TODAWARABLOG

戸田蕨です。小説書いてます。よろしくお願いします。

散歩の途中でショウジョウソウという植物を見つけたので、「猩々(しょうじょう)」についてあれこれ調べてみました。

先日、散歩の途中で

道の片隅に

こんな植物が生えているのを見つけました。

 

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オレンジ色の部分が一見

「花なのかな?」

と思いましたが

 

よく見ると

葉っぱの付け根がオレンジ色をしているんですね。

 

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調べてみた所

これは

「ショウジョウソウ」

(猩々草)

という植物であることがわかりました。

 

ショウジョウソウ

 

トウダイグサ科一年草

 

葉っぱの付け根が赤くなる。

 

アメリカ中部からアルゼンチンあたりを原産とする熱帯植物

 

日本には明治時代に園芸用として渡来

 

ポインセチアとは親戚

 

8月31日の誕生花

 

花言葉は「良い仲間」「祝福」など

 

英語では

「ファイヤー・オン・ザ・マウンテン」

という呼び名があり

ハツユキソウ

「スノー・オン・ザ・マウンテン」

と対になっている。

 

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こちらは同じトウダイグサ科「スノー・オン・ザ・マウンテン」の初雪草。花言葉は「祝福」「好奇心」「穏やかな生活」

 

クリスマスシーズンになると存在感を増してくる

ポインセチア

同じトウダイグサ科の仲間で

 

茎の部分が木のようになるので

和名では

「ショウジョウボク」

(猩々木)

と呼ばれているそうです。

 

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猩々木のポインセチア花言葉は「聖夜」「私の心は燃えている」などなど

 

猩々草猩々木に使われている

「猩々」(しょうじょう)

という言葉

 

これは中国から伝わって来た伝説上の動物で

 

日本においては

 人間に似た

赤い顔と赤い髪を持った

酒好きな妖怪として知られています。

また

海の妖怪として語られる事も多いようです。

 

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にも「猩々」という

おめでたい演目がありますね。

 

内容はこんな感じになっております。

 

昔、揚子江のほとりに親孝行な高風という若者がいた。

 

彼は

「市場で酒を売ればお金持ちになれるよ」

という夢のお告げに従って、酒を売り始めた。

 

毎日店に来る客の中に、やたらと酒に強い客がいた。

名前を聞くと

「私は猩々と言って、海の中に住むものだ」

と言い、立ち去って行った。

 

月夜の晩

高風は川辺で酒を準備して猩々を待った。

 

やがて波間から猩々が現れ

二人は酒を酌み交わし、舞を踊る。

 

猩々は高風のため

いくら汲んでも尽きることのない不思議な酒壺を授けて帰って行った。

 

 

このように

お目出度いイメージがあるためか

 

猩々は昔は

七福神に入れられていた事もあるんですよ。

 

七福神のメンバーが今の7人

(大黒天、恵比寿、布袋、弁財天、毘沙門天、福禄寿、寿老人)

にだいたい定まって来たのは、江戸時代なのですが

 

寿老人あたりに代わって

 

猩々とか、お多福とかひょっとこあたりが入って来る事は

ままあったらしいです。

 

 

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現実世界では

オランウータンの和名が

猩々とされています。

 

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確かに (^^;)

 

毛の色と言い、仕草と言い

猩々っぽい感じ……。

 

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「この一杯がたまんねぇー、五臓六腑にしみわたらィ」

 

ちなみに

チンパンジー「黒猩々」

 

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ゴリラは

大猩々(おおしょうじょう)

と呼ばれています。

 

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「猩々」を名前に冠しているものは

他にも結構あって

 

ショウジョウバエ

「ショウジョウ」も

 

この「猩々」から来ているんですよ。

 

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ショウジョウバエ


目が赤くて

酒に好んで集まる所から

「猩々蠅」と付けられたんだそうです。

 

 

このまま

「ハエ」のイメージで

記事を終わらせてしまうのも何なので……

 (;・∀・) 

 

最後に再び

 

「猩々」の名を冠した

綺麗な植物をご紹介いたします。

    

ショウジョウバカマ(猩々袴)

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花の色が猩々の顔色に似ているというのですが……おそらく、もっと赤味の強い花を見てそう名付けたのでしょう。

 

田んぼのあぜ道や山や林の湿地など

湿った場所を好むお花です。

 

花の咲く時期は2~4月

高山だと6~7月です。

 

英語名は「ジャパニーズヒヤシンス」

花言葉

「希望」

そして

 「飲み過ぎに注意して」

 だそうです。(^^;)

 

 

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こちらは私の本になります。よろしくお願いいたします。

 

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台風スウェル

台風スウェル

 

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スウィフト「ガリヴァ旅行記」~面白いけれども結構キモチ悪い物語です。

今回はイギリス(アイルランド)の作家

ジョナサン・スゥイフト(1667-1745)による

ガリヴァ旅行記

のご紹介をいたします。

 

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小人の国に漂着して、夥しい数の小人たちによって縛り付けられてしまうガリバーのイメージはよく知られていますが

 

この物語の全容って意外と知られていませんよね。

 

縛られてるガリバーが尿意を催し

オシッコを放出して小人たちを驚かせるシーンがあるなんて知ってました?

