TODAWARABLOG

戸田蕨です。小説書いてます。よろしくお願いします。

小説ってなかなか読んでもらえないし全然稼げない。それでもやっぱり小説はサイコーに良いものだと思います。

漫画や実用書と比べると

売れやすさにおいて完全に引けをとってしまうのが

小説というジャンルです。

 

ほとんど売れないかもしれない……

誰にも読んでもらえないかもしれない……

 

それなのに

どうして小説を書くのか?

 

と言えば

 

私の場合それは

やはり

 

小説というものが大好きだからです。

 

過去の読書体験を通して

 

小説の

凄さ、素晴らしさとか

 それが持つ

 時空を超越した力とかを

実感させてもらっているから ───

 

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「小次郎っ。負けたり!」「なにっ」

 

だって

 

単に紙に文字が書かれているというだけという

超シンプルな形態でありながら

 

何十年、何百年も昔の物語

今、それを読んでいる私の心を揺さぶる

を持ち続けているんですよ?

 

文字とか言葉って

本当にすごい道具だと思います。

 

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三国志」!

 

昨今あまりの売れなさに

時に

 

「小説はもはやオワコン」

(※オワコン=時代遅れの終わったモノ)

 

などと言われたりする事もありますが

 

小説がオワコン化するなんて有り得ない。

 

という私の思う所を

ちょっと語らせていただきますね。

 


小説というのは

娯楽の一種ではありますが

受け身の姿勢で楽しめるものではありません。

 

これが

音楽だったら

聴きながら何かをする事が出来るでしょうし

絵画だって

壁に掛けながら楽しむことが出来ますよね。

 

でも小説

「ながら」という状態で

気軽に楽しめるものじゃないんです。

(そんな所が、忙しい生活を送っている人にとっては、ちょっと手に取る気になれないと思われてしまう部分ですね)

 

また

「物語が好き」という人は多いものの

小説って漫画ドラマ映画とは違って

見た目には文字しかないというものなので

 

そこに書かれているお話の全てを

自分の中で想像して脳内で視覚化しなくてはなりません。

 

(パッと見で面白そうと思わせてくれるような視覚的な吸引力は

表紙やタイトルや帯ぐらいにしかありませんからね……)

 

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SF!

 

けれども!

 

いや

 

だからこそ!

 

登場人物の姿かたち

声やしぐさ

小説内の舞台となった場所の雰囲気

音楽や色彩など

 

物語にえがかれた全てのものが

 

読み手にとって

一番しっくりくるイメージとして

心の中に再現され

立ち上がって来るんです!

 

 

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サスペンス!

 

 

これって

凄くないですか?

 

心の中に立ち現われて来る映像イメージは

読み手にとってはその人の

完全オリジナルのものなんです。

 

文章で書かれたお話を

自分の脳内で

まるで映画監督みたいに

一番しっくりくる形で

映像化できてしまう。

 

小説とは言わば

 

書き手と読み手の共同作業

で作られる

完全オリジナルの脳内映画

みたいなもの

と言えるでしょう。

 

 

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たとえ

どんなに大掛かりなスペクタクルでも

どんなに超人的で絶対不可能に思えるアクションでも

どんなに有り得ないほど魅力的な美男美女だって

 

小説であれば

自分が一番納得できる像として

再現できてしまうんです。

 

特別な機械なんか何も必要なく

ただ文章が書かれているだけの

見た目は地味で素朴なものなのに。

 

 

小説、凄っ!

 

 

これって

漫画の場合で言えば

 

読んでいる時に

キャラクターのだけは

自分なりのイメージで脳内再生しているから

 

その作品がアニメ化された時なんかに

声優さんの声が

「ちょっとイメージと違う……」

って感じてしまう時がありますよね。

 

イメージの大部分が読者の想像に任されているという所が

小説にとっては

「面倒くさそう」

と思われてしまう弱点ではあるのですが

 

まさにその部分こそが

「読者が好きなように想像できる」

という

最大の魅力

でもあるんです。

 

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ロマンス~

 

ところで

 

今の時代

 

過去に出版された膨大な数の名作小説

新古書店などで

大変なお手頃価格で手に入れることが出来るようになっていますが……。

 

そんな風に

 

すでに読み切れないほどの名作が

溢れかえっているというこの時代に

 

これ以上

新たに小説を生み出す必要は

あるのだろうか?

 

ふと

このように思い悩んでしまう作家さんもおられるかと思いますが

 

そこの所は私は

 「ある!」

と断言しておきたいです。

 

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古典の名作

 

 

今の時代を生きる人間には

今の時代を生きる人間ならではの

想い悩み葛藤

というものがあります。

 

そういう時

 

同じ時代を生きている他の人(作者)が

何をどう見て

どう感じて

どのように考えているのか

 

そのような事を知る事は

自分が生きていく上での参考にも、助けにもなるでしょうし

 

また何よりも

そういう所に

同時代人たる私は興味を感じるからです。

 

理路整然とした、論文的な文章も良いですが

 

微妙だったり複雑だったりする心理面の事だとか

 

ぼやぼや~っとしてたり

モヤモヤ~っとした

空気感のようなものを描くのには

 

やっぱり

 

小説の右に出るモノは

無いんじゃないか

 

と思います。

 

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さて

 

私が毎日楽しみにしている習慣に

 

朝夕刊の

新聞小説を読む

というのがあるのですが

 

これがツボに嵌る面白い小説だと

毎日、新聞を開くのが楽しみになってきます。

 

 去年、読売新聞の朝刊で連載されていた
浅田次郎さんの
「流人道中記」
という小説は

 

人情の機微がとても細やかに描かれていて

本当に素晴らしく感動的で
何度も泣いたり笑ったりさせてもらっていたので

終わってしまった後は何だか寂しくて
「流人ロス」

になってしまいそうでした。

 

けれども

その後に始まった阿川佐和子さんの
「ばあさんは15歳」
という小説が

 

コミカルなタッチや昭和30年代のホンワカと温かく優しい雰囲気など

私の大好きなテイストで

今後の展開をハラハラドキドキ期待させてくれるため
「ロス」にならずに済んでいます。

 

新聞小説って

毎日少しずつ物語が積み重なって

長い物語が出来上がっていく過程が

 

今まさに作られている!

 

っていう感じで

ライブ感がありますよね。

 

休むことなく毎日規定枚数を書かなければならない作家さんと

挿絵を描いている絵描きさんは

きっとものすごく大変でしょうが

 

この伝統は

これからもずっと続いて行ってほしいものだと思います。

 

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ファンタジー

 

 

 単に

アニメや漫画やドラマや映画の

原作にされるだけ

というものではなく

 

言葉の魔術で心の中に

読者一人一人の

オリジナルの空想世界を展開させるのだから

 

 

小説って

 

本当に

イケてるコンテンツ

だと思いますよ!!

