TODAWARABLOG

戸田蕨です。小説書いてます。よろしくお願いします。

2021-01-01から1年間の記事一覧

ジュール・ヴェルヌ「八十日間世界一周」~19世紀のワクワク感が甦る不朽の名作冒険小説!

今回はフランスの作家 ジュール・ヴェルヌ(1828-1906)の冒険小説 「八十日間世界一周」 のご紹介をいたします。 ジュール・ヴェルヌといえば 「海底二万里」 「十五少年漂流記」 といったあたりを少年少女時代に読んで、心躍らせた方も多いのではないでしょ…

スーパー等で売られているお総菜やお弁当は、容器の蓋がパカパカ開いたり外れたりしやすいから、取り扱いには要注意!

スーパーで売られているお惣菜 日頃ありがたく利用させてもらっておりますが これを取り扱う際には ちょっと気を付けておいた方が良い事 があります。 お惣菜が入れられている プラスチックの容器 ありますね これが コンビニの場合でしたら お惣菜やお弁当…

《簡単》ガラケーのマイクロSDに保存していた写真や動画をパソコンに転送する方法。

みなさん ガラケーからスマートフォンに移行した時に ガラケーで撮った写真やムービー ってどうされました? 私は、パソコンの中に転送しようと思いながらも、なんとなく面倒くさくて放置してしまっていたのですが この度、ようやく重い腰を持ち上げて、転送…

「笠に着る」と「嵩に懸かる」の違いを視覚的・感覚的にご説明いたします。

威圧的に、偉そうにしている状態を表す言葉として 「笠に着る」(かさにきる) 「嵩に懸かる」(かさにかかる) と 非常に似かよった二つの言葉があります。 そこで今回は たいへんに混同しやすいこちらの言葉を、なるべくわかりやすく 視覚的にご説明しようと思…

単に袖が長いだけで「萌え袖」呼ばわりはいかがなものでしょう?

近年 長袖の衣服を着用時 若干サイズが大きめで袖が長いため 手の甲が隠れ、指先だけが出ている そんな状態を称し 「萌え袖」 と呼ぶことがあるようです。 つまり、こういう状態。 袖口から指先だけが出ている状態が なんとなく可愛らしく見える。 そこに萌…

汽車ポッポの名曲「チャタヌーガチューチュー」が大好き!!

昔、好きな曲ばかりを集めてカセットテープを作る、ということを良くやっていたんですが そんな中の1本を久しぶりに(20年ぶりくらい)に聴いてみた所 懐かしさと感動のあまり、心の底から打ち震えてしまいました。 自分の好みをピンポイントで押さえるべく選…

「こいねがう」という言葉は「請い願う」「乞い願う」の他に 「希う」「冀う」「庶幾う」とも書きあらわされます。

強くいちずに願うことを意味する 「こいねがう」 という言葉があります。 この言葉 「請い願う」とか 「乞い願う」 と書かれる事が多いですが それ以外にも 「希う」とか「冀う」とか 「庶幾う」なんて書かれ方があるなんて、ご存じでしたか? (私は全く存じ…

吉川英治「江戸三国志」のご紹介〜ローマ王家の宝剣をめぐり正邪が入り乱れる伝奇浪漫小説!

今回は 吉川英治の初期の長編伝奇小説 「江戸三国志」 のご紹介をいたします。 この作品は英治35歳の 1927(昭和2)年10月から 1929(昭和4)年春までの間 報知新聞(当時はスポーツ紙ではなく一般紙だった)に連載され 連載中から映画が作られるほどの 大人気作と…

缶入りトマトソースを使って簡単にできる!ポークビーンズの作り方 ♪

私は、家事の中でも 料理はあんまり好きな方ではないのですが 好きではないがゆえに いかに手抜きをするかという事ばかり考え 味や調理法などにも冒険心などは一切持ちませんから 結果として 意外と失敗する事なく 手早く料理出来てしまっているような気がし…

私の小説が横書きなのは「横書きが好きだから」です。

私は現在 「翼のキッチン」「台風スウェル」と 2冊の長編小説をkindleダイレクトパブリッシング(KDP)から出しているのですが これらの小説は、このブログ記事同様 横書きになっています。 その理由は ─── 「縦書きにする技術が無いんだろー」 「ヤーイ、…