(私は知りませんでした……)

 

なにしろあまりジャージャーやったもので、奴さんたちの驚くまいことか、さいわいに我輩の恰好で何をやり出すかはちゃんと分ったと見え、奴らはたちまち左右に道を開いて、滔々(とうとう)と岩に激して落下する急湍(きゅうたん)は避けた。

 

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「わぁぁぁぁぁ~!!!!」

 

子供向けの本に紹介されているガリバーの冒険は

第一編にある小人の国と第二篇の巨人の国

この2つの国しか紹介されていない場合が多いのですが

 

実はこの物語の真骨頂

それ以降の部分にあるんです。

(内容が過激なのでお子様には刺激が強すぎるという扱い)

 

人生いろいろ上手くいかず

(※出世欲が猛烈に強いにも関わらず、空回りばかりして冷や飯食い)

すっかり人間嫌いになってしまった作者スゥイフト

 

人間社会へのあてこすり風刺がたっぷり込められているこの物語は

かなり

キツい&エグい内容となっています。

 

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アイルランド生まれ。政治家の秘書から牧師を経て執筆活動へ。

 

しかしながら

そこがまた

この作品の面白い所でもあるんですよねぇ。(^_^;)

 

 内容

簡単にまとめるとこんな感じになります。↓

 ----------------------

語学堪能で冒険心と好奇心が旺盛な医師ガリバー(イギリス本国に妻子あり)は

航海の旅に出るたびごとに、仲間とはぐれてたった一人で奇妙な土地にたどり着くことになります。

 

彼は現地にいる摩訶不思議な住人達と交流し

かなりの長期間(数か月~数年)現地に滞在するうちに

すっかり現地に馴染んで行きます。

 

やがて、ひょんなことからイギリスに戻れる事になり本国に帰るのですが

 

冒険心が抑えられずに再び航海の旅に出て

また不思議な国にたどり着き──

(そしてまたまた現地化して……という繰り返し)

  ----------------------

 

ガリバーがたどり着く国々の

バラエティー豊かなヘンテコ具合も非常に面白いのですが

 

彼の語り口や

自称が「我輩」である所なども

なんだか人を食ったような感じがして

 

辛辣な内容ながらも

どことなくトボけたようなおかしみが漂ってきます。

(私が読んだ新潮文庫版の訳は、英文学者の中野好夫が手掛けています)

 

 

ガリバーがたどり着いたのは

以下の国々です。

 ---------------------- 

第一篇

リリパット(小人の国)

 

ここで彼は王様に気に入られ、重臣として重用されるのですが

そのうち色々と七面倒くさい目にあって失脚

対岸にある敵国(こちらも小人の国)へ亡命してしまいます。

 

やがて、浜辺に転覆していたボートを発見した彼は

それに乗ってイギリスに帰国します。

 

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第二篇

ブロブディンナグ(巨人の国)

 

ここでの彼は、王妃様のペットとして可愛がられます。

お世話係になった農夫の娘とも、温かな心の交流があります。(ほのぼの)

 

国王陛下から質問を受け、イギリスの事や人類(巨人である彼らから見たら虫みたいな存在)の事を話したりもします。

 

両陛下から大変に大切にされ

なかなか良い暮らしをしてはいるのですが

所詮はペット扱い

 

やがて彼は、大鷲に住居の木箱ごと攫われ

海に落とされた所を、通りかかった英国船に助けられ本国に帰還します。

 

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第三篇

ラピュタ(空の上の島)

 

この国の支配層はインテリ具合の度が過ぎていて、いつでもボーッと深い思索に耽っているため、日常生活に支障をきたしまくり。

 

ここで主流の学問や科学は、机上の空論ばかりで実用性には欠けています。(でもそれが絶対正義なので逆らっちゃイケナイ)

 

 

(ジブリにもこれをモチーフにした映画がありますね)

 

ラピュタ国王が支配する地上の国バリニバービは、昔は豊かな土地だったのですが、

最新式の科学に引っ掻き回され、今では滅茶苦茶になっています。

 

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イギリスに帰りたくなってしまったガリバーは、

太平洋に出てラグナグ日本というコースを経由してヨーロッパに戻ろうと思いました。

 

その途中でグラブダブドリップという魔法使いの島に立ち寄ります。

 

グラブダブドリップ(魔法使いの島)

 

ここの酋長は死人を24時間だけ蘇らせることができます。

ガリバーは歴史上の有名人達を次々に蘇らせてもらい

彼らから色々な話(事件の真相とか彼らの本音とか)を聞かせてもらいました。

 

ラグナグ(東洋の王国)

 