 

 

想像力と文章力さえあれば

誰でも作り出すことが出来るから

書いて楽しむ人の数も多い。

 

書くのが好きな人は大概

読むことも好きな場合が多いから

 

 

小説がオワコン化

する事は

きっとありません。

 

 

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「イェ―ーーーーィ!!!!!」

 

 

ただ残念なことに ────

 

お金儲けには

 全然向いてない

 んですけどねぇ~…………。

 

 

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しょぼ~ん。。。



 

 

関連記事のご案内

 

 

いや~しかし、小説ってホント、売れないですねぇ……。

todawara.hatenablog.com

 

 

 かように売れにくい「小説本」を、作家は如何にして売るべきか!?

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 売れにくい長編小説を売るためには戦略が必要だ!

todawara.hatenablog.com

 

 

 

こちらは私の本になります。よろしくお願いいたします。

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台風スウェル

台風スウェル

 



 

 

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感情のままに不機嫌を周囲に撒き散らすのは、他人を不愉快にし自らに不都合を招くだけ。

先日、友達のお家にお邪魔した時のこと

 

ふと、壁の方に目をやると

そこに掛けてあるカレンダーの、先週の日曜日の欄に

赤ペン

 

「もう二度と八宝菜はつくらない」

 

と書かれている事に気が付きました。

 

気になったので

「これどういう事?」

と友人に訊いてみましたところ

「ああ、それ?うちではもう二度と八宝菜は作らないって決めたの」

と彼女が苦笑しながら答えたので、私はさらにたずねました。

「どうして?」

 

「八宝菜には全く罪は無いんだけどねぇー。その日の晩御飯でウチの旦那があまりにも酷かったから、忌々しい記憶が八宝菜に重なっちゃってさあ。だからもう、八宝菜は作らないって決めたの」

「ええ~?どんな事があったの?」

「実はね……」

 

それから彼女は

先週の日曜日の夜、夕餉の食卓に起こった一波乱

および

八宝菜に降りかかった悲劇の一部始終

私に語ってくれたのでした。

 

彼女の話すところによりますと…………

 

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日曜日

 

その日の晩御飯は、旦那さんが

「もうお腹が空いちゃったから、早めに食べたい」

と要望してきたので

 

彼女は、いつもより若干早めの時間から食事作りに取り掛かり

八宝菜とその他の副菜少々を作り上げ

食卓に並べたのだそうです。

 

 

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無類のテレビ好きである旦那さんは

席に着くや否やテレビのリモコンを操作し

 

「おっ」

 

と、とある人気バラエティーの新春特別番組にチャンネルを固定し

興味深げに画面に見入っていました。

 

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彼が楽しげにテレビを見ながらビールを飲み始めた頃

 

二階から

この家の中学三年のお嬢さんが下りて来て、食卓に着きました。

 

お嬢さんは、賑やかに喋り続けているテレビに目を向けるやいなや

苦々しげに顔をしかめて言いました。

 

「食事時にこんなうるさい番組観たくないんだけど。

私、こういう番組大っ嫌い」

 

 

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旦那さんが喜んで観ていたそのバラエティー番組は

ほのぼのとしたファミリー向けの内容であり

世間からの評判も大変に良いものなのですが

 

多感な年ごろにある娘さんからしてみると

まさに、そのほのぼのとした雰囲気こそが

ぬるまっこ過ぎて耐え難いという所があるようです。

 

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「なんでだよ。面白いじゃないか」

「こんな下らない番組観るくらいだったら、いっそのことテレビなんか消して欲しい」

 

食事中、父と娘の間でこんな言い合いから、小競り合いが始まり

 

二人して席を立ち

テレビを消せ!

いや、消さない!

と言い合いながら

 

リモコンの争奪戦になったんだそうです。

 

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結局、旦那さんの方が折れて

別の番組(誰一人として興味を持っていないBSの教養番組)にチャンネルを変え

 

それから、父子共に

無言のまま黙々と食事をしていたらしいのですが

 

すっかりヘソを曲げてしまった旦那さん

まだ大皿の中に八宝菜がたくさん残っているにもかかわらず

 

「もう食べたくなくなったから御馳走様」

 

と言って

席を立ってしまったんだそうです。

 

 

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娘さんはさっさと食べ終えて

二階の自分の部屋に行ってしまうし

 

大量に残った八宝菜を前に

 

面白くないのは

それを作った奥さん(=私の友人)です。

 

何なの!?

このとばっちりは!!

 

当初父と娘の間で燃え盛っていた

不愉快の炎

 

今まさに

母にまで飛び火してしまった瞬間でした。

 

 

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そもそも

 

その日の夕方、お茶を飲みながらマッタリ過ごしていたところを

「お腹が空いたから早めに晩飯を作ってくれ」

急かされたにもかかわらず

 

こんなにおかずを食べ残されてしまった

という事も

奥さんとしてはかなり面白くなかったようですね。

 

 そこで

完全に腹を立ててしまった彼女は


「こんなに残されるのなら

八宝菜はもう二度とつくらない!」

 

という宣言をし

それを決して忘れる事のないように

カレンダーにまで書きつけた。

 

というわけらしいです。

 

そのようないきさつを私に語り聞かせるうちにも

 

彼女の怒りは

再燃してくるようでした。

 

「そもそも旦那は、娘のひねくれた言動のせいで食欲が無くなったなんて言うけれど

ああいう番組を娘が嫌っているのは、普段の言動からだってわかりそうなものなのに、それこそ子供か!って話よ。

そんなに見たい番組だっら録画して、後で一人で見ればいいじゃない。

とにかく、子供と旦那の二人だけでやり合っているだけならまだしも

そのとばっちりを私にまで食らわせて来るのが無性に腹立たしいわ」

 

私がうっかりいきさつを聞きだしてしまったことで

すっかり怒りが蘇ってしまった彼女は

憤然としてそう言いました。

 

実はこのご家庭

晩御飯時に、この種のいざこざが結構あるようで

 

カレンダーに

「〇〇はもう二度とつくらない」

と書き込みされている事

以前にも何度か見たことがあるんです。

 

おそらく

 

旦那さんも娘さんも

この時のイラ立ちは、その場限りのもので

今ではすっかり忘れてしまっている事でしょうが

 

せっかく作った料理を大量に残される虚しさって

本当にやるせないものですよ。

 

こんな事がしばしばあると

お母さんは

ゴハン作りが嫌になって来てしまいます。

 

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料理するモチベーションがなくなると

 

ゴハンのレパートリーがどんどん減り

作り方だって

果てしなく簡素になって行っちゃいますよ。

 

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今日のディナーは振りかけご飯。

 

 

 

 かつて読んだ

フランスの哲学者アランの「幸福論」に

 

不機嫌さをむき出しにしていると

周りの人にまで不機嫌が伝播して

不愉快さや不都合が蔓延してしまうから

そういうのは良くないんだよ

 

というようなことが

書かれていた事を思い出しました。

 

たとえ不愉快な目に遭ったとしても

不機嫌はむやみやたらと発散させるもんじゃないですね。

 

不機嫌が不都合となって

跳ね返ってくるのを防ぐためにも

 

不機嫌はなるべく抑えた方が良いと思いますよ。

 

 

 

 

関連記事のご案内

 

こちらはアランの「幸福論」について。

todawara.hatenablog.com

 

 

 

 

こちらは私の本になります。よろしくお願いいたします。

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台風スウェル

台風スウェル

 

 

 

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小説は売れなくて当たり前のものですから、たとえ出した本が売れなくても、焦らず腐らずぼちぼちやって行きましょう。

たった1冊だけど

 

小説本を出版したんだから

小説家!