厄介だけれど美しい、庭にはびこる雑草たち。

初夏になり、いよいよ我が家の庭まわりに生えてきている雑草たちも、無視できないほどの茂りっぷりになってきたので そろそろ駆除しはじめないといけないのですが 中には、可憐な花を咲かせているのもちらほらあるので 「花の時期が終わってからにしようかな…

意外!「紅蓮地獄」は炎の地獄じゃなくて、強烈な寒さによる「肌荒れ地獄」!!

「紅蓮」(ぐれん) という言葉を聞いた時 みなさんは、どんなイメージを抱かれますか? この言葉、辞書で引くと 次のように説明されています。 紅蓮 1. まっかなはすの花 2. まっかな色。俗に猛火のたとえ。「──のほのお」 3. (仏教用語)紅蓮地獄。 (引用「角…

バナナの香りがする初夏の花〜カラタネオガタマについて

昨日、近所を自転車で走っていたら 一瞬、ふわりと バナナの甘い香りに包まれました。 カラタネオガタマの花咲く季節がきたようです。 カラタネオガタマ(唐種招霊)は 中国原産で、比較的暖かい所を好む モクレン(マグノリア)科の常緑樹です。 日本に渡来した…

「キサナドゥの伝説」って一体どんな伝説なんでしょう?

私の好きな洋楽のひとつに デイヴ・ディー・グループ (正式名 Dave Dee, Dozy, Beaky, Mick & Tich) というイギリスのバンドによる 「キサナドゥの伝説」(1968年発表) という曲があります。 キサナドゥの伝説 発売日: 2007/05/21 メディア: MP3 ダウンロード…

読売新聞連載小説・中島京子さん「やさしい猫」の感想

我が家は読売新聞を購読しているので 私は毎日、朝夕刊に連載されている小説を読むのが日課になっているのですが 昨日、夕刊で連載されていた 中島京子さんの 「やさしい猫」 が最終回となりました。 いきなり感想言っちゃいますが この小説 すっっっっごく …

現代にも充分通用する健康長寿の秘訣本〜貝原益軒「養生訓」のご紹介

今回は江戸時代の儒学・本草学者であった 貝原益軒(1630-1714)が83歳の時に著した健康長寿の秘訣本 「養生訓」 のご紹介をいたします。 貝原益軒とはどのような人か と言いますと 1630(寛永7)年 福岡藩の祐筆(事務官僚)貝原寛斎の5男坊として生まれました。 …

自転車で走る時、前輪のタイヤが縁石にこすれると転倒するから気を付けて!

常々ボーッと生きているので 私はよく危なっかしい目に遭いがちです。 家の中にいるだけでも 柱にぶつかってタンコブ作るわ 外出すれば お店のガラス戸に激突するわ……。 そんな調子でいるせいか 先日私は 自転車に乗りながら スッ転んでしまいました。(T_T) …

音楽入りカセットテープが欲しい!だがしかし売っていない!手に入れるにはどうすれば良い!?

実家の母の誕生日が近づいてきたので 「プレゼントは何が良い?」 と訊いてみたところ カラオケが趣味の母は 某昭和の大歌手の代表曲の名をあげて 「それの歌とカラオケバージョンが入っているカセットテープが欲しい」 とリクエストしてきました。 「わかっ…

JR横浜駅の構内アナウンスにおける「新川崎」のアクセントについて。

先日、JR横浜駅のホームで電車を待っていましたところ この次にホームに入ってくる予定の電車についてのアナウンスが流れてきました。 「この電車は、次は新川崎に停まります」 このアナウンスに 私は非常な違和感を抱いてしまいました。 この時のアナウン…

自慢話でマウント取られそうな時には、適当に聞き流しておけばOK!