ラグナグに着いたガリバーは、国王に気に入られます。

 

この国ではたまに、不死の人間ストラルドブラグが生まれる事があると聞き、ガリバーは「ワーオ、なんて素敵なんだ!」と思ったのですが……

 

不死ではあるものの不老ではないストラルドブラグの実態は

あまりにも悲惨なものでした。(老いの悪い面が凝縮された形……)

 

日本 

 

ここでガリバーはオランダ人の振りをします。

(鎖国中の日本はイギリスとは交易していないから)

 

彼は国賓のような扱いを受け、江戸まで行って将軍様(ガリバー曰く皇帝)にご拝謁しました。

 

将軍の兄上は何とラグナグ国王なので大変な厚遇。

「何なりと願いを申せ」

と言われたガリバーは

「長崎まで送り届けてください。あと、踏み絵だけは勘弁して下さい」

と頼みました。

 

願いは聞き届けられ

オランダ経由で無事イギリス帰還。

 

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小人国や巨人国や魔法の島と並んで日本があるという……

 

第四篇

フウイヌム国(叡智を持つ馬が支配する国)

 

非常に高い知性と立派な品格を持った馬(フウイヌム)が支配しているこの国では

真っ裸で野獣のように暮らす、野蛮で頭カラッポの人類「ヤフー」という名で呼ばれています。

 

ヤフーは極めて獰猛悪い習性ばかりを持っているため、家畜以下の害獣扱いとなっています。

(ガリバーは彼らと同一視されるのを嫌がる余り、ヤフーを徹底して嫌い抜きます)

 

「知性を持つ唯一のヤフー」としてフウイヌムと親しくなったガリバーは

自分が暮らしていた世界では、人類にも文化や知性がある事を彼らに説明するのですが

 

説明しているうちに人類のロクでもなさが次第に自覚されていき

ヤフー(人類)の劣等性に

とことん嫌気がさしてきます。

 

そして、素晴らしい美徳を備えたフウイヌム達に心底尊敬の念を抱くのですが

 

やがてフウイヌム達の間から、知性を持つヤフー(ガリバー)の存在を危険視しだす声が上がりはじめます。(ヤフーのリーダーになって奴らをそそのかしかねないとか何とか)

 

彼は仲良しのフウイヌムから

「船を造ってお逃げ」

と言われ

カヌーを造り、泣く泣く(今や彼はフウイヌムぞっこん大好きヤフーなんて大嫌いと言う思考なので)

忌まわしいヤフーの世界(妻子の待つ故郷)に戻って行ったのでした。

 

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  ---------------------- 

 

よくもまあ、

こんなに次から次へと奇想天外な事を思いつき、説得力のある文章が書ける物だなあと感心してしまいます。

 

大変に面白い冒険譚なのですが

読後感は

なんだか気持ち悪いです。

 

なぜかというと

 

最終篇の

フウイヌム国訪問記

ガリバーが怖いから。

( ;∀;)

 

すっかりフウイヌムに心酔しきっているガリバーは

自分だってヤフーであるにも関わらず

他のヤフーを完全に蔑視し、その事に対し一切の疑問を持ちません。

 

だから

 

彼らを殺してその体を材料として使うことにも

何の躊躇も感じなくなってるんです。

(T_T)

 

脱出用の船を造るこのくだり

 

船はヤフーの皮で張って、我輩手製の麻糸で縫い合せた。帆もやはりヤフーの皮で作ったが、これは年をとったのでは、皮が硬く、厚くて困るので、できるだけ仔ヤフーを使うことにした。

 

え~ん、

気持ち悪いよ~!!

(ノД`)・゜・。

 

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巨人国から戻って来た時にも

感覚がすっかり巨人国仕様に馴染んでしまっていたため

周りの人が全て小人であるかのような錯覚に陥ってしまったガリバーは

 

フウイヌム国から戻ってきた時には

妻子を含め周り中の人々を

「汚らわしいヤフー共め!」

なんて言って

すっかり蔑視するようになってしまいました。(-_-;)

 

 

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ちなみに

 

インターネットサービスなどで知られる

Yahoo!の名前の由来は、このヤフーなんだそうですよ。

 

創設者のジェリー・ヤン(楊致遠)とデビッド・ファイロが、自分たちを「ならず者」だと考えていたために、この名前を付けたんだそうです。

 

それ以外にも

「ヤッホー!」を意味する「yahoo」

Yet Another Hierarchical Officious Oracle」(さらにもうひとつの階層的でお節介な神託)

などの言葉が掛けられているそうです。

 

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栄達の野心を持ちながらも、ことごとく報われなかった作者の

人間なんてロクでもない

という

ヒネクレ感情をぶちまけた風刺物語。

 

それでも

第一級の娯楽作品として仕上がっているのが流石です。

 

(作中に溢れるユーモア感覚からすると、相当、醒めた目でものごとを客観視できる部分があったんでしょうね)

 