 

なんて

言っちゃっていいのかな……。

 

いや、でもやっぱり

 

多少なりとも

(本当にごくごく僅かですが)

それで収入を得ることが出来ているのだから

 

小説家って言っちゃっても

良いんじゃないの!?

 

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などと自問自答しつつ

 

小説家ってなんだろう?

改めて考えてみますと

 

やはり

 

たとえ、あまりお金にならず

それによって生計を立てることが出来ていなくとも

 

「小説を書いて売っていれば小説家」

 

と言って

良いんじゃないかなと思います。

 

 なぜなら

 

実際の所

 小説で生計が成り立っている

なんていうのは本当に

極々一部の人気作家さんだけなのですから

(TOPから50人程度という話ですよ)

 

充分な収入

だの

それによって食べていけている

などという所を条件にしてしまうと

 

ほとんどの作家さんが小説家ではない!

なんて事になってしまいかねません。

 

 

これを絵画に当て嵌めてみましても

 

ゴッホゴーギャン

ほとんど絵が売れていなかったから画家じゃない!

 

なんて、誰も言わないでしょ?

 

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ゴッホ「赤い葡萄畑」


小説家になりたい!

そう思っている方は多いと思いますが

 

どういう小説家になりたいと思っているのか」

 

という

その理想の形は人によって様々かと思います。

 

 

何が何でも筆一本で生計を成り立たせよう

と頑張るのか。

 

楽しくやれる範囲で副業的に

ぼちぼちやっていくのか。

 

 

創作をするにあたって

 

他の人からあれこれアドバイスをされたり、叱咤激励などをしてもらえた方が良い結果が出せる

というタイプの人は

 

出版社からの商業出版という

王道コースも向いていると思うのですが

 

好きな事を好きなように

自分のペースでやれたら良い

という

私の様なタイプでも

 

kindleダイレクトパブリッシング

の登場により

 

出版や販売が

個人の力で

自由に出来るようになった!

 

そのおかげで

 

ガムシャラに必死にならなくても

のんびりやっていけるという道が拓けたのは

 

本当に良い時代に生まれ合わせたなあと思います。

 

 

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kindleにゃんこさん

 

 

ただ

 

予備知識として知ってはいたものの

 今、我が事として

つくづく実感しているのは

 

 小説って本当に売れない!

 

という事ですねえ……。

 

まあ私の場合は、完全に無名の存在ですので

 

売れなくても

当然っちゃあ当然なのですが

 

ネット上で出版関係の方々が書かれている記事を見ましても

紙の本、電子書籍を問わず

 

小説って本当に

売れていないんだそうです。

 

ですから

これから小説本を出そうとお考えの方は

 

その辺の所は(稼げるかも~とか)

あんまり期待しない方が良いですよ。

 

 

世間では

出版不況と言われるようになってから

かなり久しい年月が経っております。

 

けれども

 

小説本が売れない

というのは別に

出版不況のせいというわけではなく

 

小説というものが本来的に持っている性質上

 

「もともと

そう簡単に

売れるようなものではないのだ」

 

私はそう思っています。

 

 

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これが

読めばすぐに役立ってくれる実用書ですとか

サクッと手軽に読めて楽しい漫画でしたら

格段に売れやすいだろう

とは思いますが

 

こと小説に関しますと

特に何かの役に立つわけでもないし

読むのにだって

結構、気合や時間が要りますからねえ。

 

受け手がかなり

能動的にならなければならない

 

という点で

小説を受け入れてもらうというのは

音楽絵画を受け入れてもらうよりも

一層難しい事の様な気がします。

 

そしてさらに現代作家にとって厳しい事には

今の時代古書店に行けば

 

過去に出版された名作や名著

いくらでも安く手に入れられるようになっています。

 

kindleでだって

著作権切れの過去の名作が青空文庫とかになっていて

無料でダウンロードできてしまえる。

 

歴史上の錚々たる文豪達の名作小説

100円とか無料なんかで

売られちゃっているんです。

 

そんな所に無名の新人

それ以上の値段をつけて立ち向かっていくわけですから

 

普通に考えてみても

そうとう苦しいものがありますよね。

 

 

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ですから

電子書籍にせよ紙の本にせよ

 

小説家になり

筆一本で食べていく

というのは

そうとうハードルが高いと思いますよ。

 

きっと

超ベストセラーを何作も連発して

不動の大家にでもならなくては無理だと思います。

 

でもそれは

今に始まったわけではなく

昔っから、ずーっと同じ事。

 

小説って本来的に

なかなか売れないもの

なんです。

 

むしろ

売れている小説は

例外的存在。

 

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売れている小説はアッパレな存在です。

 

 

ですから

 

本を出したものの

思ったほど売れない……。

とお嘆きのみなさま

 

気にしなくても大丈夫です!

 

小説は

売れないのが普通

なんですから!!

 

 

 そりゃあ

「ベストセラー作家になって筆一本で食べて行けるようになる」

なんていうのは理想かもしれません。

 

また、そういう大志を胸に抱くことは

モチベーション維持の一助となる面もあるかとは思います。

 

けれど

 

最初から生活のすべてをこれに賭ける勢いで

あまり必死になり過ぎると

 

却って、色々な所から足元を見られて

肉体的、精神的、金銭的に餌食にされたり

パワハラ被害に遭ったりと

不当な扱いを受けやすくなってしまいますよ。

 

 

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そうなると

肝心の創作意欲が消耗させられてしまう危険性も大なので

 

やっぱり

ライフライン

別の所に確保しておいた方が良いと思います。

 

 

そもそも

歴史上のベストセラー作家である

紫式部だって兼好法師だって

原稿料や印税で食べていたわけではないんです。

 

江戸時代の戯作者たちだって

ほとんどは

武士や商人と言う本業を持っています。

 

文筆一本、それだけで食べていけるような人

な存在だというのは

今に始まった事ではなく

昔からずーっとそうだったんです。

 

 

 

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本が売れる売れないというのは

作者の知名度が低い場合などは特に

作品の良し悪し以前に

 

まずは

「いかにその存在を知ってもらうか」

 にかかっていると思います。

 

そもそも、ほとんど読まれていない場合

売れていないのは内容云々のせいというよりも

認知度不足のためという可能性の方が、ずっと高いです。

 

(それ以外には、もしかすると

表紙やタイトルがいま一つパッとしない

ですとか

価格設定が異常に強気すぎる

などという問題はあるかも知れませんが)

 

ですから

 

新人作家さんが、ろくに宣伝もしてもらえない上に

出版後一週間やそこらで

「売れない」

なんて一方的に見切られてしまい

 

「もう次は無いから」

なんて言われてしまう商業出版の世界には

 

私は、どうしても

疑問を感じざるを得ないんですよね。

 

小説って


作者が元々ある程度の有名人

っていう場合以外には
そんなにいきなり売れるものではないと思うんですよ。

 

それに

これは小説に限らず

芸術作品全般に言える事だと思いますが

 

その作品が

売れるから「良い」「優れている」

売れないから「駄目」

ということでは

決してなかったりもします。

 

ですから

 

出した本が思ったより売れないで

「こんなはずでは……」

と落ち込んでいる作家さんが

今、もし、これを読んでおられるとしたなら

 

 

落ち込まなくても大丈夫!

