先日、親知らず付近の歯肉が痛くなった時に、ネット上を調べてみたら
「歯肉炎にはイソジンなどのヨード入りのうがい薬が良い」
という情報があったので
早速、買ってためしてみました。
その情報に接する前に、私はリステリンを買ってしまっていたので
最初のうちは、リステリンで口を漱いでいたのですが
炎症を起こしている所にリステリンは
さすがに刺激が強すぎるように感じたので
うすめずにそのまま使える
「イソジンうがい薬C」
というのを買ってきて
それで朝晩口を漱ぎましたところ
2~3日で炎症も痛みも治まりました。
さすがはイソジンです!
これに
殺菌消毒およびウィルスの働きを失わせる
などという効果があるそうです。
そのため、ポビドンヨードは
歯を抜いた後などの口腔創傷の感染予防
口腔内の消毒
などに効果を発揮するんだそうです。
※無色透明タイプの「イソジンクリアうがい薬」には、ポビドンヨードは入っていません。
ただ…………
イソジンでクチュクチュペッとした時
洗面ボウルがコーヒーみたいにまっ茶色になるのを見て
ちょっと気になってしまったんですよね……。
これ
歯に色が付くんじゃないかしら?
って……。
そう思いながら鏡で歯をチェックしてみると
心なしか
歯がうっすら茶色くなっているような気もしました。
そこでネット上を調べてみましたところ
「イソジンで歯が茶色くなる」
というのは
どうやら(歯医者さんの間では)
有名な話のようでした!
(イソジンの罠その1!!)
歯に色が付いてしまうのは
ステインと言うらしいです。
で
ステインの原因となるものには
煙草のヤニですとか、コーヒーやお茶などがあるのですが
そこに
「イソジンなどの
色付きのうがい薬」
というのが並んでありました。(*_*;
歯に付いてしまった色は
歯医者さんに行けば専用の器械で取ってくれるらしいですが
なるべくなら
そこまでの事態にはならない位に自衛したいですよねぇ……。
ステインを防止するためには
着色が歯に浸透してしまう前に
ホワイトニングに特化した歯磨き粉を使って歯磨きする事が必要
とのこと。
日常的に
硬めの歯ブラシでガシュガシュ強くブラッシングしていると
歯の表面に傷が付いてしまい
そこに汚れや色が入り込んで、落ちづらくなっちゃいますから注意しましょう。
が ───
しかし!!
ここでまた問題が
立ちふさがって来るのでした!!
(イソジンの罠その2!!)
問題は
着色が歯に浸透する前に
なるべく早く歯磨きをするという所なのですが
これを許さない事情が
イソジン使用時にはあったのです!
イソジンは
実はかなり
強い酸性のお薬です。
ですから
イソジンでのうがいを習慣化していると
歯に茶色が付くばかりではなく
歯の表面のエナメル質が溶ける
酸触歯という状態になりやすいらしいのです。
(イソジンは歯茎にとっては強い味方だけど、歯には全然優しくないんです!)
歯のエナメル質は
酸に対して大変弱いので
炭酸飲料や柑橘類、酢のものなどを食べると
柔らかくなってしまいます。
とはいえ
普通の状態でしたら唾液で中和されるから大丈夫です。
けれども
だらだら~っと長い時間をかけて飲食したり
酸性の強いものをしょっちゅう好んで食べたりしていると
歯が酸に晒されている時間が長くなり
エナメル質がダメージを受けてしまうんだそうです。
やば~い
私、酢の物大好きだぁ~(*_*;)
エナメル質がダメージを受け
その下にある象牙質がむき出しになってしまうと
沁みたり、痛くなったりしてしまう。
これが酸触歯という状態です。
酸触歯にならないためには
酸性の飲食物を口にしたらお茶や水を飲んだりうがいをしたりして
酸を口に残さないようにするのが大事。
そして
これは非常に間違えやすい所かと思うので
要注意なポイントなのですが
酸性の物を口にした直後というのは
歯がもろくなっているので
唾液が歯を修復してくれる時間が経過するまで(最低でも30分以上)
歯を磨いては
いけないんだそうです!
ですから
イソジンでうがいをした後には
歯に着色をするのを防ぐため
および
歯のエナメル質が溶けるのを防ぐためにも
まずは、必ず水で口をすすぐ
というのが大切で
さらに
歯磨きをするのは
最低でも
30分以上経ってから!
ということになります。
歯肉炎ばかりではなくウィルスの予防にも役立ってくれる
心強いイソジンですけれども
うがいをした後の対処を誤ると
歯に思わぬダメージを受けてしまいますので
気を付けて使いましょうね。
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