スウィフト自身、この物語は

「人を喜ばせるためではなく、怒らせるために書いた」

と語っているそうです。

 

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ものすごーく気持ち悪いけど

ものすごーく面白かったです。

 

人間を下等下劣な存在だと

決めつけるようになってしまったガリバーは

かなり狂気に近いように見えるのですが

 

彼自身が全くそれに気づいていないという……

 

このおぞましさ

スウィフト自身は

どれだけ自覚して書いたんでしょうねぇ……

(自覚していなかったらすごく怖い……)

 

 

 今回私が読んだのはこちらの本です。

ガリヴァ旅行記 (新潮文庫)

ガリヴァ旅行記 (新潮文庫)

 

 

 

 

 

こちらは私の本になります。よろしくお願いいたします。

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台風スウェル

台風スウェル

 



 

 

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ニャンコさんのお腹の健康を保つには乳酸菌をあげるのがgoodですよ。

昨年の春先

お腹を壊したミータが脱水症状に陥り

あっという間に死の淵にまで行ってしまった恐ろしさから

 

私は今でも

ミータが下痢気味になると

脱水するんじゃないかと冷や冷やしてしまいます。

 

 

 (その時の記事がコチラ)

todawara.hatenablog.com

 

 

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お腹を壊した時、お医者さんに連れて行くと

たいがい乳酸菌の薬を処方されるので

 

人間が毎日ヨーグルトを食べるように

ニャンコさんも普段から

乳酸菌を摂取していればいいんじゃないかな?

 

 と思うようになりました。

 

 

調べて見ると

やはり

 

乳酸菌はニャンコさんの健康にも良いらしいですよ!

 

 

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人間に対する効果と同じように

乳酸菌は善玉菌を活性化させ


ニャンコさんの腸内環境を整えてくれるんだそうです。

 

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お腹の中ばかりではなく

お口の中の環境も整えてくれ

 

歯肉炎や口臭を抑える効果もあるそうですよ。

 

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そして

体の免疫力もアップさせてくれるんだそうです!

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ニャンコさんに

乳酸菌を与える方法としては

 

低脂肪無糖のヨーグルトをあげる

という手もあるらしいのですが

 

中には乳糖が駄目なニャンコさんもいるので

様子を見ながらにした方が良いみたいです。

 

 

ネット上を見ると

ニャンコさん用の乳酸菌って色んなものが出ているんですね。

 

 

こういう薬っぽい感じの物や

現代製薬 ザ・乳酸菌

現代製薬 ザ・乳酸菌

  • メディア: その他
 

 

 こういうサプリメントもあります。

 

 

そんな中

 

私が愛用しているのはコチラ!!

 

「乳酸菌入りちゅ~る」です。

 
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ニャンコさん大喜びの「ちゅ~る」なので

与えやすさ満点!!

 

うちのミータは「かつお味」も「まぐろ味」も

むさぼるように

舐めてきます。

 

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この商品

ちょっと前まで

行きつけのスーパーやドラッグストアに置いてあったのですが

 

どういうわけか

最近はどこにも置いてないんですよねぇ……

(何でだろ???)

 

なので

私は近ごろはAmazonで購入しています。

 

1日1本あげる事にしていて

ちょっとウンチが柔らかいかな?って感じる時には2本あげています。

 

ニャンコさんが急にお腹を壊した時

 

お医者さんがお休みの日だったり夜間だったりすると

 

急激な容態変化があったらどうしよう……

ただただ不安になってしまうのですが

 

これがあると

「乳酸菌あげて様子を見てみよう」って

ちょっとだけ落ち着きが得られるような気がします。

 

 

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関連記事のご案内

 

 

ミータは下痢から脱水症状を起こし、酷い目にあいました……

todawara.hatenablog.com

 

ニャンコさんが目の色を変えてしまう「ちゅ~る」

todawara.hatenablog.com

 

 

 

 

こちらは私の本になります。よろしくお願いいたします。

 

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台風スウェル

台風スウェル

 



 

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「ラッセル幸福論」のご紹介~とっても実用的な幸福への処方箋

今回は

イギリスの思想家、数理哲学者にして

核兵器廃絶やベトナム戦争反対などを訴えた平和主義者として知られる

バートランド・ラッセル(1872-1970)が

1930年 58歳の時に著した

「幸福論」(原題「幸福の獲得」)

ご紹介をいたします。

 

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ラッセルの自伝によりますと、彼の生涯は

 

「愛情への欲求」

「知識の追求」

「人類の苦しみに対する堪えがたいまでの同情」

 

という、

強力な3つの欲求に支配されていたそうです。

 

 

この「幸福論」は、

その中の1つ

「人類の苦しみに対する堪えがたいまでの同情」

によって著わされたもので

 

「どうやったら不幸を逃れられるのか?」

そして

「幸せになるためには、どのような思考法をとれば良いのか?」

 という事に関し

 

彼の考察や対処法などが、まとめられています。

 

※ただし、ここでいう「幸せ」とは平時における個人の精神的な幸せであり、

戦争とか経済的な搾取のような、物理的な不幸への対処法ではありません。

 

 

ここに書かれてある事は全て

ラッセル自身の経験と観察によって確かめられたもの

 

それに従って行動した時には

彼自身の幸福度がアップした!