普通そう簡単に売れるものじゃないから。

 

ブログとかで地道に

自分なりの宣伝活動を頑張りましょう!

 

とお伝えしたいです。

(ほとんど、自分に向けて言ってるような気がしないでもないですが……)

 

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そしてまた

 

商業出版からデビューされた作家さんで

もしも、今置かれたフィールドが

「思ってたのと何か違う……」

と感じている方がいらっしゃるとしたら

 

筆を折ってしまう事を考える前に

 

今はkindleで自主出版という道もあるよ!

という事をお伝えしておきたいです。

 

kindle本であれば

絶版なんてことは無いので

心に育てている大長編のシリーズものだって

好きなだけ書き継いでいく事ができますし

 

売れた分、読まれた分だけの印税は

それなりに入ってきます。

 

出版社に見込まれて商業出版をされたほどの作家さんだったら

小説投稿サイトなどに作品を無料で発表するよりも

(それって何だか勿体ない気がします)

こちらの方がずっと良いと思いますよ。

 

 

おそらく

 

これから先の時代は 出版もますますシビアになり

 

紙の出版は

有名人だとか話題性がある人などが手掛けた

確実に売れる本だけに絞られていくんじゃないかなと思います。

(紙の出版にはコストがかかりますからねえ)

 

その一方で

作り手自身による自主出版(特にコストと手間のかからない電子出版)はどんどん増え

書き手の裾野が広がっていく事でしょう。

 

将来的には

 

自主出版でベストセラーを出した作家を

出版社がスカウトして紙の出版物にする

 

という形になって行くんじゃないでしょうか。

 

(とはいえ、自主出版でベストセラーを出せるほどの作家だったら、紙の出版も自前でやった方が得なんじゃないの?と、私は思いますが)

 

今は出版とか作家というもののあり方が、従来の形とは大きく変化していく

というか

変化せざるを得なくなっている

大きな転換期なんじゃないかなと、私は思っています。

 

 

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こちらは関連記事です。

 

 

kindle出版の方法などを簡単にまとめてあります。

todawara.hatenablog.com

 

なんと紙の本まで、kindleで気軽に出せるようになってしまいました。

todawara.hatenablog.com

 

 小説は確かに売れにくいですが、決して「オワコン」なんかじゃありません。

todawara.hatenablog.com

 

 

ブログで小説を宣伝するとしても、一体どれだけのアクセスが必要なんでしょう? 

todawara.hatenablog.com

 

 小説本をkindle出版してから色々と気づいた事があります。

todawara.hatenablog.com

 

 売れにくい長編小説を売るためには戦略が必要。

todawara.hatenablog.com

 

 

 

 

こちらは私の本になります。よろしくお願いいたします。

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台風スウェル

台風スウェル

 

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ブラジル国民を恐怖に陥れた吸血UFO襲来事件(1977年&1981年)のこと。

以前

1986年に日航機がアラスカ上空でUFOに遭遇した事件の記事を書いた時に

 

「UFOの目撃情報は多いけれど、

実際に宇宙人が襲撃してきたという話はあまり聞かないので、

おそらくUFOというのは、

未来から過去に観光に来た地球人なのではないか」

 

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という私見を述べたのですが

 

その後色々調べてみると

UFOから襲撃されたっていう事件

結構いっぱい

ありました!!!

(゜_゜:))))

 

 

そこで今回は

私が特に

恐ろしい!!!

と思った

 

ブラジル吸血UFO襲来事件

をご紹介いたします。

 

 

ブラジルという国は、なぜか

吸血UFOに狙われてしまっているようで

長年にわたり

しょっちゅう襲来されているんですよ。

 

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まずは

1946年のこと

 

サンパウロ州にあるアラサリガマという町で

農夫をしているジョン・プレステス・フィリオさん

何気なく窓を閉めようとしたところ

 

いきなり

外から何かに強い光線を浴びせかけられ

彼は気絶してしまいました。

 

ほどなくして意識を取り戻した彼は

慌てて妹の家に駆けこんだのですが

 

その間中

彼の体はズルズルと溶け始めていて

肉は骨から崩れ落ち

 

そんな状態でありながらも

不思議と

全く苦しむことはないままに

 

6時間後には死んでしまった

という事件がありました……。

 

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そしてそれから31年後

 

 コラレス島吸血UFO襲撃事件

という、信じられないほどの恐ろしい事態が起こります。

それはどんな事態かと言いますと────

 

まずは

1977年

ブラジル北部パラー州にあるデルタ地帯コラレス

 

数十、数百にものぼる

未確認飛行物体の目撃情報がありました。

 

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UFOは円柱状、球形、魚みたいな形など、様々な形状をしていて

 

しばしば海から現れたり、海に潜ったりするところも目撃されていたようです。

 

低空で飛行しているUFOから放たれる

青白い光線を浴びてしまうと

 

人々は体が麻痺したように動けなくなり

めまい震えがおきたり

 

血が抜かれているような感覚がした後に

小さな複数の穴状の傷を負ったりしたといいます。

 

 

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「うわぁぁぁ、血が抜かれている!!!」

 

そのため、人々はこの物体に

 

ポルトガル語「吸う」という意味を持つ

「チュパチュパ」

というニックネームを付けました。

 

 

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ちなみに南米で吸血怪物チュパカブラが初目撃されたのは、ずっと後年の1995年になります。

 

 

 この時、被害者を診察した医師は、その症状について

放射線障害に似ている」

と言っていたそうです。

 

人々が恐怖のあまり、パニック状態に陥ってしまったため

市長は空軍に助けを求めました。

 

こうして

ブラジル空軍による介入作戦

「オペラサオ・プラート」

(円盤作戦)が開始され

 

それは翌1978年まで続いたという話です。

 

 

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その甲斐あってか

UFO目撃情報は次第に減少していき

 

コラレスの街はようやく

平和を取り戻したのでした────

 

──── ところが!

