いよいよ夏真っ盛り!
夏休み中の子供たちにとっては
虫獲りの楽しみな季節になってきましたね。
さて
夏の虫の中でも
人気者ナンバーワン!
と言えば
何と言っても
カブトムシ!
小学生のお子さんの中には
1学期中に学校の授業で育てていた幼虫が
サナギになって、羽化をして
夏休みを前に立派な成虫になったよ!
という体験をされたお子さんも
多いかと思います。
そこで
カブトムシってどうやって飼ったらいいの?
その飼育法を
以下に簡単にご紹介いたします。
- プラスチック水槽を用意する。
- オガ屑か腐葉土を敷き入れる。
- カブトムシがひっくり返っても起き上がりやすいように、葉っぱや小枝を入れてあげる。
- 止まり木と餌台を置く。
- 餌は昆虫ゼリーがベスト。
- 直射日光の当たらない涼しい所で飼う。
- おが屑や腐葉土が乾燥したら霧吹きで湿らせる。
- コバエ侵入や乾燥を防ぐために、蓋とケースの間に新聞紙を挟む。
また、これ以外にも
カブトムシを飼う上で
絶対に守らなければならないのは
オス同士は同じケースに入れない事!!
これは大変に重要な所です。
オスを複数同じところに入れると
必ず喧嘩になってしまうんです。
ここでこの件について
私自身の体験談を
語らせていただきます。
───それはうちの子が小学生だった頃です。
学校で羽化させたカブトムシを
うちの子は夏休み前に
家に持ち帰ってきたのですが
クラスメートの中には
家に持ち帰らず
教室の外に置いた大水槽の中に入れて
飼育を先生に任せていた子も
多くいたようでした。
そんな夏休みのある日のこと。
私は何かの用事があって小学校をたずね
我が子の教室の近くまで行ったのですが
カブトムシが飼育されている大水槽に気が付いて
「あ~、カブちゃんたちだ~」
と
何気なくのぞいたところ……
そこに見たものは
まさに地獄絵図。
生存しているカブトムシの姿は
一匹も見当たらず
ただ
頭と胴とがバラバラになったカブトムシ達の亡骸ばかりが
そこかしこに散らばっていたのでした……。
おそらく先生も
よもやこんな事になろうとは
思ってもみなかった事でしょう……
カブトムシのオスは
メスをめぐって喧嘩をするし
メスがいない場合となれば
オス同士で無理やり交尾したりして傷つけ合い
殺し合ってしまいます。
カブトムシを飼う時は
一匹ずつ分けて飼うか
オスメスの一つがいにするの良いようです。
ただ
交尾すると寿命が短くなることがあるそうなので
卵を産ませる目的でなければ
やはり
一匹ずつ飼った方が
長生きしてくれるようですよ!
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