彼は「はしがき」で太鼓判を押しています。

 

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 さすがにラッセル先生自身がそう言い切るだけあって

非常に実用的な印象を受け

 「なるほど!」

と腑に落ちる事が多かったです。

 

たとえば

 

現代人は時に

特に悲しい事があったわけではなくても

 

 「何もかもが空しい……」

 なんていう気分になっちゃう事がありますよね。

 

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それについて彼は

 

「それはね、現代人は行動する必要がないほどに満たされてしまっているからだよ」

 

と言っています。

 

 「満たされているからむなしく感じる」って???

 

一見、何だか矛盾しているような気がしてしまいますが

 それはどういうことかと言いますと

 

いっさいは空であるという感情は、自然の欲求があまりにもたやすく満たされるところから生まれる感情である。

 

人間という動物は、ほかの動物と同じように、ある程度の生存競争に適応している。

 

だから、大きな富のおかげで、人間が努力しないでもおのれの気まぐれを満足させられる場合は、生活に努力が不要になったというだけで幸福の本質的な成分が奪われてしまう。

 

格別強い欲望を感じていないものをやすやすと入手できる人は、欲望を達成したって幸福はもたらされない、と結論する。

 

もしも、彼が哲学者肌の人であれば、人生は本質的にみじめである。

 

なぜなら、ほしいものは何でも持っている人でも、なお不幸なのだから、と結論する。

 

彼は、ほしいものをいくつかもっていないことこそ、幸福の不可欠の要素である、ということを忘れているのである。

 

「欲しいものをいくつか持っていないことこそ、幸福の不可欠の要素」

 

う~ん、深いですねぇ~!!

 

確かに

 憧れるような対象がある状態って幸せですよね。

 

私なんかも良く

「億万長者になれたらな~」

なんて夢想をする時がありますが

 

もし、宝くじなんかが当たって

本当に億万長者になったとして

 

世界一周ファーストクラスの旅

だとか

ヨーロッパの古城を別荘に

だとか

ハリウッドセレブも電話一本で呼び放題

 

なんて事が

チョチョイのチョイでホイホイ叶えられるようになったとしたら

 

憧れってものが何にも無くなっちゃって

 かえって、むなしくなっちゃうかも知れませんよね……。

 

そう考えてみると

 

「いつかは、贅沢して〇〇したいな~」

なんてワクワク夢が見られる現状って

 

意外と、そんなに悪くないのかも知れませんね。

 

 

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「成功」そのものよりも「成功への過程」の方が面白い事もありますよね。

 

 

また、この本には

 人を不幸にする原因の1つとして

 

「世評に対するおびえ」

というものが挙げられている箇所があるのですが

 

いじめだとか

ネットにおける炎上だとか

 

そんな話題が絶えない昨今にも

 

彼のこの文章などは

(必ずしも、どのケースにも万能とは言えないにしても)

 

試みるに値する

一つの有用な対処法なんじゃないかなと思います。 

  

世評というものは、世評に無関心な人びとよりも、はっきりと世評をこわがっている人びとに対して、つねにいっそう暴虐である。

 

犬は、人びとが軽蔑してあしらうときよりも、犬をこわがっているときのほうがいっそう声高にほえ、いっそう咬みつきやすい。

 

そして、人間の集団も、これと同じ特徴を多少持っている。

 

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集団をこわがっている様子を示せば、あなたは、絶好のえじきになる。

 

一方、無関心でいるなら、集団は自分の力を疑いはじめ、ために、あなたのことをかまわないでおいてくれる見込みがある。

 

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そうした過ちは、もしも陽気に無頓着にやるならば──この上もなく因習的な社会においても、大目に見られるようになる。

 

次第に、天下御免の変り者のおすみつきを与えられ、ほかの人がやったら絶対許せぬと考えられるような事柄でも、許されるようになる。

 

これは、多分に、ある種の人のよさと、人なつっこさの問題である。

 

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旧弊な人たちが慣習からの逸脱に激怒するのは、主として、そういう逸脱は自分たちへの批評だと受け止めるからである。

 

彼らにしても、ある人が十分に愉快で人なつっこくて、自分たちを批評しているのではないということが極めつきの馬鹿にもはっきりわかるような場合には、因習にとらわれないふるまいの数々をも許すことだろう。

 

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ちょっと変わった事をやって

集団から浮いてしまいそうになった時

 

ビクビクオドオドした態度でいると

かえって

攻撃的な人から突っつかれてしまいがちです。

(意地悪な人というのは、いじめやすい人に対する嗅覚が異常に長けてますから)

 