 

吸血UFOの恐怖は

 

このまま終わってはくれなかったのです。

 

 

 1981年 

 

事件はまたしてもパラー州で起こってしまいました。

 

アマゾン川の河口南岸にある町べレン

 

ここに住む少女オーロラ・フェルナンデスさん

洗濯物を取り込もうと庭に出た所

 

突如

光り輝く物体から光線を浴びせかけられ

意識を失ってしまいました。

 

彼女がようやく意識を取り戻した時

その右胸には

血を吸われたと思われる

ボツボツとした傷跡が残っていました。

 

 

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そしてそれからしばらくの間

 

この町では

人間や家畜の間で

同様の被害が

続出しはじめたのです!

 

 

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「モォォォォーッ!(血が抜かれるー!)」

 

 

その後

 

マラニョン州の州都サン・ルイスでも

謎の怪光線による襲撃事件が起きたのですが

 

幸いなことに

ここまでは死者が出る事はありませんでした。

 

 

だが

しかし!!

 

 

同年10月

 

べレンから500キロ離れたパルナマラの町で

ついに死者が出てしまったのです!

 

鹿狩りのために森に出ていた

猟師のボーロさん

 

突如目の前に現れたUFOから

怪光線を浴び

 

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体内の血を全て吸い取られ

 

蝋のようになって

死んでしまったのでした。

 

その後も

吸血UFOの襲撃事件はひき続き発生し

 

ブラジル国民を恐怖に陥れました。

 

 

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いや~~~

恐ろしい話ですね。

 

それにしても

ちょっと疑問に思ってしまうのは

 

コラレス島の吸血UFO襲来事件の時には

オペラサオ・プラート(円盤作戦)がとられたというのに

 

その後の吸血UFO襲来事件の際に

軍が出動したという話が見えない点です。

 

軍は出動しなかったのでしょうか?

 

それとも

 

出動していたけれども、私の見た資料には書かれていなかっただけ、という事なんでしょうかね……?

 

ところで

 

コラレス島の事件から20年

その後の事件から16年が経過した後

 

1997年

 

オペラサオ・プラート作戦に加わった

ホランダ・リマ大尉

 

研究者に当時の作戦の内容を詳しく話して聞かせたのですが

 

それから3か月もたたないうちに

彼は首を吊って死んでしまったのです。

 

 

彼が話した内容は

特に秘密を暴露するようなものではなかったらしいのですが

 

「ブラジル空軍がこの事件に関するファイルを公開する事を渋っている」

という噂があったりして

 

彼の死については

口封じの意味合いがあるのでは?

などという憶測も囁かれていたそうです。

 

 

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以上

 

ご紹介した

ブラジルの吸血UFO襲来事件

ですが

 

1977年

コラレス島UFO事件については

 

日経ナショナルジオグラフィック社刊の

「絶対に明かされない世界の未解決ファイル99」

という本の他

 

ネットでもこの件について書いてある記事が

いくつか見られるのですが

 

1946年

サンパウロ州の農夫が怪光線で溶けてしまった話

および

1981年

アマゾン川流域の町に次々と吸血UFOが現れた話

 

この2件に関しては

 

ポプラ社

「ほんとうにあった!?世界の超ミステリー① UFOと宇宙人の謎」

(監修 並木伸一郎)

を参照させていただいたのですが

 

その情報を補完すべくネット上を調べてみた所

 

現時点におきましては

日本のネット上では

あまり多くの情報を得ることが出来ませんでした。

 

しかし

 

実際のところブラジルでは

この件を含めて

 

70年代~80年代にかけて

アマゾン川流域の町に

吸血UFOが現れた!

 

というのは

非常に有名な話らしく

 

ベレン近郊には

それにちなんだ観光スポット

お土産屋さんなんかもあるようですよ。

 

 さて

 

ブラジルUFO関連をネットで調べていましたところ

 

2010年

AFP通信のネットニュースに

こんな記事がありました。

 

-------

 

2010年8月10日

 

ブラジル政府は軍用機と民間機のパイロットおよび航空管制官に向けて

「UFOを目撃した場合、写真や動画などの証拠物件と共にブラジリアの航空宇宙防衛司令部へ報告すること」

という政令を出した。

 

証拠物件は、リオデジャネイロにある空軍の歴史文書保管施設に保管され

一般人が自由に閲覧できるようにするとのこと。

 

軍の航空管制官が地元の新聞に語るところによると

過去には大臣や大統領からの目撃談も寄せられているらしい。

 

------

 

記事にはサラッと書かれていますけど

 

ブラジルでは過去

 

大臣や大統領までもが

UFOを目撃していたらしいですよ!!

 

それだけたくさんUFOが飛来しているってことなんでしょうか。

 

なんだか凄い話ですよね……。

(゜_゜:))))

 

 

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関連記事のご紹介

 

 

 日航機アラスカ上空UFO遭遇事件について

todawara.hatenablog.com

 

 水産庁開洋丸の2度にわたるUFO遭遇事件について

todawara.hatenablog.com

 

 

 

 

こちらは私の本になります。よろしくお願いいたします。

 

 

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台風スウェル

台風スウェル

 





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ガムを踏んだらラッキー♪というジンクスはあまり見当たりませんが、前向きに捉えれば、幸運がくっ付いてくるかもしれませんよ。

みなさんは外を歩いていて

ガムを踏んづける事

って多いですか?

 

私は少し都会に出て行くと

かなりの頻度でガムを踏んづけてしまいます。

 

ちょっとボンヤリしているせいか

上空から鳥のフンを浴びせかけられてしまう事がほかの人より多く

 

それを用心して上を警戒しながら歩いていると

今度はガムを踏んづけてしまい

靴底がネチャネチャになっている

という有様です。

 

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ビーン!!!!

 

以前、鳥にフンを浴びせかけられることについて記事を書いた時に

ネット上を調べてみたら

 

「鳥にフンを付けられると幸運が来る」

 

という言い伝えがあったので

 

ガムを踏んでしまう事についても

 

同じような

縁起の良い言い伝えがあるに違いない!!

 

そもそも

ガムのあの粘着力をもってすれば

 

幸運を

ベッタンベッタン

強力に引き付けるパワー

 

みたいな言われ方を

 

絶対に

されているはずだ!!

 

そんな風に

意気込んで調べてみたのですが

 

まことに残念ながら

 

ガムを踏むことに関しては

 

その手の言い伝えは

 

ほとんど

見当たりませんでした……。

 

ただ、一つだけ

 

質問箱みたいなところで

ガムを踏んだ人に対して

 

「ガムを踏むと、ポイ捨てした人の運気を吸い寄せるらしいですよ」

 

と答えていた方がいらっしゃいました。

 

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ポイ捨てした人の幸運が

踏んづけた人に移行するんだとしたら

 

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マナー違反の人には

「懲らしめ」みたいな面もあるし

 

踏んづけてしまった人は

「運気が上がってラッキー」になれるし

 

これって

なかなか良いですよね。(^^)

 

 

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出先でガムを踏んづけてしまった場合

 

なんとか靴底からこそげ落とそうと

地面や石にこすりつけてみても

なかなか落ちなくて嫌になりますよね。

 

これは

踏んでしまったら、なるべくすぐに

 

レシートの表面(お買いもの情報が印字されている方)を踏みつけ

3回ほど靴裏に体重をかけ

レシートを剥がすと

 

ペロッと取れるらしいですよ。

 

いつどこでガムを踏むかわからないから

 

レシートは全部捨ててしまわないで

常に何枚か持ち歩いていた方が良いですね!