最近よく 「マウント取ってる」 とか 「マウント取られた」 なんて言葉を聞くようになりましたよね。 ようは 「何かを自慢して自分の優位性を思い知らせようとする」とか 「された」っていう話なんですが SNSなどで広く世間に自己アピールする人が増えた…

ソルジェニーツィン「イワン・デニーソヴィチの一日」~悲惨な環境を生き抜くためには「処世術」が何より大事。

今回はロシアの作家 アレクサンドル・ソルジェニーツィン(1918-2008)が 1962年に発表した中編小説 「イワン・デニーソヴィチの一日」 の感想とご紹介を書こうと思います。 現在のロシアがソビエトであった時代─── 1924年から1953年にかけての スターリン独裁…

ブックバンドの思い出〜それ単独で使うよりは、鞄の中で使うと良いらしいです。

若かりし十代の頃 ─── 私は海外ドラマなどで学生たちが良く使っている ブックバンドというものに憧れを抱いておりました。 ブックバンドって なんかオシャレ! いかにも 「キャンパスライフ」 って感じ! (*^^*) なので 大学生になった時 授業が少ない日を選…

猫の採尿のやり方について。

我が家の猫ミータ(10歳オス)は糖尿病持ちなので 定期的に血液検査をし、体調をチェックする必要があります。 という事で 掛かりつけの獣医さんに血液検査をしてもらってきました。 現在、朝と夕方にインシュリン(ランタス)を3単位ずつ注射しているのですが …

昭和の時代にはあちこちに見られた「マーケット」という屋内商店街について。

子供の頃(昭和時代) 最寄りの駅前に 一軒の大きな建物のなかに、小さなお店がいっぱい入っている所 があって 私の母はよくそこで買い物をしていました。 商店街という感じでもないし スーパーマーケットでもないし あの形態って 何と名称されるべきものなん…

湘南で上下ではなく斜めに移動するエレベーターに乗ってきました。

先日 とある建物にてエレベーターに乗りましたところ ドア上に表示された、行く先を表わす矢印に おや…… なんか変だぞ……? と違和感をおぼえました。 良く見てみると、その矢印は 上「↑」ではなくて 斜め上を指している ではありませんか!! な、なんだと〜…

新生活を始める際には、トイレのラバーカップ(スッポン)は絶対に備えておいた方が良い!

春ですね。 大学進学や就職、結婚や転勤などで、これから新生活を始める方も多いことと思います。 生れて初めて実家を出て、 自分の住まいを一から整えて行くのって、ワクワクしますよね。 自分好みのインテリアで統一するぞ~とか 食器も可愛いの揃えちゃう…

けだるく甘くロマンチックな名曲「VAYA CON DIOS」(ヴァィア・コン・ディオス)について。

今日は朝から頭の中で 「♪ Vaya con Dios, my darling……」 という歌が流れ続けています……。 これは 1952年アメリカで ラリー・ラッセル&イネス・ジェームス&バディ・ペッパー の3人によって作られた 「VAYA CON DIOS(ヴァィア・コン・ディオス)」 という歌…

「カロチン」は2000年11月から「カロテン」と呼ばれるようになったんだそうですよ。

最近、栄養素の「カロテン」の表記を見たり聞いたりして 「え、カロチンじゃないの?」 って思った人多いんじゃないでしょうか。 実は今、学校の教科書の表記も 「カロテン」 になっているんですよ。 ある年齢以上の方は 90年代前半に 大塚製薬の「ファイブ…

ジョン・スタインベック「ハツカネズミと人間」の感想とご紹介〜色んな人がいるからこそ人間社会は難しい……。

今回はアメリカの文豪 ジョン・スタインベック(1902-1968)が 1937年に発表した中編小説 「ハツカネズミと人間」 について 感想とご紹介を書かせていただきます。 こちらの作品は1992年に映画化されています。主人公のレニー役はジョン・マルコヴィッチ。 二…

「方」「央」「幸」「勤」……漢字の由来って結構怖い!~学習本「白川静博士の漢字の世界へ」の御紹介

今回は 福井県教育委員会が編集・発行し 平凡社から出版されている 小学生向け漢字解説本 「白川静博士の漢字の世界へ」 という本のご紹介をいたします。 こちらの本は、福井県が誇る偉大なる漢文学者 白川静博士(1910-2006)の 古代漢字研究に基づき 小学校…