堂々と天真爛漫にやってのければ

「あ~……、こいつは攻撃するだけ無駄かも……」

と思われて

次第に容認されるようになる(かもしれない)

ラッセルは言っています。

 

たしかに

 

あまりにも変な事

あまにりも自信満々にやられたら

 

いかに根性悪な人とはいえ

攻撃するのが怖くなっちゃうかもしれませんね。

 

それにしても

天下御免の変り者」とか

「極め付きの馬鹿」だとか……

(^^;)

 

英国紳士のラッセル先生

全編を通して

このような皮肉っぽいジョークをひんぱんに飛ばしています。

 

 

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彼の主張する幸福獲得法

私なりに、ものすごーく大雑把にまとめてみますと

 

「うじうじ内向的に悩んでばかりいないで、外に興味を向けなさい」 

 

という事になるかと思います。

 

人間は、自分の情熱と興味が内へではなく外へ向けられているかぎり、幸福をつかめるはずである。

 

だから、教育においても、また、外界に順応しようと努める際にも、自己中心的な情念を避けるとともに、絶えずわがことばかり考えるのを食い止めてくれるような愛情や興味を身につけるように心がけなければならない。

 

牢獄にいて幸福だというのは、およそ人間の本性ではない。

そして、私たちを自己の殻にとじこめる情念は、最悪の牢獄の一つとなる。

 

そういう情念のうち、最もありふれたものをいくつか挙げるなら、恐怖、ねたみ、罪の意識、自己へのあわれみ、および自画自賛である。

 

 

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ラッセルは、正しくは

バートランド・アーサー・ウィリアム・ラッセル

という長~い名前で

 

第3代ラッセル伯爵

という貴族でもあります。

 

1950年 

78歳の時にノーベル文学賞を受賞した彼は

 

生涯で4度も結婚し

 

最後の奥さんと結婚したのは

なんと

80歳の時だそうです。

 

89歳にして

核兵器反対の座り込みをしたかどで7日間拘留されたという

ビックリするほどのエネルギッシュさを保ちつつ

 

1970年 97歳で生涯を終えています。

 

幸福論(ラッセル) (岩波文庫)

幸福論(ラッセル) (岩波文庫)

 

 

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関連記事のご案内

 

 

アランの「幸福論」~幸福のカギは楽観主義

todawara.hatenablog.com

 

 

一遍上人語録」~あんまり考え過ぎないのが良いみたい。

todawara.hatenablog.com

 

 

 

こちらは私の本になります。よろしくお願いいたします。

 

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台風スウェル

台風スウェル

 

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三浦の秋の味覚!「松輪のサバ」を食べてきました。

先日、三浦に

松輪のサバ

食べに行ってきました。

 

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※イメージです。

 

神奈川県が誇る美味しいものの内

お魚部門で有名なのがこの

三浦市の松輪で獲れる

「松輪サバ」です。

 

剱崎灯台のそばにある間口漁港で水揚げされる

この松輪サバ(マサバ)は

 

大分県佐賀関の「関サバ」

愛媛県佐田岬「岬(はな)サバ」と並ぶ

サバ界の一流ブランドと言われています。

 

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「キャー!!松輪様ステキー!!」

 

サバという魚は大変にデリケートで

「サバの生き腐れ」

なんて言われるくらい傷みやすいので

普通は生食にするのは難しいのですが

 

こちらの松輪サバは三浦沖で一本釣りされた後、

人の手で触らないように気を使い

(サバは手づかみすると黒く変色してしまうので)

 出荷直前まで生きたまま運ばれているため

 

生食できるほどの

新鮮さが保たれています。

 

漁獲量が少ない稀少性

秋になると身には脂がたっぷり乗って皮が金色に輝くことから

「黄金のサバ」

と呼ばれ

 

魚屋さんの店頭では

普通のサバの10倍近い

値段が付いたりするんだそうですよ。(◎_◎;)

 

旬は秋

8月末ごろから12月が美味しいんだそうです。

(まさに今!!)

 

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脂の乗った熱々の焼きサバが「じゅわ~っ」

 

 という事で

 

私が訪れたのがこちら

「地魚料理 松輪」というお店です。

 

 

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「地魚料理 松輪」さん 外観

 

場所

神奈川県三浦市南下浦町松輪264 エナヴィレッヂ2階

電話 046-886-1767

営業時間 11時~16時

(ラストオーダー15時)

定休日 火曜日

 

アクセス

京浜急行三浦海岸駅」下車

 

京急バス2番乗り場 

海35系統 剱崎経由「三崎東岡行き」に乗り

「松輪海岸」下車徒歩3分

 

または

 

海34系統「剱崎行き」に乗り 

終点「剱崎」下車徒歩8分

 

「みさきまぐろきっぷ」(三浦半島1DAY・2DAYきっぷ)のバスフリー乗車区域内

※バスの本数はとっても少ないです。

 

 ※こちらの情報は2020年9月23日のものなので

お出かけの際には最新の情報をご確認ください。

 