 

また

それ以外にも

 

ビニールに入ったままのポケットティッシュ

ミシン目が入っている方を下に置いて

それを強く踏みつけ

10メートルくらい歩くと

ガムが取れるらしいですよ。

 

その他にも

 

氷で冷やして固めて取る

とか

油で溶かして取る

という方法があるようです。

 

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ずーっと昔

私がまだ4歳か5歳くらいの時

 

根性のひん曲がったガキンチョに

 

髪の毛にガムを引っ付けられた事がありました。

 

うちの母はガムの取り方を知らなかったので

 

私はガムのついた部分の髪の毛を切られてしまったのですが(涙)

 

サラダ油でも

オリーブオイルでも

ハンドクリームでも

 

油分のあるものだったら

ガムを溶かすことができるそうです。

 

 

その他にもWikipediaには

 

頭髪用のリンス(コンディショナー)や

ムースも良い

 

と書いてありました。

 

リンスで取れるはずだったのに

髪の毛を切る羽目になったなんて……(T_T)

 

 

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ポイ捨てガムって

 

靴底にへばりつくのも嫌だけれども

路上や駅のホームなどにくっ付いて

黒い斑点になったまま同化しまうのも

 

そこを管理する人にとっては

大迷惑ですよね。

 

路上に吐き捨てられ斑点化したガムって

放置しておくと

 

6年間も

消滅しないらしいですよ。

 

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それを除去するには

ガム取り棒とかヘラを使うのが一般的かと思いますが

なんと今は

 

ガム取り専用の機械

なんてものもあるんですよ。

 

かつてガムバスターズという会社が使っていたものは

掃除機みたいな感じの機材

ホースの先から水蒸気と洗剤を噴射して

ガムを溶かして除去していました。

 

その他にも

 

路上に貼り付いたガムを数秒で

粉末にして取り除くという

「ガムワンド」というイギリス生まれの

スタンド型掃除機みたいな機械があります。

 

除去する範囲が広い場合などには

こういった機械を使うのも手かもしれませんね。

 

価格の方は……

まあ、それなりにしますけれど……。

 

 

 

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ガムの主成分

あの噛んで残る部分はガムベースと言い

 

中南米や東南アジアなどに生えている

サポティラの木などの樹脂を煮詰めて作った

天然チクルが主原料になっています。

 

そのほかに

酢酸ビニル樹脂ポリイソプチレンエステルガム炭酸カルシウムなどが使われています。

(ケミカルなイメージに不安になってしまうかもしれませんが、

これらは食べても大丈夫なものです)

 

その上に

味と風味づけのために

砂糖ブドウ糖キシリトールなどの

甘味料や香料などが加えられています。

 

水分が少なく劣化する事がほとんどないため

一部(特保とか)のガムを除いて

賞味期限が無い!

というのが一般的です。

 

 

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ガムとアイスクリームには賞味期限って無いんですよ。

 

 

しかし

私、思うんですけれど

 

 

そもそもガムって

食べ物なんですかね?

 

 

味だけ吸いとって本体は捨てちゃうんだから

「食べてる」

わけじゃ無いですよね。

 

 

食べ物というよりは

お吸い物なのでは……。?

 

 

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とはいえ

 

ガムって

飲み込んでしまっても

別に害はないらしいですよ。

 

ガムベースは体内で消化吸収されないので

そのまま排出されるんだそうです。

 

ちなみに

 

BuzzFeedさんというサイトで実施している

「教えてください:ガムを飲み込んでいますか?」

というアンケートを見てみたら

 

今の時点で30%以上の人が

 

「ほとんど毎回ガムを飲み込む。」

 

と答えていました!!

 

 

逆に

「ガムを飲み込んだことは過去一度も無い。」

と答えた人は

 

13%しかいませんでした!

 

 

結構、みなさん

ガムを飲み込んでるんですねえ……。

 

 

噛み終わったのを包む紙が見つからなかったり

捨てる場所が見当たらなかったりすると

もう、面倒だから

飲んじゃえ!

って思う気持ちはわかります。

 

それにしても

30%以上もの人が

「ほとんど毎回飲み込んでる」というのは……。

 

正直

ちょっと予想外の高さでした。

 

 

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チューインガムの起源

 

西暦300年ごろ

メキシコ南部ユカタン半島

マヤ文明の時代にまで遡るそうです。

 

ここに住む人たちには当時から

サポティラの木の樹液を煮込んで固めたもの(天然チクル)を噛む習慣がありました。

 

この習慣はメキシコ・インディオにも引き継がれ

16世紀にスペインに征服された後は

スペイン系移民の間にも広がっていきました。

 

1860年

かつてメキシコ独立戦争で活躍し、政争の果てにアメリカに亡命していた

メキシコのサンタ・アナ将軍(メキシコ大統領にもなった人)が

 

政権奪取の軍資金稼ぎのために天然チクルの貿易を始めました。

 

将軍は、協力者であるアメリカ人発明家

トーマス・アダムスと共に

これをタイヤの材料にしようとしたのですが

 

これは失敗してしまいます。

 

トーマス・アダムスは天然チクルを

「使えねー!こんなもん捨てちまえ」

一度はそんな風に思ったのでしたが

 

ここでふと

メキシコ人たちがこれを噛んでいた事を思い出したのでした。

 

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「うまいぜアミーゴ!」

 

そういえばサンタ・アナ将軍も

よくこれを噛んでいる……。

 

そればかりか将軍は

これを飴玉大に切って、売ってもいたのです。

 

そこでトーマス・アダムスは

天然チクルに甘味料を加えて売り出したところ

 

これが

爆発的な人気商品となったのでした。

 

この時

「チューイング・ゴム」

(ゴムを噛む)

と名付けられたのが

チューインガムの始まりです。

 

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ガムが日本に入って来たのは

 

1916年(大正5年)のこと。

 

1928年(昭和3年)ごろまでには

日本国内でも

ガムを製造販売する会社がちらほら現れていたのですが

 

当時の日本人には

人前で口をもごもごと口を動かすことに抵抗があったようで

あまり受け入れられませんでした。

 

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「そんなはしたない事、できませんわ」

 

また、当時の日本では

天然チクルが入手しづらかったため

 

酢酸ビニル樹脂がガムベースの主原料として使われていて

噛み心地や味の持続面からいっても

イマイチだったようです。

(酢酸ビニル樹脂は伸びやすい性質なので、風船ガムには必要なんですけどね)

 

 

ガムが本格的に日本人に受け入れられるようになったのは

第二次世界大戦になります。

 

進駐軍によってチョコレートと共にバラまかれ

子供達を中心に愛好家が急増したらしいです。

 

 

1950年代前半貿易自由化によって天然チクルが入手可能になり

こうして

国産の美味しいガム

たくさん作られるようになったのでした。

 

 

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さて

 

ポイ捨てされると厄介至極のガムですが

 

ガムの効用には

眠気覚ましとか脳の活性化とか

素晴らしいものがたくさんあります。

 

なかでも

 

砂糖を使っていないガムを噛むことによる

ガムダイエット

なんていうものもあるそうですよ。

 

間食したくなった時に

お菓子のかわりにガムを噛んで気分を紛らわせると

噛むことによって満福中枢が刺激され

 

そればかりか

 

顔の筋肉が鍛えられ

 

小顔にもなれちゃうんだそうですよ!

