2021-01-01から1年間の記事一覧
ヤブガラシ(藪枯らし)という植物 は、一般的には雑草として 忌み嫌われがちではありますが 私は子供のころから この植物を結構好いておりました。 穂先の部分は 赤くて髭がヒュルルッと長くって 赤い龍みたいでカッコ良いし 淡いピンクとオレンジ色の小っち…
今回はアメリカの作家 ウィリアム・サローヤン(1908-1981)の小説 「ヒューマン・コメディ」 の、ご紹介をいたします。 「人間喜劇」というタイトルでも知られているこの中編小説は 1943年 サローヤン35歳の時の作。 郷愁を感じさせる、しみじみと心暖まる物…
料理屋さんで、板前さんやシェフに 「今日はシャコの料理がお勧めですよ!」 と言われたら みなさん、どんなものを思い浮かべますか? まず、普通一般的には 寿司ネタなどに使われているエビみたいなのを思い浮かべるんじゃないかな、と思うのですが 実は シ…
先ほどお昼ご飯の時に レトルトのカルボナーラソースに牛乳を掛けてみたら 意外や意外 なかなか美味しいスープスパゲティ風になりましたので ここにご報告いたします。 そもそも どうしてカルボナーラソースに牛乳なんぞ掛けようと思ったのか───と言いますと…
帰納法と演繹法の違いが良くわからない。 何度説明を読んでみても覚えられないし 覚えてもすぐに忘れてしまう。 そういう方は、結構、多いのではないでしょうか。 そこで今回は 帰納法と演繹法について なるべくわかりやすくご説明をしようと思います。 《帰…
雨の日に 自転車に乗らなければならない時には レインコートが必須ですよね。 というわけで 雨の中、自転車に乗らなければならない時などには 私もレインコートを着ているのですが ──── 毎度毎度、困ってしまうのが レインコートを着て自転車に乗っていると …
時代小説などを読んでいると 時間や方位のあらわし方で 「亥(い)の刻に ──」 とか 「巽(たつみ)の方角に ──」 とか出て来ますけど 資料などで説明を読んだりしても 日常的に使っていないものですから、どうも肌身に実感することができず それは一体、何時ご…
お化粧って やれば結構楽しいものだったりもするんですが これが 「社会人になったら女性はお化粧をすべき」 「化粧をしないのはマナー違反」 とまで言われ、義務みたいにされてしまう事については ちょっとモヤモヤする思いを抱えておられる方も多いのでは…
うぁぁぁぁぁぁぁ~ 良い景色を眺めてスッキリしたーい!! そんな気分になる時って ありますよね。 そんな時には サイクリングや電車旅も良いけれど ドライブなんていかがでしょう? ── ということで今回は 横浜在住20年 ドライブ大好きペーパードライバー(…
私のこのブログは現在(2021年8月頭) 開設してから 2年2か月ほどになります。(現時点での記事数は340くらい) はてなブログにはSNS的な側面もありますので 他のはてなブロガーさん達と活発に交流すれば そちらからのアクセス流入も見込めるようにはなってい…
非常に苦しい事をあらわす 「四苦八苦(しくはっく)」 という言葉があります。 これは本来仏教用語で 人間が生きる上で避けることの出来ない 生(しょう) 生まれてくることによる苦しみ 老(ろう) 老いる事による苦しみ 病(びょう) 病を得る事による苦しみ 死(…
先日、PHP文庫刊の 「忍者の掟〜戦国影の軍団の真実」 (戸部新十郎著) という本を読みました。 著者の戸部新十郎さん(1926-2003)は かつて直木賞候補にもなった事があるという、時代小説の作家さんです。 この本の中には 「忍者とは一体何者なのか?」 「そ…
毎日楽しみに読んでいた朝刊連載小説 角田光代さんの「タラント」が、今日、遂に完結しました。 本当に素晴らしい物語で、読んでいる時には何度も心が震え、終章を読み終えた時には涙が滲んでいました。 この先書籍化されて、より多くの人の元に届けられるべ…
今回は漂泊の俳人 種田山頭火(1882-1940)の、俳句とその人生のご紹介をいたします。 大酒と自堕落に身を持ち崩しながらも 俳句の道に全霊を注ぎ 九州から東北までの日本各地を行乞して歩いた、明治生まれの俳人 種田山頭火 漂泊の俳人であった事から 世間的…
食洗機って便利ですよね。 私も日頃、ものすごく重宝していて これを発明してくれた人にはホント 足を向けて寝られません! という感じなのですが 以前から、すこーしだけ 気になっている事があるんです。 と言いますのも 食洗機で陶器や磁器の食器を洗った…