 

江奈湾に面したこちらのお店

広大な駐車場に車がい~っぱい停まってるので

ちょっとびっくりしてしまうのですが

 

このたくさんの車は

ほとんどがここから釣りに出て行っている人達の車です。

 

 

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すぐそばに釣り餌とかを売っているお店があります。

 

お昼の時間帯は

戻って来た釣り客でお店が混む

という情報もあるので

 

ちょっとピークをずらして

早めか遅めに行った方が良いかもしれません。

(私は早めの11時台に行きました)

 

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お店の目の前が海。



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ここの目玉はもちろん「松輪サバ」なのですが

サバは、メニュー表や看板にはレギュラーメニューとしては載せられていないようです。

(もしかして、サバが獲れない時があるせいなのかな?)

 

なので、この

「松輪サバあります」っていう表示がある時は

ラッキー!って事ですね。

 

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とはいえ

 

もしもサバが食べられなかったとしても

美味しそうなお魚メニューはいっぱいあるので大丈夫です。

 

なかでも特筆すべきは

このジャンボアジフライ。

 

二人で半分コして丁度良い位のビッグサイズで

揚げたて熱々

身はフワッフワ

大変に美味しゅうございました。(*^^*)

 

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松輪サバのメニューは

「焼きサバ」

「焙りサバ」

「シメサバ」

があるのですが

 

私が行った時には(まだ12時前だったのですが)

「焼きサバ」は売り切れてしまっていました。(人気あるんですねぇ)

 

頼んだのは

 

焙りサバ

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それと

 

シメサバ

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これを旦那さんと半分ズッコして頂きました。

 

こちらのメニューは単品でもOKだし

定食にすることも出来ます。

 

松輪サバ

脂の乗った

トロッとジューシーな味わいが絶品でした。

 

こんな風に

海を見ながら美味しいお魚を頂いていると

 ビールが飲みたくなってくる所ですが……

 

車で来てるから

飲めないのが惜しい~!!

 

「松輪」っていう名前の日本酒もあって

ちょっと気になってしまいました。

 

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お店の外で咲いていた花

 

 最後に

 

サバ好きのための

サバソング

 

フランスのジャズコーラスカルテット

TSF

「CA VA CA VA」(サバサバ)

という歌をご紹介します。

 

 


TSF CA VA CA VA - Clip

 

 

 

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♪「サバ、サバ~」

 

 

 大変オシャレでキュートな歌ですが

 

「サバ」はフランス語で

「元気?」とか「大丈夫?」という意味なんだそうですよ。

 

 

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三浦海岸

 

 

 

 

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そのお店の近くで、こんな奇妙な花を見つけてしまいました。(; ・`д・´)

todawara.hatenablog.com

 

横浜の庶民の味「サンマーメン

todawara.hatenablog.com

 

 

 

 

 

こちらは私の本になります。よろしくお願いいたします。

 

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台風スウェル

台風スウェル

 

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2冊目の新刊「台風スウェル」が出ました。(^_-)-☆

今回は私事のご報告なのですが

 

「翼のキッチン」に続く2作目の長編小説

「台風スウェル」

 

昨日(2020年9月19日)

Amazon kindleから発売開始されました!

\(^∀^)/

 

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この作品は

実は去年の1月頃には完成していたのですが

 

あまりにも長~~いお話の上に、稚拙さの目立つ箇所が多すぎたため

 

本当に世に出してあげられるのだろうか……。

と心配だったのですが

 

よ~~うやっと出版までこぎつけることが出来ました。(T∀T)

(ふひ~、疲れた~……)

 

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舞台はハワイ……ではなく、関東地方の、とある海辺の田舎町。


kindleでの出版も

昨年5月の「翼のキッチン」以来、随分と久々だったので

 

色々「ありゃりゃ?」

戸惑う事がありました。

 

今回、前回の四苦八苦を教訓に

改行を見出し含めて全部

Shiftキー+ Enterキーで打ち直してしまったため

 

見出し機能で囲ってもなんだか上手くいかず

目次が作れずにパニックになりかかってしまいました。( ;∀;)

(見出しにする所は Enterキー改行にしとかないと駄目)

 

とはいえ

 

まるっきり初めてだった1冊目よりは

はるかに簡単に出来ました。

 (3冊目には、もう躓かないかな~)

 

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長編小説よりは短編小説の方が

読者さん的には手に取りやすいだろうな~

 

とは思うものの

 

今回またしても長編……。

しかも

前回より長い!!

 

ちゃんと読んでもらえるかな~と

若干心配なのですが

 

そんなに重た~い話でもないので

気楽に手に取っていただけたらな~と思います。

 

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タイトルの「台風スウェル」とは、台風の影響で発生するパワフルなうねりの事です。

 

「翼のキッチン」

空と飛行機にまつわる会社のお話でしたが

 

今回の「台風スウェル」

海と大地とサーフィンをモチーフとした

町おこしのお話となっております。

 

潮風香る爽やかテイスト

に仕上がってるんじゃないかな~……

 

と思っております。

 

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スマートフォン上では

サムネイルの帯の部分の文字が小さくて読みづらいのですが

 

帯には

「愛する場所を守るため、人生最大のビッグウェーブに立ち向かう!~アロハで爽快な町おこし長編」

という謳い文句が書かれています。

 

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アロ〜ハ〜!!!