 

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※イメージです。

 

また

 

キシリトール入りのガムを噛むことにより

虫歯を予防する事も出来てしまうのですが

 

その時の噛み方には

ちょっと注意がいるらしいです。

 

ガムに甘みが残ったままの状態では逆に歯に悪いそうで

 

味がしなくなっても

10分以上は噛み続けた方が良いらしいですよ。

 

 

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ダイエットにも効果があり

 

虫歯を予防したり集中力を高めたり

脳を活性化させたりと

 

いい所がいっぱいのガムですが

 

噛み終わった後にポイ捨てなんかをすると

 

それを誰かが踏んづけてしまい

 

運気が吸い取られてしまうかも知れないので

 

 

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噛み終わった後のガムは

 

きちんと

紙に包んで

 

ゴミ箱に捨てましょうね。

 

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こちらは私の本になります。よろしくお願いいたします。

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台風スウェル

台風スウェル

 

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年越し蕎麦とかおせち料理とか、縁起にちなんだ伝統料理は子供受けが悪すぎて、年末年始のメニューは頭が痛いですね。

もうすぐ年越しとお正月がやってきますが

晦日からお正月にかけての食事

みなさん、どうされますか?

 

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晦日

 

海老天付きの年越しそばを食べて、炬燵で蜜柑食べながら紅白歌合戦

 

お正月

 

おせち料理お雑煮

という

 

定番コースに決まってる!

 

という方も多いかと思いますが

 

未成年のお子様がいらっしゃるご家庭などでは

これって

 

お子さんに不評だったりしませんか?

(うちの子供には大不評なんです……)

 

 

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「こういう料理は好きじゃなーい!!」



我が家も

かつての年末年始はこのような献立で何の問題もなかったのですが

 

子供がガンガン主張し始める

ティーンエイジャーになってからというもの

 

晦日の年越しそばが冷たいのが嫌だ。

おせち料理は何一つ好きなものが無くて、ただただ苦痛でしかない。

 

などと言われてしまい

 

ところが

一方、からは

 

年越しそばは、温かい掛けそば系より、ざるそば系の方が好きだな~。

正月くらいは、おせち料理が食べたいよ。

 

などと言われ

 

子供と夫との間に挟まって

どうしたらいいんだ~!!

と頭を抱えてしまっています。

 

 

ただでさえ忙しない年末に

こんな事で頭を悩まさなきゃならないんだから

面倒くさいですよね~。

 

面倒くさいから

今年の年越しそばは、うどんに代えて

 

にして

海老天もその中に投入しちゃって

 

年越し鍋焼きうどんにでもしようかなあ

と画策しています。

(旦那さんよりは、だいぶ子供の方に寄ったメニューとなりますが)

 

 

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これなら

大鍋で蕎麦を茹でて、ザルにとって水で締めたりする必要がない分面倒じゃないし

 

使う食器の数も、冷たい蕎麦よりは少なくて済みそうだし。

 

良い感じじゃありませんか?

 

 

年越しそばが「蕎麦」である理由には

「細く長く生きる」という意味と

蕎麦はブツブツ切れやすい所から

「一年の厄災を断ち切る」という意味があるらしいのですが

 

そういう縁起かつぎの面から言えば


うどんには
「太く長く生きる」という意味と
「運を呼ぶ」という意味があるらしいですよ!

 

 

ちなみに

 

うどんの有名どころ(讃岐うどん香川県水沢うどん群馬県稲庭うどん秋田県など)では

「年越しうどん」年明けうどんは結構メジャーだっていう話ですよ!

 

だから

 

年越しうどんにしちゃっても

縁起面でも伝統面でも

 

問題ナッシング!!

 

 

 

一夜明けて元旦からの正月料理なんですが

 

お節料理 …………

 

 

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これがまた

 

子供からの評判が悪いんですよねえ~……

 

かつては用意したお節料理を

正月の3日間くらいかけて食べていたのですが

 

あまりに子供が嫌がるために

近年は元旦だけの食べ物となっています。

 

煮物や紅白なます、栗きんとんあたりは

ずっと手作りしていたんですけれど

 

手作りすると

三人家族にしては、多すぎるくらいに出来てしまうんですよねえ。

 

子供は元々和食が好きじゃない上に

しかも冷たいからイヤと言って食べてくれないし

 

「正月はお節だよね~」なんて言っている夫も

実の所、それほど多く食べてくれるわけではないので

結局はほとんどが余ってしまい

 

仕方が無いから

残りは全部

私が食べることになるんです。

 

正月早々、虚しすぎる!!

 

しかも正月太りまでしてしまうなんて

本当~に嫌!!!

 

ここまで歓迎されていないのなら

もう

お節づくりなんてやめにしたい!

 

 

お節料理って

正月の間、なるべく火を使わないためだとか

正月は主婦ものんびり休むために用意されてるとか言いますけど

 

 

作るのにも手間がかかる上に

うちはお重に詰めないから、食器の数が多くて

洗うのも手間!!

 

全然ノンビリなんかできない上に

正月って

餅を焼くために、何度も何度も食事の席を中座して

コンロの前に立たなきゃならないんだから

火なんか使いまくってますよね。

 

あ~~~

 

考えるだけでも

げんなりしちゃうなあ……

 

 

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今度の正月は

お節料理は

かまぼこ子持ち昆布(数の子と昆布をドッキング)と黒豆くらいを用意して

 

栗きんとん

作ってもどうせあんまり食べてもらえないから

甘露煮のまま出すこととし

 

煮物お雑煮

その役割を兼ねたにして

鍋用しゃぶしゃぶ餅にでもしようかなと思っています。

 

 

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もねぇ……

 

我が家で餅が好きなのって、私一人だけなので

パック餅を買っても、例年かなり余っちゃうんですよねえ……

 

で、無理に一人で食べ

正月太りしてしまうのが嫌!