私は、個人的に 「冷やしカレーって意外と美味しい」 と思っているのですが ここで言う「冷やしカレー」というのは 冷やして食べる事を前提として作られている 料理としてちゃんと確立された 「冷やしカレー」 の事ではなく ただ単に 普通のカレーを 冷蔵庫…
先日 アメリカを代表する文豪 マーク・トウェイン(1835-1910) の短編集を読みましたので 今回は その感想とご紹介を書こうと思います。 「トム・ソーヤーの冒険」(1876年) 「王子と乞食」(1881年) 「ハックルベリー・フィンの冒険」(1885年) などの作品で 今…
グラスから溢れるくらいに なみなみと注がれて 下の方に溜まったお酒。 居酒屋さんや日本料理屋さんなどで、よく出てきますよね。 「盛り切り」から転じた 「もっきり」だとか 「盛りこぼし」 とか 「こぼし酒」 などと呼ばれていますけれど この注ぎ方には…
私の夫はすこし前まで、毎日職場にお弁当を持って行っていたのですが 近ごろは週のほとんどが、自宅でのリモートワークとなったため 最近では、お弁当を作ることがほとんど無くなってしまいました。 そこで私は 先日、ふと思い出したんです。 「お弁当に入れ…
家庭内において 料理を担当している人は 「もう、ご飯づくりをするのはウンザリ!」 そんな風に思うことって 結構多いんじゃないかと思います。 (私なんかしょっちゅうですよぉ〜) 献立を考えるのも 材料の買い出しに行くのも 野菜を洗ったり切ったりして 下…
先日、散歩の途中に よその駐車場の片隅で 薄ピンク色をしたこんな花が 咲いているのを見つけました。 なんとなくニッコウキスゲにも似てるから 「萱草(カンゾウ)の仲間かな?」 と思って ネットで名前を調べてみたのですが なかなか正体が判明せず 「初夏の…
昔の本 ── 特に「論語」や「孟子」などの中国古典を読んでいると 「堯(ぎょう)」「舜(しゅん)」 なんていう ほとんど神様に近いような聖君子の名前がいっぱい出てきますよね。 漢方薬の神様「神農(しんのう)」だとか 中国医学の祖「黄帝」だとか イメージが…
小学生の子供たちって 「生活科」の勉強の一環として、学校でいろんな動植物を育てますよね。 たとえば 3年生だったら モンシロチョウ 大人になってから久しい間 虫に触れることなど無くなっている、ご家族の方の間には 不意打ち的に 学校から何匹もの青虫を…
kindleで本を作ったよ! 渾身の自信作だよ! きっと、たくさんの読者さん達に読んでもらえるぞぉ〜。(わくわく) 絶対そうに違いないっ! 本を出した時って 著者はそんな風に思いますよね。 もちろん 私も思いましたよ。 (^^;) 良い物だったら売れるはず! そ…
猫を飼っていらっしゃる方には 良くおわかり頂けると思いますが 猫さんたちの手って こ〜んなに可愛らしいのに 爪は ほとんど凶器か!ってほどに 鋭いですよね……。 ジャキーーーン!!!!! この爪でカーテンやら家具やらを引っ掻きまくるんですから 家の中…
年齢をざっくりと表す言葉で 「アラ〇〇」 という言い方が広く使われていますが (例「アラサー」「アラフォー」など) 今回はこの言い回しに関して 個人的に感じている違和感や問題点などについて 語らせていただこうと思います。 この言い回しが初めて使われ…
自分が密かに愛好しているものが ある日突然 テレビや新聞などの大メディアに取り上げられ 「今、巷では〇〇が注目され始めてるんですよ~」 「ほほお、これはブームになっちゃいそうですね~」 「これから目が離せませんね!」 などと報道されると 私は、な…
キッチンのシンクに置く 「洗い桶」 野菜を洗ったり、使用後の食器を漬けおきしておいたりする時などに使うものですが 近ごろは、これを 「置かない」という人も 増えているらしいですね。 「洗い桶を置きたくない理由」としては ・食器洗いは食洗機で出来る…
奈良時代の末に編まれた わが国最古の和歌集 「万葉集」 そこにおさめられた4516首もの歌の中には 遥か遠い時代に生きていた人々の 哀歓や息遣いが タイムカプセルの様に封印されています。 (ロマンですねえ~……) 今回は その膨大な歌群の中から私が 「素敵…
1990年にアルバム 「Bellybutton(ベリーバトゥン)」 で衝撃的なデビューを飾り 90年代のビートルズ登場か!? と騒がれた サンフランシスコ出身のお兄ちゃん達。 若かりし日の私は、このバンド JELLYFISH (ジェリー・フィッシュ) が大好きでした。(今でも好…