 

 

この本も「翼のキッチン」同様

kindleアンリミテッド読み放題の対象となっていますので

 

もし食指が動きましたら

ぜひとも、よろしくお願いいたします。

 <(_ _)>

 

 

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こちらが私の本になります。よろしくお願いいたします。

台風スウェル

台風スウェル

 



 

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町内会、PTA、子供会などの役員決めで「今年はやる事が少なくてラクだったろうから来年も役員やって!」なんていうのは絶対にナシです。

PTA子供会町内会などでをしている方々も大勢おられるかと思いますが

 

2020年度はコロナ禍に見舞われ

夏祭りなどの行事がことごとく潰れた事もあって

 

結果として例年に比べると、

役員としての仕事が楽になった面はあるかと思います。

 

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秋になり

そろそろ来年度の役員決めを検討する時期に入って来た所もあるでしょうが

 

今年のような例外的事態を受けて

中には

 

「今年の役員さんはほとんど何もする事が無かったんだから、来年もやりなさいよ」

 

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などと言われてしまう現役員さんが続出してしまうのではないかと

危惧を抱いております。

 

 

私個人の意見としましては

 

こういう事は

言ってはイケナイ!!

 

言われた側の人は

 

そんな事言われても

引き受ける筋合いはない!!

 

と思っています。

 

役員決めを経験されている方は

皆々様よくご承知かと思いますが

 

PTAや子供会や町内会の役員って

 

本当~に

誰もやりたがらない

引き受け手のいないもの

なんですよね。

 

(心身に掛かる負担が大きいから)

 

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「どうか役員になりませんように」

 

それを昨年の役員決めの時

この先の事なんか皆目予想付かなかった時に

快く引き受けてくださった現役員さんには

 

その心意気だけでも

感謝しないといけません。

 

誰もが

「仕事で忙しい」

「家族の介護がある」

「小さい子供がいて手が離せない」

「自分自身に健康不安がある」

「高齢で動くのが辛い」

などなど

 

それぞれの事情を抱えている中

 

役員を引き受ける負担というのは

心理的にも身体的にも非常に大きいものがあります。

 

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この負担は

「減らす」方向にのみ考えるべきであり

ほんの少しでも

「増やす」方向に舵を向けてはならないものだと思います。

 

今年のように不測の事態があって

いくつかの行事が中止になるような事は

この先にもあり得ることでしょう。

 

そういう時に

 

「今年は楽だったんだから

アンタ来年もやんなさいよ」

 

などと言われてしまう可能性があったとしたら

今後ますます

役員の引き受け手はいなくなってしまいます。

 

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自分から進んでやるのならともかく

他からそんな風に

強要されてやらなきゃならないとなると

 

ブラックPTA

ブラック町内会

と認識され

 

明るく楽しい気持ちで活動する気になんかなれっこありませんよね。

 

 

不測の事態で行事がつぶれ

結果として楽になったんならそれはそれ。

 

ラッキーだったねという事で

そういう年もアリ!(^O^)

 

という事にしないと

 

ますます

誰もやり手が

いなくなっちゃいますよ。

 

 

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PTA、子供会、町内会の役員というのは

確かに面倒くさい面もありますが

 

色々な人と知り合いになり

ここで一生の友達が出来る事だってあるし

 

学校や地域というものを

一個人の視点から

もっと大きな

社会的な視点で見る事ができるようになる

というような

良い部分もたくさん持っています。

 

ただ

現状の制度は古くて時代に合わず

 

こまごました

「これ本当に必要なの?」

というような仕事が多すぎたり

あまりにも非合理的非効率的な部分が多すぎたりで

 

それを担う人にとっての負担感が

大きくなり過ぎているのも確かなんですよね。

 

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ですから

 

出来る限り合理化をして

なるべく負担を軽くし

敷居を低くして

 

誰もが気軽に、楽しく、お手伝い的に参加できるような組織にしないと

 

毎年、役員決めに難渋する事態は避けられない。

ひいては

明るい未来は見えてこないと思います。

 

なので

 

PTA/子供会/町内会

まじウゼー!!

 

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なんて風に

思われないためにも

 

 

「今年は楽だったでしょ、なら、来年もやんなさいよ」

なんてことは

 

絶対に言っては

いけません。

 

(言われたって引き受ける必要無し!)

 

 

 

 

関連記事のご案内

 

町内会、PTA、子供会……いっそ外注したらどうでしょう?

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こちらは私の本になります。よろしくお願いいたします。

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台風スウェル

台風スウェル

 

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