 

 

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しかし、そうなると

 

晦日、元旦と

立て続けに鍋物になってしまうわけなのですが……

 

 

まあ、いいかぁ~

 

 

だって

 

正月は本来、ノンビリするものですものね。

 

 

ネットを見ていると

「お正月には、いつもよりちょっと豪華な正月鍋」

なんていう記事もちらほらありますし

 

そんなに外れたものでもないみたいですよ。

 

 

冬の寒い時期ですし

 

温かく、美味しく食べられて

そこそこ縁起も担げれば

 

まあ良いんじゃないでしょうか。

 

 

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恵方巻につけられた、あのルール(丸かじりとか)がなんかイヤ。

todawara.hatenablog.com

 

 

ケーキの上の人形細工はマズすぎる。

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こちらは私の本になります。よろしくお願いいたします。

 

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台風スウェル

台風スウェル

 



 

 

 

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タンメンとタンタンメンとワンタンメンって名前が似ているから間違えちゃいそうですよね。

突然ですが

ラーメン屋さんで

タンメンを頼みたいなと思っていたのにワンタン麺を頼んじゃったり

ワンタン麺頼んだつもりが担々麺が出てきてしまった

なんてことありませんか?

 

この三つのラーメン

名前がそっくり過ぎるから

音だけでは間違えてしまいそうになりますよね。

 

そこで今回はこの

三つのラーメンの違いについて

調べてみました。

 

 

トップバッターは

タンメンですが

 

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意外な事に、タンメンって

 

日本生まれなんだそうですよ。

 

中国にも湯麵(タンメン)という言葉はあるのですが

それは温かいスープ(湯)に入った、つゆ蕎麦一般の事を言うらしいです。

 

しかも関東圏の人にとっては

驚愕の事実かと思うのですが

 

タンメンって

実は

全国区の食べ物じゃ

なかったんですよ!?

 

千葉に生まれ、東京で働き

今は神奈川で暮らしている私にとっては

 

タンメンは中華料理系のラーメン屋さんでは

定番中のど定番メニューだと思っていたので

 

 

千葉県民ならだれもが知っている

マックスコーヒー(黄色い缶の甘~いコーヒー)が

県外ではほとんど知られていなかった!

 

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というのと

同じくらいの衝撃を受けてしまいました。

 

 

タンメンというのは

 

どうやら

東京や横浜を中心とした

関東圏のラーメンのようで

 

琵琶湖あたりを境として

西日本ではあんまり見ないものらしいです。

 

(ちなみに岐阜県にも「岐阜タンメン」という、豚ガラベースの美味しそ~うなご当地タンメンがあるようです)

 

なので

タンメンについてあまり馴染みのない地域の方々に

ちょっと説明させていただきますと

 

タンメンというのは

鳥ガラベースのあっさりした塩味スープのラーメンで

そこに、キャベツ、モヤシ、ニラ、人参、キクラゲ、玉ねぎなどのたっぷり野菜と

豚肉のこま切れを一緒に炒めたものが加えられている

というメニューです。

 

炒めた野菜をスープで煮る

という工程がある所が

野菜入り塩ラーメンとは区別される所なんだそうです。

 

タンメンのルーツについては諸説あるそうなのですが

その諸説がネット上ではあまり見当たらなかった中

 

一番有力そうだったのが

横浜の中華料理店

「横浜一品香」起源説です。

 

「横浜一品香」さんのホームページによりますと

 

戦後、満州から引き揚げて来た料理人が

現地の家庭料理の味を再現して作ったタンメンが

横浜の麺文化の一つとなって定着していき

 

それを昭和30年

横浜一品香が野毛でカウンター9席の店としてお客さんに提供し始めた

というのが

ラーメン屋のメニューとしてのタンメンの始まり

という事だそうです。

 

昭和30年というと

 

「クシャミ3回ルル3錠」というテレビコマーシャルが流れ

菅原都々子さんの「月がとっても青いから」がヒットした年でもあります。

 

そう考えると

意外と新しいような感じもしますね。

 

 

 

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さて

お次は

坦々麺(たんたんめん)ですが

 

担々麵の特徴

麺の上にそぼろ状の挽肉が載せられており

ピリッと辛い味付けがされている所です。

 

起源

1841年頃(日本では天保の改革あたり)

中国(清国)四川省にいた

陳包包さという方が考え出したものだそうです。

 

原型は汁無し担々麺に近く

天秤棒に吊るして担ぎ

成都で売り歩いていたんだそうです。

 

担いで売った麵だから

坦々麺なんですね~。

 

今、日本で食べられているような

スープ入りの担々麺を作り出したのは

四川省出身の

陳建民さんです。

 

料理人、陳健太郎さんのお祖父様、陳健一さんのお父様にあたる方で

日本における四川料理の父!!

と呼ばれている方なんですよ。

 

 

陳建民さんが考え出し、日本に定着したネオ中華料理の数々は、あまりに日本人の生活に馴染んでいるから

改めて聞くとビックリしちゃうくらいですよ~。

 

 

まず

 

キャベツを使った

回鍋肉!

(本来はキャベツではなく、蒜苗という葉ニンニクを使うんだそうです。

日本では手に入れにくいから、キャベツになったんですね)

 

そして

 

トマトケチャップを使った

エビチリ!

(今ではもはや、トマトケチャップを使わないエビチリを想像できない位に定着していますが、本来は豆板醤を使うんだそうですよ)

 

それに

 

豚ひき肉と長ネギを使った

麻婆豆腐!

(本場は牛ひき肉と葉ニンニクを使うらしいですよ。)

 

 

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それらのネオ中華料理たちと同じように

 

ラーメン風の担々麺

陳さんによって創作されたのだそうです。

 

陳建民さんは

 

「私の中華料理少しウソある。でもそれ良いウソ。美味しいウソ」

と言われていたそうですが

 

こんな美味しいウソなら大歓迎ですよね。

(#^^#)

 

 

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最後は

ワンタンメンになりますが

 

ワンタンメンは中国だけでなく

香港、シンガポール、マレーシア、タイなどでも

それぞれに特色のあるご当地ワンタンメンがあって

広く食べられている人気のメニューです。

 

これを

日本で始めた元祖

 

昭和21年創業

福岡市博多区にある

博多荘というお店だと言われています。

 

実際に食べに行かれた方のブログを見てみますと

 

あっさりした豚骨スープに極細ストレートの麵

具の詰まったワンタンが美味しそう~!

 

 

ラーメンの具にワンタン

というのは

 

 

やきそばパン

とか

お好み焼きをおかずにご飯を食べる

と同じく

 

炭水化物&炭水化物

なのではありますが

 

 

そんな事は

気にしない!!

 

美味しければ

オッケーだ!!

 

 

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ワンタンメンって

ワンタンのペロペロした食感が良いですよね。

 

ワンタンの皮もラーメンの麵も、ともに小麦粉から作られているのですが

製法が違うために、違う食感が得られるのだそうです。

 

 

横浜に住んでいる私がお勧めする

ワンタンメンが美味しい店と言えば

 

横浜中華街にある

「慶華飯店」というお店の海老ワンタンは美味しかったですよ。

 

横浜中華街に遊びに行かれた際には

オススメしておきます。!(^^)!

 

 

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関連記事のご案内

 

 

横浜名物サンマーメンのご紹介

todawara.hatenablog.com

 

 ビーフシチューとハヤシライスとビーフストロガノフの違い

todawara.hatenablog.com

 

 

 

こちらは私の本になります。よろしくお願いいたします。 

 

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台風スウェル

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