まず、ほとんどだろうと思います。
(その他の本は、たとえ隣に並べられていても、最初から注目度が低いから意識に入ってこない)
そこまでの人気は無いにしても
出版社などが宣伝してくれるような中堅作家さんの本は
例えて言うなら
商店街に置かれている商品のような存在です。
目当ての商品を買いに行った折や、ぶらぶら歩きのついでなどに
「お、なんか面白そうなものがあるぞ」
てな感じで
引きつけられるお客さんも、少なからずいる事でしょう。
それに対し
他からの宣伝を全く期待できない
無名の作家の本というのは
一般読者さんの心情からしてみたら
人里を遠〜〜く離れた
山の中にある
ようなものなのです。
この遠〜~い山奥の
さらに深〜~い森の中で
たとえ
超絶スペシャル美味しい林檎の実がなっていたとしても
道も通っていないような
こ〜~~んなに遠く離れた所にあったら
誰にも知られようがないですよね?
世間に全く知られていない無名の存在であるってことは
まさに
こういう事なんです!
そうであるからには
まずはこの山奥に
少しでも人が来てくれるように
自分の力で
道を造っていかなければなりません。
これが
宣伝をするっていう事なんです。
色々な手段を行使して
少しでも多くの読者さんに辿り着いてもらえるように
頑張って道幅を
広げていきましょう!
道を造っていく手立てとしては
ブログやSNSといった所がお金もかからず、リスクも少なく、一番堅実な所だと思います。
(とはいえSNSは何か面倒くさそうなので、私は今の所ブログ一本なんですが……)
地道に発信をし続けてアクセスやフォロワーを増やしていけば
道は少しずつ形になって行く事でしょう。
しかしながら
アクセスやフォロワーを増やす事に躍起になり過ぎて
あんまりエゲツナイ手段(わざと炎上起こすとか)を取ったりすると
却って
マイナスイメージがついてしまうので
そこの所は気を付けた方が良いですよ!
いくらアクセスやフォロワーが増えたって
それが好感の反映でなかったら(というか、むしろ反感の反映だったりしたら)
自著の読者さんには、なってもらえません。
本は売れず、悪評ばかりが広まったって
ちっとも嬉しくないですよね。
陸の孤島状態だったところに
獣道ほどの道が出来て
それがだんだん広がって
いつしか立派な道となれば
読者さんもワンサカ来てくれるようになることでしょう。
(あとは作品のクオリティ次第!)
ただし
2019年3月以後
Google神は個人ブログに対して
すっかり厳しくなっています。
いつなんどき
「アップデートじゃー!」
と言って
コツコツと広げてきた道を破壊してくるかわからないので
そんな時にも決してメゲないだけの
精神力と忍耐力は必要です。
アクセスがなかなか上がらない時だとか
アクセスが急減してしまった時だとか
本が全然読んでもらえない時などには
心がポッキリ折れてしまいそうになるかもしれませんが
そこはぐぐっと
耐えて耐えて
耐え忍びましょう。(>_<)
楽あれば苦あり
苦あれば楽あり
鬼のように苛烈なGoogle神も
時には優しい顔を見せ
獣道を大通りにしてくれる
なんてことも
あり得るって言う話ですよ。
(私は今のところ優しくしてもらった事はありませんが)
昔のお坊さんたちが、辻説法で支持者を増やしていったように
地道に発信し続けていれば
時間はすご〜〜〜く掛かるかもしれないけれど
いずれきっと
道は広がっていくと思います。
無名作家の皆さん
色々と辛くなる時は
いっぱいあると思いますけど
お互いに
めげずに頑張っていきましょうね。
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